「反対のことを考える」ケーススタディが、目からウロコだった。

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。

このあいだNewsPicksアカデミアという学びのプログラムで、ゼミを受講しました。合計2日間(6時間ずつ)のゼミで、あっという間でしたが、濃密でした。 テーマは、「最先端のコンテンツ&ブランド戦略」

その時に書いたブログがこちらです。

1日目

NewsPicksアカデミアゼミ 「NETFLIX vs ディズニー」のケーススタディ

2日目

NewsPicksアカデミアゼミ 「最先端のコンテンツ&ブランド戦略」Day2

この時に学んだことはオフレコも多くて、ブログに書けないことも多い。もう少し追加で書きたいなと思うことがあったので、今日は続きです。

反対の立場から考えるケーススタディ

このゼミでいくつかケーススタディをやりました。その内の1つがざっくり言うと、「日本の恋愛小説を、海外展開するには?」というお題でした。

「こういう時は、反対のことを考えると良いよ」と、鳩山先生から目からウロコのアドバイス。

元のお題: 「日本の恋愛小説を、海外展開するには?」

反対の立場で考えるお題: 「海外の恋愛小説を、日本展開するには?」

実際にやってみると、目からウロコの体験でした。反対の立場で考えることで、新たな発見が生まれる。そのまま考えてしまうと、凝り固まったアイデアになってしまうけど、反対で考えてみると、おもしろかったです。

どんなプロセスでケーススタディしていったかを、書き留めていきます。

どの「海外の恋愛小説」を題材にするか?

なるべく元のお題と近い海外の恋愛小説をネットで検索する。

たとえば、海外のAmazonでベストセラーとなっている恋愛小説を検索。

今回たまたま題材となったのが、こちらのベストセラーの恋愛小説。

『It Ends with Us: A Novel』

[Hoover, Colleen]のIt Ends with Us: A Novel (English Edition)

この海外の恋愛小説を、日本展開するには?

この全く知らない恋愛小説を、どうやって日本に展開すればいいか?

これをグループでディスカッションしていきました。

ファクト(事実)を集める

  • そもそも著者って、誰なんだっけ?
  • この本は、なんで海外で売れてるのか?
  • どんなストーリーなのか?

などを調べていきました。

著者は、日本では無名Colleen Hooverさん。

なんと、Amazon.comでは4,000以上のレビューが付いて、★5つ。

Amazon.comより

あらすじを確認してみる。

Lilyという主人公の女性は、育ったメイン州の小さな町から、ボストンに移り、自分のビジネスを始める。そこで出会った脳神経外科医であるRyleと恋に落ちる。そんな中で、初恋の相手であったAtlas が急に現れる。

Amazon.comより

ざっとレビューを見てみると、ストーリーへの共感を生んでいるようです。「勇気づけられた」などのレビューが多い。

分析して、ディスカッション

これを日本で展開するには、どうすればいいか?

まず前提条件として

  • 著者は、日本では無名
  • 表紙と、タイトルが、日本人にはピンと来ない
  • あらすじの設定が、日本人にはピンと来ない

ファンの「種火」を見つける、育てるために、この本のコアファンが日本にいるか?を調査する必要がありそう。

著者のColleen Hooverさんは、色んな賞やアワードも受賞されていて、海外ではベストセラー作家。

この本や、Colleen Hooverさんのコアファンは日本に居るのか?

居れば、そのコアファンをきっかけに、ファンコミュニティを作れないか?

もし、今コアファンがいなければ、献本してインフルエンサーに読んでもらって、ファンになってもらえる人がいるか? 探す必要がある。

翻訳中、本の制作中の段階で、どこまでファンを巻き込んで、種火を育てることができるか。クラウドファンディングを使うなども、方法としてはありそう。

そもそも、ローカライズは必要だよね? という話も出ました。

「タイトルと表紙が、ピンと来ない」と鳩山先生にお話したら、驚かれました。鳩山先生いわく、主人公のLilyが”ユリの花”という意味で、表紙に載っている。それから、そのユリの花が散っていくイラストと「End」という言葉から、ラストシーンをイメージしたそうです。

この話を聞いて、日本と海外の、言語やカルチャーの違いを痛感しました。

「そもそも、この小説は日本展開できるのか?」ということから、考えた方が良いよ、というアドバイスをいただきました。

たとえば主人公の名前を変えたり、出身地を変えたり、日本に向けてのローカライズを考えてみると、簡単なことではない。それであれば、著者が日本に移住して、イチから書き直した方がいいかもしれない。

「反対のことを考える」からこその気づき

今回ケーススタディをするにあたって、反対のこと、反対の立場で考えるからこその気づきがありました。

「日本のベストセラーの恋愛小説を、海外展開する」という元のお題だと、海外展開先のカルチャーも分からない、それから日本でベストセラーであるということでの思い込みも生まれてしまう。

反対のことを考えるというのは、目からウロコの発見でした。

何か考えに煮詰まることがあった時とか、反対のことを考えると良いかもです。

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