会社の役割とは何か?何のために存在するのか?

最近、ビジネス教養について、ゼミで学んでいます。

昨日のゼミのテーマは「会社」でした。

この内容を振り返りつつ、今思うことを書いていきたいなと思います。

コロナで状況も大きく変化するなか、今改めて「会社」というものを考える。

「会社」とは、「セーフティネット」でもあり、「自己実現」の場でもある。

コロナの影響を考えると、「会社」は、お金を稼ぐことや、保障なども含めての「セーフティネット」として機能していると感じる。と同時に、「個」の時代が叫ばれるように、個人としての「自己実現」の機能もある。

1人じゃできないことを会社として実現できる。社会に貢献できる。これが自分の自己実現となる。

そもそも「会社」とは何か?

歴史から紐解くと、そもそも「経済」とは、「差異」から生まれるとのこと。

東(アジア)にあった香辛料などの物を、西(ヨーロッパ)に移動する。この物理的な移動(差異)だったり、価値観の変化(差異)だったり。

この経済の歴史をひもとくと、

世界最古の株式会社である「イギリス東インド会社」が1600年に設立され、お金を集めるための箱としての会社が誕生する。

そこから貿易が生まれ、産業革命、交通革命、生産革命と発展していく。いわゆる機械化による大量生産・大量消費の時代。会社から雇われる労働者としての個人。

そのあと世界大戦後に、冷戦が崩壊して、IT革命が出てくる。ここで、ITにより世界がつながり、個人の力が強まってきた。

会社と個人がタテの関係ではなく、ヨコの関係(フラット)に変化してきている。

ドラッガーの「会社」の定義

ドラッガーの会社(企業)の定義は、こうなっています。

企業は社会的組織であり、 共通の目的に向けた活動を組織化するための道具である

『企業とは何か』より

ドラッカーは、組織を運営するマネジメント層が組織を機能させ、貢献へと導くには次の3つの役割(tasks)を果たさなくてはならないと言います。

  • 1.自らの組織に特有の目的と使命を果たす
  • 2.仕事を生産的なものにし、働く人たちに成果をあげさせる
  • 3.自らが社会に与えるインパクトを処理するとともに、社会的な貢献を行う

企業の目的は何でしょうか。

売上や利益をあげることが会社の第一の目的でしょうか。ドラッカーは企業の目的の定義は一つしかない。それは「顧客を創造すること」だと言います。つまり、顧客の集合体としての市場を創り出すことが企業の目的だと言うのです。

複業(副業)は、成立するのか?

「個」の時代と言われたり、「複業(副業)」が盛り上がってきている。

昨日のディスカッションでおもしろかったのは、「複業は成立するのか?」というお話。

ここで私が切り分けたいなと思ったのが、

  1. 自分の成長のための仕事(無給、ボランティア)
  2. 自分がバリューを出すための仕事(有給)

政府などが盛り上がっているのは、後者の方。

1つの会社では、終身雇用も成立しなくなっている。そんななかで、1つの会社の収入源だけじゃなく、複数の収入源を持つことを推奨し始めている。

ある会社でメインの仕事をしながら、自分がバリューを出すための仕事を複数持つ。「これって、かなり難易度が高くない?」という問いが生まれました。

  • 自分がプロフェッショナルとしてバリューを出せるスキルがあること
  • 短期間とかスポットで関わりながら、バリューを出せること
  • 複数の仕事を、プロジェクトマネジメントできること

これらの条件が揃わないとできないよねという話しになりました。

無給のボランティアベースで、「自分が成長するための仕事」という意味合いでの複業の考え方もある。

私は、こちらの考え方で、複業をしています。

  • お金を得る仕事、成長するための仕事を含めて、ポートフォリオ化して、自己実現をする
  • 成長するための仕事は、人とのつながりの意味もある
  • 成長するための仕事が、お金を得る仕事に発展する

でも、1つの会社で仕事をするのより、難易度としては高いのは、その通りだと思います。

ビジョン、ミッション、バリューが強い会社が、ほんとに良いのか?

昨日の問いでおもしろかったのは、「ビジョン、ミッション、バリューが強い会社が、ほんとに良いのか?」ということ。

個の時代と言われ、大量生産モデルから、パーソナライズモデルで新しい価値を創造することが求められる。

会社は、歯車としての個人ではなく、ひとりひとりの個性を大切にしながら、新しい価値を創造していく。

ここで大切になるのが、会社としてのビジョン、ミッション、バリューと言われています。

ただ、これが強すぎてしまうことでの弊害もあると言います。

  • 市場が大きく変化して、これが成立しなくなるときに、変革が難しくなる?
  • 強すぎると、排他的になってしまうというリスクがある?
  • 強いが、もろい

最近だと、企業ビジョン・理念・スローガンをすべて捨ててフィロソフィー(ありたい姿)一本にしたユーグレナ。

この話題で盛り上がりました。

会社とは何か?

会社は何のために存在するのか?

複業は、成立するのか?

会社と個人の責任は?

などなど。

まだディスカッションしたい問いがいっぱいありました。

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