こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
みなさん、「ジョハリの窓」というのを聞いたことはありますか?
私はコミュニティ運営を半年やってみて、コミュニティにも同じように「4つの窓」があるな、と思って、今日はその話を書きたいと思います。
「ジョハリの窓」
まず、「ジョハリの窓」について。
私は、このあいだ受けたキャリアセミナーで、初めて聞きました。
「ジョハリの窓」とは、1955年にサンフランシスコ州立大学のジョセフ・ルフトとハリー・インガムという2人の心理学者が提唱した、人間関係における自己のあり方を示すフレームワークです。2人の名前から、この名称がつけられました。
自分の性質や能力を、自分自身でわかっている部分とわかっていない部分、他人がわかっている部分とわかっていない部分の組み合わせによって、人間の心には4つの窓があると考え、自己分析をして人間関係を改善する指針にします。
ジョハリの窓の目的は自分と他者との認識のズレをあぶり出したり、より良い人生を歩むために他者の認識を受け入れたり、自己の盲点に気づいていくこと
ジョハリの窓は全部で4つの窓がある
- 「開放の窓」自分も他人も知っている自己
- 「盲点の窓」自分は気がついていないが、他人は知っている自己
- 「秘密の窓」自分は知っているが、他人は気づいていない自己
- 「未知の窓」誰からもまだ知られていない自己
これの使い方としては、グループワークで、自分が自分に思う特徴、それから相手に思う特徴を書き出して、交換し合うというもの。
コミュニティの「4つの窓」
じゃあ、これをコミュニティということで当てはめてみると、どうなるか。
「4つの窓」は、こうなるんじゃないかなと思いました。
コミュニティは、自分ひとりじゃなくて、必ず相手(他者)がいるもの。他者との関わり合いで得られるものが大きくて、それを「4つの窓」で表現しています。
- 「共感の窓」自分も他人も知っている → 共感しあう
- 「発見の窓」自分は知らないが他人は知っている→新しい事を発見する
- 「共有の窓」自分は知っているが他人は知らない →情報を共有する
- 「挑戦の窓」自分も他人も知らない →お互い未知なることに挑戦する
私たちがやっている母親アップデートコミュニティ(HUC)に当てはめてみて、この「4つの窓」があるなと気づいたので、ツイートしてみました。
この「4つの窓」を大切にしていきたいな、と思うので、それぞれについて書いてみます。
「共感の窓」
これ、すごく大切だなー、と改めて思ったんです。
たとえば、今週コミュニティ内で話していたことなんですが、「子育てで里帰り中です。実の母親から古い価値観を押しつけられて、苦しんでます。なにか対処法はありますか?」みたいな投稿がありました。
私も同じような経験があって、めちゃくちゃ気持ち分かると思いました。でも「なにか対処法はあるか?」と聞かれると、これというのは思いつかない。それをそのまま返信してみました。
そしたら、「共感してもらえるだけでうれしい」みたいな反応が返ってきたんですよね。自分が逆の立場だったら、同じように思ったと思う。
コミュニティのメンバーの方には、「自分は何も貢献できていない」と卑下される方がいるのですが、全然そんなことはなくって、この「共感してもらえるだけでうれしい」って、ものすごく大切だなと思っています!
私の場合は、投稿に「いいね」ボタン押してくれるだけでも、飛んで喜びます!(笑)
「発見の窓」
コミュニティメンバーからの「発見」が、ほんとに毎日あって、ありがたいです。
たとえば、私の場合は「教育」とか、めちゃくちゃ疎いんですよね。「オルタナティブ教育」とか「イエナプラン教育」とか、全然わからないって感じで。
それが、こんな教育の情報あるよ、イベントあるよと言ってもらえるだけで、ものすごく「発見」がある!
まだ子供が小さいので、小学校に入ったら、PTAとかどうしよう、と思ってるんですが、「PTAで、こんな改革しました!」なんて情報もいただき、これまた発見!
ほんとに、いつもありがとう。とこの場を借りて、みんなに感謝したい。こんな「発見」があったよ、という感謝を言い合える、そんなコミュニティであることもありがたい。
「共有の窓」
もしかしたら自分では当たり前と思っていることでも、他の人は知らないことかもしれない。「共有」してみると大切だなと感じています。
たとえば、私だったらNewsPicksアカデミアに入ってて、そこのイベントで色んな情報を得て、それを共有してみたり。
たとえ相手が知っていることでも「共感」が生まれるし、知らないことだったら「共有」になるし、結局どちらもOK。
共有するというのは、”ギブ”なのかなーと、ツイートには”ギブ”と書いてみたけど、この場を借りて訂正したい。(笑)
共有することで自分が得られる”喜び”だったり、自分でも新しい”気づき”があったりする。と考えると、”ギブ”という表現は違うなー、やっぱり「共有 = シェア」の方がしっくり来るのかなと。
「挑戦の窓」
そして、さいごに「挑戦」。
お互いの未知なる領域に、いっしょに挑戦していく、ってすばらしい。
一人ではできないことが、コミュニティだったら「挑戦」できる、と思えるし、その「挑戦の窓」が持てるコミュニティでありたいと思う。
まだまだ見えないことが多いけど、見えない未知なる領域に挑戦できるということが、ありがたいこと。
たとえば、「流行語大賞ノミネートを狙いたい」とか「運動会2.0をやりたい」とか「寺子屋(学校)を作りたい」とか、いろんな挑戦があって、ワクワクする。
昨日のブログにも書いたけど、小橋賢児さんが言われているので、好きな言葉があって、
ワクワクとは、自分の枠を外すことで生まれる
まさにこの枠を外すことは、窓を広げていくことなのかな、とブログを書きながら思いました。
このコミュニティの「4つの窓」で、グループワークもできそう!
この 「4つの窓」 の考えを持っておくと、コミュニティへの関わり合いが、”意味あるもの”になると思う。この窓をもっと大切にしたい、広げたいとか意識するのもいいのかな、と思いました!
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