こんにちは、Natsumiです。
昨日は「ダイバーシティ」イベントがありました。
ざっくり言いますと、約100人の企業で働く女性、わずかな数の男性があつまり「ダイバーシティ」について考え、議論するイベント。
この前の記事で、24時間以内にアウトプットする!と宣言していますので、
わすれないうちに、このイベントからの学びをまとめます。
そもそも「ダイバーシティ」って何?
「ダイバーシティ」のとらえ方が、人によって全然ちがうというのは、改めて感じました。
「ダイバーシティ」=「多様性」
これをうまく取り入れれば、長期的にチームの成長、ビジネスの成長がされる。
このレベルであれば認識のズレはありませんし、ほとんどの人がその重要性も、必要性もわかっています。
ズレてくるのは、もう1つ深いレベル感でのところです。
「多様性」があると、チームとしてはコントロールが難しくなるので、
どうチームとして「多様性」を取りいれながら成長していくか? という長期的な視点がもとめられます。
・「多様性」は、性別、国籍、文化など、さまざまである。女性 or 男性だけの話ではない。
・「多様性」をうまく取り入れるために「リーダーシップ」が必要になる。
と話しをすすめているうちに、いろんな方向に話がいってしまうことはありませんか?
何の話をしているかが分からなくなることがあります。
「ダイバーシティ(多様性)」について話すときは、何の話にフォーカスするか?というのを決めるのが、重要ですね。
たとえば、
・「女性活躍推進」の話をするのか?
・「無意識にもっている偏見(バイアス)」の話をするのか?
・「リーダーシップ」の話をするのか?
このときに、必ずその人の「主観」が入ってしまうので、
「客観」的なデータや意見も入れて、話すことも重要と思いました。
女性だけで話しているよりは少数の男性を入れるとか。女性管理職は「7%」とかデータを使うとか。
やっぱり、日本は「女性活躍推進」がおくれている?
日本でダイバーシティの中で良く話されているテーマとして「女性活躍推進」があります。
海外はやっぱり進んでいて、「ダイバーシティ」というと、LGBTとかの話もあって、
日本ってまだ「女性活躍推進」の話をしているの?なんて、ツッコミが入ります。
じゃあ、実際どうなのでしょうか?
「女性管理職比率」ランキングをしらべてみました。
・調査機関:国際会計事務所グラントソントン
・調査概要:世界の企業トップ 5,526人へインタビュー。2016年 6-12月に調査。
【ランキング(トップ)】
1位 ロシア 47%
2位 インドネシア 46%
3位 エストニア 40%
4位 ポーランド 40%
5位 フィリピン 40%
【ランキング (ワースト)】
1位 日本 7%
2位 アルゼンチン 15%
3位 インド 17%
4位 ドイツ 18%
5位 ブラジル 19%
日本は圧倒的に低い、ワーストですね。
先日、勝間和代さんがおっしゃっていたことは、この「女性活躍」がおくれている原因は、
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・女性は「自信過少」
・男性は「自信過剰」
というのが大きい、とのこと。
リーダーになりたいと手をあげる女性が少ないのも、
評価面接では女性はひかえめになる傾向があり、給与格差が男女間でうまれることも、
この女性が「自信過少」であるのが1つの原因というのは、”目からうろこ” でした。
今読んでいる『WORK DESIGN(ワークデザイン)』という本に、
私たちが無意識にもっている偏見(バイアス)と、それを変えるための行動デザインについて、書かれています。
この本はとても奥深いので、読みおわったらブログに書きます。
先日勝間さんに、直接アドバイスいただく機会がありました。すごくありがたいです!
私からの質問「自社に女性管理職がすくない、ロールモデルがいないのですが、どうすればいいでしょうか?」
勝間さん「サポーターを見つけること。女性を引き上げたいと思ってくれているリーダーがベスト。」
勝間さん「あとは、自分がロールモデルになることね。」
DeNA創業者の南場智子さんと、勝間さんはマッキンゼー時代に、同じ男性リーダーのもとで働いていたとか。
このような「女性とうまくできる男性社員」はビジネス的にも成功をおさめる。
この成功例がもっとでてくると良いですね。
自分に何ができるか?小さな一歩からはじめよう。
とにかく「ダイバーシティ」は奥深いテーマで、人によってとらえ方がちがいますよね。
とりあえず小さな一歩でも自分でできることを始めるのが、いいかなと思っています。
イベントで自分なりの決意表明として、2つのことを言ってみました。
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1. 自分がロールモデルになる!
何かを変えたいと思ったら、自分が変わること。
女性は「自信過小」ということに気づいたので、このままではいけないと思い、勇気をもって言ってみました。
自分がロールモデルになれるよう、このブログもその記録としてつづけていきます!
2. コミュニティでボトムアップしていく!
自分の”想い”を信じて、少しずつ輪を広げていきたい。
その他にイベントで学んだこと
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1. 自分の信じていること、好きなことをやる
2. フィードバックをあげる、もらう
3. フィードバックは新鮮なうちに (たとえば、イベント後すぐにフィードバックする)
4. メンターを見つける
また「ダイバーシティ」と直接関係ありませんが、すごく良いアドバイスをいただきました。
こういったイベントで会った人にお礼メールをするときは、必ずひと言入れよう!
たとえば、
・XXさんの「XXX」とおっしゃっていたこと、とても良かったです。
・XXさんの赤い靴、とてもステキでした。
とか何でもよいけど、その人についての「ひと言」入れること。
これだけで相手にあたえる印象が、まったくちがってきますよね。
良いアドバイスいただきました。さっそく実践してみます!
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