こんにちは、Natsumiです。
昨日はコミュニティマーケティングのためのコミュニティ(CMC)のイベントに初参加しました。
約100人以上が集まり、かなり熱いイベントでした!
最近は、オンラインサロンなどの“コミュニティ”が、かなり盛り上がっており、ニュースでもよく目にします。
たとえば、“よなよなビール”のヤッホーさんは、コミュニティ作りで有名です。
SNSと野外のイベントを融合し、2018年のイベントでは約5,000人が参加しています。
この取りくみが評価され、先日”コトラーアワード”を受賞したことが、ニュースになっていました。
私は、ITベンダーのB2Bマーケターとして、自社製品のユーザーコミュニティを企画・運営しています。
・なぜコミュニティが重要か?(ベンダーの立場から)
1) お客さまとの長期的な関係がきずける
2) お客さま同士の関係ができることで、活用事例も増えブランドロイヤリティがたかまる
3) お客さまのフィードバックを、自社製品の開発に活かし品質・サービス向上できる
・コミュニティマーケティング成功の鍵は、ファーストピン。
コミュニティをボーリングに例えると、ファーストピンが重要。
ファーストピンがうまく当たると、他のピンが倒れていく。
ファーストピン=”リーダー”
そしてリーダーをささえる”フォロワー”も重要である。
ファーストピンと、フォロワーは2人以上で、
合計で3人以上いないとコミュニティがなりたたない、とのこと。
今回のイベントでは「どうやってファーストピン、フォロワーを見つけるか?」について、
こちらの3つのポイントを学びました。
1. “想い”から”共感”をうむ!
2. “自分ごと”にしてもらう!
3. 一本釣りしよう!
こちらの3つを、簡単にまとめてみます。
どうやってファーストピン、フォロワーを見つけるか?
1. “想い”から共感をうむ!
さまざまなコミュニティのファーストピンとして活躍されている人のお話が聞けました。
共通しているのは、“想い”があること。
それがまわりの共感をうみ、2番手、3番手のフォロワーが増えていく。
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たとえば、クラウド会計ソフト”freee”のコミュニティ。
コミュニティオーナーfreeeの“想い” = 会社としてのビジョン “マジで価値あることをめざす”
↓
その“想い”に共感したファーストピンが、コミュニティのリーダーになる、 “マジ価値meetup”がコミュニティ名に!
↓
ファーストピンが“想い”を伝え、フォロワーが増えていく
↓
コミュニティ参加者全員で”想い”を共有する (製品のいいところや、活用事例など)
↓
フォロワーがさらに増えていく
まさにファーストピンから、フォロワー2番手、3番手がふえていった例ですね!
2. “自分ごと”にしてもらう!
コミュニティは作るものではなく、作られていくもの。
いかに参加者に“自分ごと”にしてもらう、かが重要になります。
そのために参加者に“アウトプット”してもらう、そのための環境づくりのヒントがありました。
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・オフラインのイベント
オンラインでの交流だけではなく、オフラインイベントなどで直接コミュニケーションすることが重要。
やっぱりFace to Faceでコミュニケーションするのはいいですよね。
今回がオフラインのイベントで、いろんな方と直接お会いしてお話できたのがとてもうれしかったです。
・1対Nではなく、N対N
共同作業をする、同じものをつくり上げていく、この感覚を全員がもてること。
たとえば、今回のイベントでも「Twitterでつぶやいて、皆で盛り上げよう!」となって、
1,000以上のツイートがありました!
3. 一本釣りしよう!
先ほどのfreeeコミュニティのファーストピンである、矢野さんの例です。
矢野さん自身が、freeeのファン。
どれくらいファンかというと、富士山や、シンガポールのマーライオンにfreeeのペットボトルを持って記念撮影している!
ベンダーの立場からすると、こういうファンがいるとすごいうれしいですね。
それをSNSなどで発信していたところ、ファーストピン=リーダーとして、お声がかかったとのこと。
ファーストピンだけではなく、フォロワーをどう増やすか?という点でも、
“想い”に共感してくれそうな人を”一本釣り”して、お声がけしていく、
どんどん役割を持ってもらい、共犯者にしていくことが重要ですね。
自社のユーザーコミュニティだけではなくて、女性社員のコミュニティもやっているのですが、
まだあまりうまくいっていません。
まだ”想い”が足りないので、今回いただいたヒントをいかしていきます!
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