こんにちは、Natsumiです。
みなさんは、「Women Will」というプロジェクトを聞いたことはありますでしょうか?
Googleがはじめた女性の働きかたを変えるためのプロジェクトです。
Women Will のウェブサイトより:
日本人女性の 3 人に 2 人は出産のタイミングで退職しています。
Women will では 1,000 社のパートナー企業と協力し、多様性のある職場環境を実現するための
働き方改革をサポートしています。この取り組みには、これまでに 30 万人を超える女性と
100 万人以上の社員の方々にご参加いただいています。
「Work Smart, Live Happy(スマートに働き、幸せに生きよう」が目標。
このWomen willの立ち上げをされたのが、
Googleのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)である、岩村 水樹さんです。
・ワーキングマザーとしてのご自身の経験
・Women willでどう改革をすすめてきたか?
・チームでの「働き方改革」
・テクノロジーをつかった「働き方改革」
・Google式のワーク・スマート
がまとめられた本を読みました。
ワーク・スマートとは
時間や場所にとらわれず、創造性のたかい仕事に集中できる、柔軟で効率的な働きかた。
職場環境として、ワーク・スマートをゆるされない場合もまだ多いのが現状です。
退社してしまったり、キャリアをそこであきらめてしまう女性が多い。
それが、日本企業の女性役員比率が1.1%という、ものすごく低い数字にあらわれています。
ワーキングマザーとして、ひとり「働き方改革=ワーク・スマート」
わたし自身も、育休前は長時間労働や残業が当たりまえの生活でした。
職場で「女性」であることを、意識したこともあまりないです。
どちらかというと、「長く働くことがいい」「がんばっているね」みたいな雰囲気もありました。
ある意味、それに酔っていたのかもしれません。
「がんばっている」自分がいいみたいな感じでしょうか。
育休後は、「育児も仕事もきちんとこなさなければならない」というプレッシャーを感じていました。
育児が終わったら、夜自宅で仕事、おそくまで仕事をするという毎日。
育児があるから仕事ができていないと思われたくない!逆もあって、仕事があるから育児ができていないと思われたくない!
そんな感じで、意地になっていたのかもしれません。
休み明けの3か月で、体調をくずしてしまいました。
そこで「いかに短い時間で成果をあげていくか?」を考え、
ひとり「働き方改革=ワーク・スマート」に取りくむことにしました。
これまでに実施してきた「ワーク・スマート」の6つのポイントについて、お話します。
1) 育児も仕事も、完ぺきをめざさない
→ 保育園を延長して夕食もお願いする、というのを悪いことと思わない。
→ 夕食は毎日作らなくてもいい。外食や、お惣菜を買うなどもあり。
→ 家に帰ってから仕事は、よっぽどのことが無い限りしない。
→ 17時までに仕事を終わらせるよう、業務をコントロールする
→ 17時以降は、スケジュールブロックし、会議を基本いれない。
→ フレックスタイムを使う。(出社・退社時間を調整する)
2) 仕事を速くする方法は、つねに模索する
→ いろいろな本を読み、うまくいっている人の話を聞く。素直に取りいれてみる。
→ 仕事で「やらないこと」を決める。
→ メールは1通につき1回しか見ない。すぐに返信する。文面は極力みじかく。
→ 自動化できるところは、自動化する。(たとえば、Excelのマクロなど)
3) 時短テクを使う
→ スーパーは極力行かない。食材宅配サービス(オイシックス、コープデリ)をつかう。
→ 夕食に「時短ミールキット」をつかう。
→ 洗濯は干さない。乾燥まで洗濯機にまかせる。
→ ルンバとブラーバ(水拭き)に、掃除をまかせる。
→ 食洗機に、皿洗いをまかせる。
4) 周りのサポートをえる
→ 夫とはお互い働いているので対等な立場。毎日保育園の送りを夫が担当。お迎えをお願いすることもあり。
→ 親に迎えに行ってもらう。病気で保育園に行けないときはみてもらう。
→ 病児保育サービスをつかう。
→ そのほか、ファミリーサポート、ベビーシッターなどもあり。
5) テクノロジーをつかう
→ 在宅勤務をする。(週1-2回)
→ リモート会議をする。
→ クラウドをつかう。(PCをオフィス用、自宅用に2台持ち)
→ いつでもどこでも、メールチェックできる。(スマホでも)
6) スキマ時間をつかう
→ 早起きして、朝の時間を勉強にあてる。仕事にあてる。
→ 通勤時間を、勉強にあてる。
このWomen willのような活動が、日本の女性の働き方を改革し、
もっと女性が活躍する社会をつくる後押しになると信じています。
私も、いま自分がやっているワーク・スマートを、さらに改善してひろめていきたいですね。
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