こんにちは、Natsumiです。
先日、自社で「グローバル企業で生き抜くための5つの秘訣」を紹介するセミナーを開催しました。
その内容の一部を公開します。
本セミナーの講師は、私の外国人上司でした。
ITのグローバル企業やコンサル企業で、グローバル、日本向けのマーケティングで20年以上のキャリアを積んでいます。
グローバル企業と言うと、2パターンあります。
・外資系企業 : 海外に本社があり、日本などのグローバルでサービス展開している
・日系企業 : 日本に本社があり、グローバルでサービス展開している
今回の話は、どちらのパターンにも活用できる内容かと思います。
マッキンゼーのレポートによると、2030年までにグローバルにまたいで働く人が35億人になるとのこと。
同レポートからのコメントを引用します。
New type of global worker will need new skills, attitudes & behaviors to work successfully across cultures.
McKinsey Global Institute Report, 2017
日本語訳:
新しいタイプのグローバルワーカーは、文化を越えてうまく働くための新しいスキル、態度、行動が必要になります。
ポイントとしては、スキル、行動だけではなく、態度が重要になってくるということ。
グローバル企業で生き抜くための5つの秘訣
1. 効果的な異文化コミュニケーションをする
2. 信頼関係を築く
3. 遠隔にいる同僚とコラボレーションする
4. アダプティブシンキング - 変化に適応していく、新しいことをどんどん学ぶ
5. グローバル組織を理解する
本日は、1つ目の「効果的な異文化コミュニケーション」について書きます。
効果的な異文化コミュニケーション
グローバルの人が言っていることを、見て、聞いて、解釈する
・Non-verbal (言語以外、例えばジェスチャーやアイコンタクト)
・Spoken Language (話し言葉)
・Written Communication (文字でのコミュニケーション、例えばメール)
これらを意識して使い分ける
グローバルの人との電話会議をどう乗り越えるか?
やはり日本人は電話会議となると、なかなか発言できません、英語ができなければ尚更です。
まず重要になってくるのは「英語を流暢に話せる人が少なくなるように、会議を設定する!」こと。
・日本以外の複数国の人が参加する電話会議 → 発言できない、会話のスピードが早くついていけない
・グローバルの人と1対1で電話会議 → 発言できる
という感じです。
グローバルチームとの電話会議は時差の問題もあり、深夜、早朝になりがちです。
直接電話会議できれば、会議の時間もある程度コントロールできます。
その他のポイント
・とにかく発言する、質問する : 黙っているとYesと思われてしまう、とにかく何か発言するという気持ちを持って会議に臨むことが重要です。
・こちらの言っていることが、相手に理解されているかを確認する
「Do you understand what I am saying?」
・ゆっくり話してもらう、もう1回言ってもらう
「Please speak slowly」
「Please say that again」
・ビデオ会議にする
やはり顔が見えているほうが話しやすいし、相手の表情がわかります。
できれば音声だけではなく、ビデオ会議にしたいですね。
秘訣の2つ目以降は、また別記事でアップしていきます!
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