こんにちは、ワーキングマザーのNatsumiです。
先日フェンシング太田雄貴さんの”副業” 募集に関して、投稿しました。
それから、いろいろと太田さんの記事を拝見しています。
メディアアーティストである落合陽一さんが、NewsPicksで運営している番組「Weekly OCHIAI」の過去放送を観ました。
太田雄貴 x 落合陽一の対談で、テーマは「スポーツ界をアップデートせよ」
太田さんが副業を募集するに至った背景や、フェンシング界の改革について、よく分かりましたので共有します。
*ちなみに「Weekly OCHIAI」は、最初の何分間は無料で観れますが、そのあと有料という仕組みです。
(月額1,400円でNewsPicksのプレミアム会員になると、いつでも観れる)
7日間は無料体験ということだったので、それで観てみました。
なぜスポーツ協会は、考え方が古いのか?
・人材が流動化されていない
スポーツ協会は、過去にそのスポーツをやっていた人が運営するのが常識。
スポーツ経験者 → コーチや監督 → 協会の理事
という感じですね。
そのため、そのスポーツを経験していない、普通のビジネスマンはスポーツ運営に携わることがほぼ無い。
この「人材の流動性」を太田さんも落合さんも問題視されていました。
スポーツ協会に、もっと経営の知識があるビジネスマンや、いろんなアイデア持っている人を入れれば良いよね!
その一歩が、落合さんをフェンシング協会のマーケティングに関わってもらう、ことだったり。
今回の副業募集だったり。
落合さん
「金だけではなく人をだすスポンサー習慣をつける」
”ビジネスマンが、副業などでスポーツの運営に携わる”
これがカッコいい、という空気を作っていきたいよね。
・スポーツ協会は、基本的に無給
この話は先日セミナーで聞いて、なぜ?と疑問に思っていました。
収益化するための団体ではなく、単にスポーツを運営するための団体であるから。
学校で言うところのPTAという感じでしょうか。
人材が流動できていないのには、構造にも問題がある、ということですね。
フェンシングは「ベンチャースポーツ」だ
上記のような問題に切り込むため、太田さんはフェンシングを「ベンチャースポーツ」と再定義しています。
・「感動体験を提供する」というビジョンを掲げる
・フェンシングを収益化、エンタメ化する!
・とにかく新しいことをやってみよう!
・自ら動く!
・人も見直す!
フェンシング協会が、スポーツ界を変えていくロールモデルになりたい。
2020年の東京オリンピックに向けて、盛り上がってきていますが、逆に補助金はバブルになってきている。
オリンピックが終わると、その反動で補助金が減ってしまう。
太田さん
2020年の後に、補助金体質のスポーツ団体は、ほぼカットされていく。
どうやって収益構造を変えていくか?頭に入れておかなければいけない
スポーツを今風にどうエンタメ化していくか?
太田さん
スポーツのエンタメ性=「ルールの分かりやすさ」 x 「顔が見える」
と表現されていました。
フェンシングは、どちらも持っていない!
「ルールの分かりやすさ」
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・電子審判やLEDでポイントを表示するなどの試み
・ラジオ解説の導入
・”More Enjoy Fencing”のフェンシングを楽しむための動画を作った
これは本当にカッコいいので、観て欲しいです!
・いまフェンシングにある3つの競技はプロ向け、もっと気軽に楽しめる4つ目の競技を検討中
「顔が見える」
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・マスクの裏にモーションキャプチャーをつけて、表情が擬似的に分かるといいよね?
・ロボットアームと対戦! など、顔が見えないことを逆手に取るのもありかも?
というアイデアが、落合さんから出ました。
フェンシングは、身体能力が高くなくても、努力すれば勝てるスポーツとのこと。
日本人に向いているスポーツと感じました。
これからのフェンシング界が楽しみです!
Weekly OCHIAIの詳細は、こちら
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