『サードドア』 失敗ばっかり。泥くさい。それがいい。

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。

みなさんは、最近発売されて話題になっている『サードドア』の本を読みましたか? 18カ国で発売されていて、全米ベストセラーになっているそうです。

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東洋経済新報社
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私は、けんすうさんのツイートで知り、読み始めました。

というか『サードドア』の本編よりも、けんすうさんのnoteが面白いので、まだでしたら、こちらのnoteから読むことをおススメします! しかも、初回バージョンから反響あって、4,000文字も後から追記されてるんです。

https://twitter.com/kensuu/status/1168801951665930241?s=20

サードドアってなに?

『サードドア』の著者アレックスは、成功への秘密のドア、第3のドア(サードドア)は誰にでも必ずあると言います。

人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。
でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある。

東洋経済オンラインより

さっきの、けんすうさんのnoteでは、けんすうさんがどういう「サードドア」を開けてきたかについて学生時代から起業まで書かれています。

ひろゆきさんのYouTubeでの解説がおもしろいので、貼っておきます。(始まって5分くらいからサードドアの話があります)

けんすうさんは、こちらのYouTubeを見て、日本語版が出るのを楽しみにしていたとか。

ひろゆきが語る!成功への扉サードドア

この動画での、ひろゆきさんの話をまとめてみます。

  • サードドアって、「成功への裏のドア。バックヤード的なもの」
  • 自分もこの「サードドア」に共感できる。たとえば、だれか有名な人と友達になりたいと思ったら、「ファンです」と媚びない。ファンから入ってしまうと、それ以上になれないから。
  • ビル・ゲイツなどの有名人にインタビューして本を作りたいという若者が、その資金として「300万円」の賞金目当てでクイズ番組に出場
  • どうやったら番組のステージに出られるか?賞金がもらえるか? 必死で考える
  • オーディションに受からなければダメ。まず、印象に残るために「派手な服」で行く。 じゃあその合否を判断しているのは誰なのか、その人を狙い撃ちして、その人に絡みにいく。
  • 投資家バフェットに、何度もメールして、秘書にも「花」や「片方の靴」を贈ったりしても失敗。
  • 「株主総会だったら、質問できる!」となって、会場のどのブロックだったら質問できそうか、穴場のブロックに友達8人連れて行って、6人が質問権を手に入れる。
  • ようやく質問できることになるけど、失敗する。

ひろゆきさんのまとめ、分かりやすい。

本筋の話からはそれますが、このなかの「本当に仲良くなりたかったら、”ファンです”と媚びたらダメ」には、グサっときました。。

このあいだ、けんすうさんにお会いできたのに、めちゃくちゃファン感を出してしまったんじゃないかと後悔。。あのアイコンも好きで、Tシャツ買ったり、マグカップ買ってみたり。

このマグカップのツイートなんて、「けんすう」とも入れてないのに、ご本人からリツイートされて、はしゃいでたけど。。ファン感、丸出しですよね、これは。。

https://twitter.com/nattu723/status/1167276516977209345?s=20

『サードドア』は、自己啓発本の”逆”

世の中に自己啓発本があふれていて、色んな成功者のサクセスストーリーもありふれています。でもこの本は、その”逆”をいっている感じ。

そもそもサクセスしない。失敗ばっかり。泥臭い。

ちなみにAmazonの本の評価レビューは、賛否両論が分かれていて。「買って損した」的な意見もいくつかありました。自分で失敗を経験したことがあって、「裏道」の存在ってあるよね、って共感できない人の意見なのかな、と思いました。

この本では、何者でもない若者が、有名人やセレブに体当たりする。ビル・ゲイツ、 スティーヴン・スピルバーグ、レディー・ガガなどに取材を試みていく、どうやって裏道を探して、取材までこぎつけるかの失敗がたくさん書かれている。

どんなスターにも、こんな時代があったんだよね、という親近感を感じる。あきらめずに、必死で裏道を探し続けるところが応援したくなる。でも、ちょっとやりすぎじゃないとツッコミたくもなる。

そして、ちっちゃな失敗に、いちいち落ち込んでしまう自分が、バカバカしくもなる。ファーストドアで、人がいっぱいいると諦めてしまったり、セカンドドアに行ける人を羨ましく思ってしまったり。まずは、サードドアを探そうとすること、そして1つ失敗しても、いちいちクヨクヨしないこと。そのときは、この本を思い出したい。

スタートアップの起業家が成功した後に、サクセスストーリーを書くことはあっても、その発展途上の段階を、そのまま知れることってほとんどない。そこが書かれているからおもしろい。日経とかのメディアで、作られた取材記事(ときにウソを書かれている)を読むより、リアル感があるのがおもしろい。

またまた、けんすうさんの話になりますが、「アル」という漫画アプリのオンラインサロンを始められました。まさにサードドア的な失敗談も含めて、どんどん公開していくということで、漫画まったく読まないけど、私も入っちゃいました!

https://twitter.com/kensuu/status/1168358971582738432?s=20

って、けんすうさんの「アル開発室」がおススメだよ、というオチになっちゃいました。

もう”ファン”感は出さないように、注意しよう。。

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