こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
昨日は、NewsPicksがアカデミア会員向けに実施しているゼミに参加してきました。
こちらのページにイベントの詳細が載っていますが、抜粋します。
NewsPicksアカデミアで秋・冬と3ヶ月のゼミを開講し、定員を超える申し込みを集めた「新・天職を見つけるキャリア論」。
そのエッセンスを凝縮した1Dayセミナーを開催する。
講師を担当するのはエッグフォワード代表の徳谷智史氏。「人の可能性を最大化する」というミッションを掲げ、プロフェッショナルファーム、大手企業からベンチャー数百社に至るまで、2万人を超えるビジネスパーソンの意思決定・成長を支援し、高い支持を得ている。
今回は、NewsPicksアカデミアアプリで配信するMOOC「ポスト平成時代のキャリアイノベーション論」を前提に、自身のミッションと連動したキャリアを発見するグループワークを実施。また、希望者にはプロのコンサルタントによるコーチングも受けられる。
本セミナーが自らの”天職”を発見するターニングポイントにしていただきたい。
講師を勤めるのが、徳谷智史さん。
企業変革請負人。組織・人財開発のプロフェッショナル。
大手戦略コンサル入社後、アジアオフィス代表を経て、人の可能性を最大化するべく、「世界唯一の人財開発企業」を目指し、エッグフォワードを設立。Uzabese,NewsPicks経営陣へのコーチングやコンサルティング支援を始め、戦略コンサル、総合商社、リクルートグループなど、業界トップ企業数百社に人財・組織開発やマネジメント強化のコンサルティング・トレーニングを幅広く手がけると同時に、キャリアの専門家として2万人を超えるビジネスパーソンの意思決定・成長支援を実施。
これまで5日間に渡って行われていたセッションの1 Day(4時間)凝縮版ということもあり、「もっと時間欲しかった」というのが正直なところです。でも1 Dayだからこそ参加できたというのがあるので、今回1 Dayで実施いただいたことに感謝です。
この 「もっと時間欲しかった」 感は、今後のオフ会で回収していきます!
自分のパーソナルミッションを、他者との対話を通じて考える
今回すごく良かったのは、「自分のパーソナルミッション(中長期でなりたい姿)を、他者との対話を通じて考える」ということ。
まず大事なのは、キャリア=自分のパーソナルミッションそのもの であるという点。
そして、「自分のパーソナルミッション(キャリア)は自分で考えるもの」と思ってたけど、そうではなく「他者との対話を通じて考える」ことなのだと、気づきました。
3つのルール
今回のゼミでは3つのルールがありました。これは対話をするうえでも、すごく重要なことだそうです。
- 自己 ・・・見たくない自分も含めて、向き合う
- 他者 ・・・仲間にコミットメントする
- 行動 ・・・非連続な成長に向け、実践・行動する
このルールがあるからこそ、有意義な対話ができたと思います。
他者とは、自分に近しい環境にいる人ではなく、第三者であるけどコミットできる関係性の人が良いとのことでした。まさに、今回のゼミではそのような関係性の方と対話ができる貴重な機会でした。バディ(戦友)として対話ができたのは、嬉しかったです。
今回のゼミは、こちらの3つのステップで進みました。
- 自分の価値観 : 各自のライフラインチャートからの深掘り
- 自分の強み : ストレングスファインダーの結果から。「強み」をどう活かせるか?
- 市場機会 : どうやって非連続成長していくか?
1. 自分の価値観
ここでは事前に準備したライフラインチャートを用いながら、それをバディで共有して、自分の価値観について深掘りしました。
- ライフラインチャートが上がっているときは、どういう共通点があるか?
- ライフラインチャートが下がっているときは、どういう共通点があるか?
- 下がってから、上がっていくタイミングは?
- ターニングポイントは?
- そのとき、何を自分の中で大事にしていたか?
といった対話をしながら、自分だけでは気づけなかった発見がありました。
2. 自分の強み
ストレングスファインダーを受けたのは、今回が3回目。前回3ヶ月前くらいに受けてから結果が変わっているのが面白かったです。
2019/3/9の結果
上位に入っている「強み」に注目して、「この強みの組み合わせが活かせる職ってなんだろう?」と、みんなでディスカッションしたのが面白かったです。
3ヶ月前には上位に入ってなかったのが、ポジティブ、包含、親密性の項目。この期間で、いろんなコミュニティに飛び込んでみたり、「母親アップデートコミュニティ」を始めてみたことで、自分自身の価値観にも大きな変化がでてきていることを実感してます。
ちなみに、「母親アップデートコミュニティ」について、ゼミ生からも色々と応援コメントをいただいたので、こちらにリンク貼っておきます。
「母親アップデートコミュニティ」ここまでのあらすじと、これから。第3回目定例ミーティング開催!3. 市場機会 : どうやって非連続成長していくか?
非連続な成長(Creative Jump)という言葉がゼミの中で何度もでてきました。一言で言うと、「谷を越える」ということ。
「谷を越える」 というのは、人生のターニングポイントとも言われることなのかな、と思いました。
いきなり大きなジャンプはできないので、「小さくても最初の一歩を踏み出す。じょじょに歩幅を大きくしていくこと。」が重要とのことでした。
目標を仮置きする → 行動する → 他者と対話する → 具体化する
というサイクルを回していくのが良い。「行動」というのは良く言われることですが、「対話」を入れていくのは、新たな気付きでした。
「希少性」×「再現性」×「必要性」
キャリアを考える上で重要な公式が、「希少性」×「再現性」×「必要性」
この掛け算で、天職の機会があるとのこと。
希少性
1つの軸だけではなく、複数の軸を持つことが重要。たとえば営業という1つの軸だけでなく、戦略、財務といった、2つ目、3つ目の軸をもっておくと、掛け算で希少性が高まるという話。
じゃあ、どうやって、新しい軸を増やしていくか?
- 自分と違う人にできるだけ会う
- 新しいコミュニティに飛び込んでみる
- 自己投資しつづける
- Will(自分がやりたいこと)を、少しずつやっていく
最後のWillについて補足すると、リクルートで有名な「Will、Can、Mustの3つの輪」があります。
この理論での一番のポイントは、「 Will、Can、Must 」の3つの円が重なったコアの部分を大事に考えているということです。ここが天職になるのが理想ですね。
そして、このWill → Can → Mustの順番が重要。
- Will(やりたいこと)を少しずつやっていく
- Can(やれること)が増えていく
- WillとCanが重なっていき、Mustになる
たとえば、友達の手伝いとか土日の副業でもいいし、少しずつでもWillをやっていくことが、最初の一歩ということでした。
再現性
大事なのは”実績”そのものではなく、プロセス。
たとえば「××アワード獲りました」というのも、「どのような苦労を経て取ったか、どのような考え、プロセスを経たか?」が重要。「それは再現性があるか?」というのを考えるべきとのことでした。
必要性
「希少性」も「再現性」も、市場に求められていけなければ機会が無い。どれくらい「必要性」があるか?今現在と将来に渡っての「必要性」を考えるべき。
対話を通じたセッションが、とても有意義でした!ありがとうございました!!オフ会でさらなる深掘りをしていきたいです!
ゼミの最後に、こちらの動画を流していただきました。
余命半年を宣告されたカーネギーメロン大学教授・Randy Pausch(ランディ・パウシュ)氏が、卒業生に語ったスピーチ。
人生において大切なこと、それは「情熱」。
それを再認識しました。ほんとに心に刺さるスピーチで、ただただ感動です。
ありがとうございました!
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