こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
昨日は、こちらのイベントに参加してきました!
ワーママ流の教育をアップデートする。最先端教育をまとめて学び、体験できるPOWERMAMA Meet Up supported by NewsPicks
〜小学生版MBA、金融教育、STREAM教育、英語プログラミングなどを、親がまとめて学ぶイベント〜
「ワーママ5年目に読む本」で反響の大きかったワーママの教育。子どもの教育機会量は、親の情報収集量に比例すると言われています。仕事も子育ても両立しながら、2020年に大きな変化を迎える教育変革に対して、何が必要なのか?そして何ができるのか?時間が限られているため情報収集を効率的にする必要があるワーママのために、最新の教育トレンドとワーママならではの最先端教育についてギュッとまとめて情報収集できる場所に、そして送迎問題などの解決をはじめ仕事の両立について情報交換できる場として、ゲストをお呼びしてのコンテンツやワークショップ、ネットワーキングを開催します。
「経済を、もっとおもしろく」を掲げるソーシャル経済メディアNewsPicksの協力のもと、“教育をアップデート”します!
イベントサイトより引用
パワーママプロジェクトさん主催!
ワーキングマザーの事例をシェアするプロジェクト。
ミッションは「日本経済にインパクトを与える」。ワーママのためのアワード「ワーママ・オブ・ザ・イヤー」も開催されているとのことで、かなりパワフルな活動と改めて認識しました!!
1. NewsPicks的「新・子育て論」
最初に、ソーシャル経済メディア・NewsPicksの金泉編集長より、最近NewsPicksで話題になっている教育、子育てに関するトピックの紹介がありました。
カラフルワーク
今年に入ってからNewsPicksで特集している「カラフルワーク」の記事。私もこの特集はすごく好きです!
100人いたら100通り、多様な生き方、働き方がある、それを「カラフルワーク」として表現されています。
私にとっては、ここで出てくる石山アンジュさんの「シェアライフ」の生き方は衝撃を受けましたし、先日アンジュさんを囲んでの読書会イベントを実施してから、「シェアライフ」という新しい世界への一歩を踏み出しているような気がしています。
石山アンジュさん『シェアライフ』母親アップデートコミュニティ読書会こういったカラフルワークをもっと世の中に広めるメディアとして、NewsPicksさんには引き続き期待したいです。
新しい子育ての原則
非常にNewsPickで人気があった特集が、この「新・子育て論」とのこと。
「2020年問題」という2020年度に文部科学省が実施する、学習指導要領の改訂、そして大学入試制度の改革が迫ってきている。「自分で考え、表現し、判断できる子どもの育成」 が求められるなか、どのような新しい「子育ての原則」があるか?についての特集。
金泉さんは、日本で他国に比べて遅れている業界として、「教育」「医療」「メディア」を挙げられており、これらの業界は規制が厳しく改革が進んでいなかったとのこと。ここについて、NewsPicksが注目する有識者の観点から、
新しい「子育ての原則」 について語られています。
ニューエリートの創り方
新しい「子育ての原則」でたくさん出てきていて、注目されているのが「ニューエリート」。
NewsPicksではよく、これまでの旧来エリートとの比較として、「ニューエリート」についての記事を出されています。
ニューエリートの代表格としてあげられていたのが、落合陽一さん。
「ビジネス×アカデミア」「アート×サイエンス」など、これまで交わらなかった業界、スキルの掛け合わせができ、新しい価値を生み出す存在。
金泉さんいわく、非常に落合さんは「すごく優しい」とのことで、「自分もOK、あなたもOK」という相手のありのままを受け止める優しさが素晴らしいとのことでした。
親ができることとしては、小さい頃に好きなことを見つけられる環境を作ってあげる。過保護になりすぎないことも意識したほうが良いとのことでした。
2.「遊び」と「学び」の融合
次のセッションでは、株式会社Selan代表の樋口さんと、株式会社マネーフォワード取締役の瀧さんのトークが行われました。
Selanでは、「遊び」と「学び」の融合をビジョンに掲げられていますが、これは樋口さんご自身の原体験があるから。海外暮らしが長く、両親が共働きだったため、 幼少期から18歳まで 毎日、家に留学生の家庭教師兼ベビーシッターのお姉さんにお迎えや、勉強を教えてもらっていた経験があるとのことでした。
いかに「楽しく学ぶか?」というところに注目されており、子供でも複雑な社会のことを分かりやすく学んでもらうにはどうしたらいいか?ということをされていると理解しました。
展開しているサービスは2つあって、「お迎えシスター」と「dotスクール」。
樋口さんの原体験と同じように、外国人のかたにお迎えに行ってもらい、英語などを教えてもらうサービス。
世界で「生きる」力をつける21世紀型Weekendスクール
世界各国の教育をうまく取り入れながら、楽しみながら学ぶということができる環境と感じました。
教科横断型のフィンランドの教育と、個別学習型のアメリカの教育など。
この例のように、1万円の利益をどうやって上げるか?というのを、子ども達が自分で考えるようなセッションがあるとのことでした。
3. なぜいま子どもたちに金融教育が必要なのか?
つづいてマネーフォワードの瀧さんのお話。
「お金」は、7割の日本人が不安と感じている。どうしてもお金についての意思決定は先送りにしてしまう傾向がある。
かと言って、お金が増えれば増えるほど幸せか?
というと、そうでは無い。年収600万円以上など一定水準を超えると幸せ水準はそんなに上がらないとのこと。
日本の教育現場では金融教育が不足しており、ここに課題があるとのことでした。
Selanとも協調して、子ども達の世代から金融教育をすることに取り組まれているようです。
プレスリリース:21世紀の子どもたちが必要な「生きる力」を身に付ける
小学生版MBAスクール「dot.school」が申込受付開始
「世界のお金コース/Money Course」:
Fintechスタートアップのマネーフォワード監修によるコースで、ディスカッションや模擬体験、チームワークを通して、多角的に考える力を育むコース
このプレスリリースによると、このような内容で構成されているようで、すごくいいですね!
・お金の概念や働くこと、貯金や寄付など、お金の意義や使い方についてみんなで学ぶ体験型コース
・ディスカッションや模擬体験、チームワークを通して、論理的に考える力を育む
・チームでお店を作って擬似店舗運営を体験
・最後に、模擬株主総会を開催し、保護者に向けて成果発表を予定
・実際にお菓子などを仕入れ、売るということを体験を通し、コスト・利益・売上などの概念を学ぶ
・売上をどのように使うかは、子どもたち自らが考える
4. エストニア発!世界が注目するSTREAM教育「ROBOTEX」とは?
最後のセッションは、エストニア発の「Robotex」のお話でした。
日本での立ち上げをしているCEOの齋藤さんは、今月卒業予定の大学生。エストニア留学をしたことをきっかけに、Robotexの目指すビジョンに共感したとのこと。
Robotexは、「テクノロジーと人がワクワクする未来」を創っていくをビジョンに掲げています。
「地球最大のロボット教育コミュニティ」という表現が、Webサイトでされていてこれも面白いですね。
2001年にエストニアで始まったロボット(STREAM)教育ネットワークは、18年の月日を経て今では40を超える国からの参加者とともに15ヶ国にて開催される世界的なムーブメントへと成長しています。
各地域で行われるフェスティバルやコミュニティ活動では、各地域のテクノロジー産業・スタートアップシーンを教育分野から牽引しています。
エストニアは26年前に独立した新しい国で、人口は130万人しかいないが、STEAM教育、アクティブラーニングなどが根付いており、エストニアから世界へロボットを軸にグローバル展開しているのが、Robotex。
2019年の今後の活動としては、1万人を集めるロボットフェスティバルなどを予定しているとのことでした。1万人とはすごい規模ですね!
Robotexの出資元であるVIVITAさんが手がける「VIVISTOP」のお話も、すごく面白かったです。
先生がいない、やることが決まってない無料で子供たちが「ものづくり」ができるシェアスペース。「世界は自ら変えられる」をビジョンに掲げるVIVITAさんは、子供が小さな成功体験を積み重ねて、自身をつけて未来を変えていって欲しいとの思いで、このサービスをなんと無料でやっているとか!
柏の葉にVIVISTOPがあります。
子供がもう少し大きくなったら通いたい!と思いました。このトークを聞いていた会場の子供から、「ぼく、ここ行きたい」という声があがっていました!
これからの教育を考えるのに良いキッカケになるイベントでした。子供たちの可能性を引き出し、未来を創造する勇気も得られました。素晴らしいセッションをありがとうございました!!
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