主演映画「星の子」の完成報告イベントで「信じる」ことについて聞かれた芦田愛菜さんのコメントが日本だけでなく、中国の人々からも反響を得ているそうです。
前に記事でも読んで感激をしていたのですが、また改めて読んで、また感激をしたので、その言葉を引用します。
イベントで芦田さんが「信じる」ことについて聞かれたときのコメント全文。
『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて
だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、
その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど
でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました
東洋経済の記事より
正直、「信じる」って言葉について、こんなに深く考えたことが無かったです。
このコメントを読んで、ほんとにその通りだなと思いました。
誰かを「信じる」にも、揺るがない自分の軸を持つことが大切だし、
自分を「信じる」にも、揺るがない自分の軸を持つことが大切。
でも、これは簡単じゃない。
人生をかけて、ここに向き合い、試行錯誤しながら生きていくんだと思います。
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