こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
みなさんは、Abema TVの「ニシノコンサル」という番組をご存知でしょうか?
ビジネスの悩みを抱えた相談者に、キングコング西野亮廣さんと、ゲストがコンサル!アイデアを出していく切り口とか、すごく勉強になる番組です。 ちなみに、ニシノコンサルはこちらから観れます。
私はこの番組が好きで、このブログにも、よくニシノコンサルのことを書いているのですが、特に好きだったのが「電柱広告」をテーマにした回です。この回のまとめをブログに書いていましたので、貼っておきます。
ニシノコンサル#16を観ました。電柱広告を売りたい!斬新なPR戦略を大公開!なんでこの回が好きだったかと言うと、あの前田裕二さんのアイデアがことごとく、規制に阻まられるという衝撃!
実は、前田裕二さんがある講演会で、”アイデア”という話の流れで「ニシノコンサルという番組があってね。電柱広告のキムラさんに、どんどんアイデアをぶつけてみたけど、ことごとく阻まれたんですよ」と言っていたのも印象的です。
前田さんのアイデアをこれだけ阻む人って、すごいですよね。笑
それが、電柱広告のキムラさんです。
ちなみに、最初に「電柱広告」と聞いて私はピンと来なかったのですが、こちらです。よく「歯医者さんはこちら」みたいな道案内をみますよね。それが「電柱広告」です。この電柱広告をメインで扱う広告代理店で営業のお仕事をしているのがキムラさんです。
番組の中でも話があったのですが、電柱広告はなんと「1日100円で広告が出せる」ということ!
わたしが電柱広告キムラさんとお会いするのは、今回が3回目でした。
ニシノコンサル界隈の方たちとの飲み会と、同じくニシノコンサル繋がりの「ごまどうふ」と「レモンサワー」の売り子をやっていた時ですね。
キムラさんは、とにかく優しくてあったかいんです。なので、キムラさんの人柄とか、なぜニシノコンサルに出たのかとか深掘りしたくて、取材させていただきました!
ニシノコンサルに出演したキッカケ。電柱広告への想い。
-なぜ、ニシノコンサルに出演しようと思ったのですか?
電柱広告業界を盛り上げたかったからです。電柱広告ってとにかく法律、規制が厳しいんですよ。そして広告の中では「古くさい」と思われていて、かなり地味なので、電柱広告の価値を上げたいと思ってるんですよね。
もともとニシノコンサルが好きで観ていて、西野亮廣さんも好きで。電柱広告は、「規制が厳しくてハードルが高い」「そのときのニシノコンサルは、法人があまり出ていなかった」ということで、番組に出るチャンスがあるかもと思い、応募しました。
-その応募のときに、熱いメッセージ(Twitterのダイレクトメッセージ)を番組に送ったんですか?
いえいえ、すごいシンプルです。 そのあと、何度か番組の方とやり取りして出演が決まりました。
※その時の応募メッセージを見せていただきましたが、超シンプルでビックリしました。
-そもそも、なぜ電柱広告業界に入ったのですか?
もともと映画のタイアップ会社にいて、グッズを作っていたり、いわゆる派手めの広告を担当していました。でも前の会社で、電柱広告を扱うようになって、その縁で今の会社に入りました。
-電柱広告の面白さはなんですか?
ほとんどのお客さんが、電柱広告を知らないんです。基本的に飛び込み営業で説明したり、番組出演後は有難いことにお問い合わせをいただくケースも増えてきて。そういうお客様と、一から作り上げていくことが面白さですね。
-これまでの経験が、電柱広告の営業にどう繋がっていますか?
点と点が線でつながるというか、前に言われてたことが今になって理解できるようになった感覚があります。いま営業で意識していることは、「嘘をつくな」と「できないことはできないと言え」という2つですね。
番組出演後の反響と、地道なお客様との1対1のやり取り
-番組出演後、すぐにTwitterで自分の携帯番号を公開していましたが、反響はどうだったんですか?
いきなり問い合わせが来るようになりましたよ。携帯に電話が掛かってきたり、Twitterのダイレクトメッセージで問い合わせいただく方が多いです。1日1件は問い合わせが来るようになって、これまでに10件くらい成約済で、ほかに10件くらい進行中の案件があります。
-いきなり、「電柱広告出したい」という問い合わせが来るんですか?
そのケースもあります。それ以外には、Twitterでフォローしてくれた人に「フォローありがとうございます」と連絡して、それから会話をして電柱広告の話に繋がることも多いですね。
-「電柱広告を出したい」というお客様の理由はどういうものがあるんですか?
お店の集客に困っている、道案内したいというのは意外と少なくって。この番組を観て、「面白そうだからやってみようかな」というお試し感覚の方が多いです。たとえば、東京・蔵前にある木宮商店さんの事例だと、「蔵前をもっと盛り上げたい」というお客様の想いから、オリジナルのマップを作りました。
普通の電柱広告は、表と裏が同じなのですが、表と裏のデザインも変えてみたんですよね。
今回の木宮さまのお悩みと解決はこちら。
・シャッターが下りる夜間の認知度を上げたい!
→表札看板として夜間でも店舗の告知になる。
・アパレルで蔵前(周辺店舗)を盛り上げたい!
→周辺店舗を盛り込んだ蔵前さんぽマップを掲載し周遊を促す。
電柱広告キムラさんのブログより
広告を作るまでが、ストーリーになる
-キムラさんはブログで、お客様との広告制作過程を載せていたり、Twitterで「どっちの広告が良い?」というアンケートを取ったりしていますが、なんでそれをしているのですか?
「周りがやってないことをやる」のが大事だと思っています。広告を作るまでが、お客様とのストーリーなので、それをTwitterやブログで公開していき、周りを巻き込みたいと思っています。これは今までの電柱広告業界ではやられていなかったこと。だからこそ、やる意味があると思っています。
-1日100円の電柱広告に、何でそこまで労力と時間を掛けられるのですか?
たとえお金にならなくても、「周りがやってないことをやること」で、自分の価値が出せると思っています。それに加えて「それをやることで自分が楽しめること」もモチベーションになっていますね。
-今後どのような活動を予定されているか、教えていただけますか?
いくつかあるんですけど、ひとつは「川西電柱広告ジャック」ですね。キングコング西野さんのえんとつ町のプペル美術館を、兵庫・川西市に立てて町を作る話があるんです。ここに電柱広告で世界観を創るお手伝いをしたいと思い、調整を進めています。
もうひとつは、ニシノコンサル出演メンバーである、黒糖焼酎の川崎さんや、ごまどうふ屋大島さんと「フェス」をやりたいね、という話をしています。壮大な計画ですが、ニシノコンサル出演メンバーも、応援してくれている人たちも巻き込んで作っていきたいですね。
取材後記
キムラさんと話していると、単純に楽しいですし、話していることにすごく共感できます。
そして同じく企業で働く人間として、企業におけるしがらみに戦っていく姿にも、ものすごく共感しています。周りを巻き込んで、何かを一緒に作り上げていくことの楽しさも、よくわかります。あっという間に時間が経ってしまいました。
ニシノコンサル出演メンバーの川崎さんや、大島さんにも、すごく慕われているキムラさん。いろいろとビジネス面でのアドバイスもされているとか。
まさにこれは「キムラコンサル?」ですね。私も今度コンサルしてください!笑
フェス作りも巻き込まれるので、一緒に作っていきましょう!笑
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