こんにちは、なつみっくすです。
昨日は、こちらのオンライン大保護者会のイベントに参加しました。
日本の未来に希望を持てる会で、1日経った今でも感激しています。
事前登録だけで4,414名。 日本の教育界をリードする登壇者のみなさまのお話を一度に聴けるのは、貴重です。
各社のサービスという意味では競合するところもあるのかもしれないですが、日本の未来のため、子供たちのために、お互い手を取り合っている姿が、伝わってきました。
まだ観られていない方は、ぜひアーカイブでどうぞ。
今日のブログでは、自分なりの気づきを書いておきたいなと思います。
まず、こちらがイベントのときに描いたグラレコです。
親の子育て感はどう変わった?
新型コロナウィルスの影響で外出自粛になり、親の子育て感はどう変わったか?
花まる学習会代表の高濱先生からのアドバイス。
改めて、「お母さんが笑顔でいること」が大切と気づいた。
自分の気持ちは、期待値と現実のギャップによって生まれるので、この状況下では「最悪のケースを想像しておく」。いつ、感染の第2波が来るか分からないし、また緊急事態宣言が出るかもしれない。それに気持ちの面で備えておくこと。つながりも大切。
今の状況が、「無人島」だったとしても、何も無いわけではない。あるモノに目を向けること。
水もあるし、食料もあるし、インターネットもあるし、コンビニもある。
私は、環境が全く変わらなくても、視点が変わるだけで、見えている世界が明るくなると思っていて、この高濱先生のお話は、首がもげるほど共感でした。
ついつい、無いモノを嘆いてしまうんですが、あるモノに目を向けたい。
オンライン化に取り組んで見えたことは?
今回ご登壇されているみなさまはオンライン化にいち早く取り組まれていて、そのメリットやデメリットを見出している。
- インプット
- アウトプット
- コミュニティ
- (メディア)
の話は、みなさんが口を揃えていて印象的。
今までの教育はインプット中心。アウトプットをしていくことで、コミュニティにつなげ、またインプットとアウトプットのサイクルになる。
オンラインとかオフラインはあくまでも手段。子供が主体となって、やりたいことを学ぶのに、このインプット→アウトプット→コミュニティのサイクルをどう作れるか?
オンラインだと、みんな最前列(座る場所を問わない)にいるようなものだし、自分の好きを承認してもらえるコミュニティがあることが大切になる。「100人が100の言葉を持つ」という言葉が印象的でした。
「自己肯定感」というキーワードは良く目にしますが、「自分の好きを承認してもらえる」「自分を承認してもらえる」場があることで、自己肯定感が持てる。
これが家かもしれないし、学校かもしれないし、塾かもしれないし、サードプレイスかもしれない。
親としては、「学校だけがすべて」ではないので、全体をポートフォリオとして考える。親としての固定観念を外すための”つながり”を持っておくことが大切。
学校の役割も、「何かを学ぶ場」というより、「集団活動をする場」と役割を変化して考えることもできる。好きな授業や受けたい授業だけ受ける「選択的登校」という言葉も出ていました。
インターネットネイティブの子供たちには、ググれば良いことは暗記する必要はないので、表現する力を重視するなど、教育は見直していく必要がある。
これからの子育てで大切なことは?
「これからの未来にどのような仕事があるか?」について、「ファンクショナルとエモーショナルの2つがある」というお話がありました。
- ファンクショナル :役に立つ、便利なもの
- エモーショナル :人の感情を動かすもの
これまではファンクショナルの仕事が中心だったけど、エモーショナルな仕事が増えている。「ときめき」という価値を届ける、こんまりさん。チームラボとか、YouTuberも。
ファンクショナルとエモーショナルの両方を持っていなければいけないわけでもなく、どっちかでもいい。
自分だけで何かをやるのではなく、チームで得意なところを持ち寄ってやればいい。
ここで大切になるのは、「好きを探求する」こと。
これが昆虫でも鉄道でも何でも良くて、好きを掘り下げる経験が、他のところで再現できる。
「エモーショナル」が強い人は、自分の好きを人に伝える力(国語力)があると良い。
「学び」とは何か?子供にとっての幸せな「学び」とは何か?
色んなことを考えさせられるイベントでした。
すばらしいイベントをありがとうございました。
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