けんすうさんおススメの本 『残酷すぎる成功法則』

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

昨日、ラスベガス出張から帰ってきました!今日からペースを元に戻そうと、朝5時に起きてみました。時差ボケと移動疲れで、まだぼーっとしています。

「出張中にブログを更新できるか?」というのが心配だったのですが、毎日更新できました!

時差が違うのと、自分でスケジュールをコントロールできない部分があるのと、ネットワーク的な心配があったのですが、この辺りがクリアできて大丈夫でした。

せっかく毎日更新を続けているのだから、それをストップさせたくないという思いと、やっぱりブログが自分にとって大切なことなんだな、と改めて気づきました。毎日の振り返り、アウトプットをしていくためのツールという感じです。

今回は、日本から海外で使えるWifiを持っていきました。これがあると、ネットワークで繋がらない所が無いくらい。言うまでもないですが、ネットワークがあるとFacebook、Twitter、LINEで、日本だけではなく世界中の人と繋がられる。ラスベガス現地で視察ツアーに参加しているメンバーとも、電話ではなくLINEグループでやり取りしたのが、すごい便利でした。

母親アップデートコミュニティでも、全国各地、そして海外から参加していただいているメンバーがたくさんいる。遠方に住んでいると、リアルで会う機会は限られる。でも最近はコミュニケーションの頻度が大切だと思っていて、
これだけオンラインでやり取りできる世の中だと、 そこに制限は無い。オンラインで顔を見ながらミーティングもできるし、ネットワークさえ繋がれば、コミュニケーションの頻度は保たれる。

ちょっと前置きが長くなってしまいました。今日のブログでは、出張の移動中に読んだ本が良かったので、この内容の一部を振り返ってみます!

こちらが読むきっかけになった、けんすうさんのツイート。

『残酷すぎる成功法則』のタイトルは、「的外れ的な努力はするなよ」

本のタイトル『残酷すぎる成功法則』のままだと、ちょっとピンとこなくて、
けんすうさんがツイートの中でも書かかれているように「的外れな努力するなよ」と捉えると良いかと思います!

本としては、いろんな自己啓発本で書かれているような成功法則を、エビデンスを元に紹介されていて、かなりボリュームがあります。

エビデンス、つまりデータや事例をもとに紹介されているので、説得力がある。1つの記事ではまとめきれないボリュームなので、少しずつ紹介していきたいなと思います。

自分にとってのストーリーを持つ

自分が人生を意味あるものとして、有意義に生きていくためには、自分にとってのストーリーを持つことが大切。このストーリーを持つことが、成功法則の1つとして書かれています。

これは大きなストーリーである必要はなく、「今日はどんな日だった?」とか些細な質問に対しても、小さなストーリーを語っている。人は毎日、約2,000のストーリーを日々つぶやいているという調査結果があるのは驚き。

良く例として耳にする「3人のレンガ職人」のお話。それぞれのレンガ職人が、自分がしている仕事について、どのような目的があって、意味を見出しているか、ストーリーを持っているかという比較。

  • 1番目のレンガ職人:「レンガ積みをしているだけ」→特に目的なし
  • 2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費を稼ぐのが目的
  • 3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的

この中で一番幸福度が高いのは、3番目のレンガ職人。自分にとってのストーリーを持って、仕事をしているから。

ストーリーを持つことは、私たちを前進させつづけ、目標の達成につながる。「自分はこれをするために生まれてきたんだ」と思えるとのこと。

この本で例としてあげられていたスティーブ・ジョブズの口説き文句も印象的でした。ジョブズは、当時ペプシコーラの社長を務めていたジョン・スカリーに目を付ける。相手はジョブズ氏よりも16才も年上。18か月の交渉の末、こういって口説いたようです。

残りの一生を砂糖水を売って過ごしたいですか、それとも世界を変えるチャンスを手にしたいですか

スティーブ・ジョブズ

「履歴書向きの美徳」と「追悼文向きの美徳」

じゃあ、「どうやってストーリーを作っていくか?」

これを考えるときに、自分が死んでしまったときのことを思い浮かべると良いとのこと。人間の美徳は、2つに分けられる。

  • 履歴書向きの美徳
  • 追悼文向きの美徳

「履歴書向きの美徳」は、資産や昇進といった外面的な成功

「追悼文向きの美徳」は、親切だったか、誠実だったか、勇気があったか、などの内面的な性質

日々考えているのは、どちらかというと外面的な成功。でも、もっと大切なのは自分が死んだ時に、周りの人にどう思われたいか、という内面的な性質のほほう。これは短期的な目標だけではなく、長期的に「自分が本当になりたい人間を思い浮かべる」ということ。この「履歴書向き」「追悼文向き」という分け方が、妙にしっくり来ました。

自分のストーリーを持って、日々の行動が、そのストーリーの主人公になりきっているかを意識して、その役を演じきること。

ここでも、ジョブズの有名なスタンフォード大学の卒業式のスピーチが引用されていました。

私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。

自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。

日本経済新聞webページより引用

『残酷すぎる成功法則』の本は、他にも「なぜ人はゲームは好きなのに、挫折感を味わう仕事というゲームはウンザリなのか?」とか、おもしろい内容が多かったので、また書きたいと思います。

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