こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
いま私は、母親アップデートコミュニティ(HUC)の1周年イベントの準備をしています。
ちょうど、そんなときに「こちらの本がイベント企画の参考になるよー」と友人がおススメしていたので、読んでみました。
今日は、この本のなかで響いたところを引用しながら書いていきます。
はっきりした目的を掲げる。「なぜ、このイベントをやるのか?」
この本で、ずっと言われているのがはっきりした目的を掲げるということ。
もう、これに尽きるかもしれません。
「なぜ、このイベントをやるのか?」
これが主催者側にきちんと行き渡っていて、参加する側もその目的をちゃんと理解しているということが大切。
その一歩とは、「はっきりとした、ゆるぎない目的を掲げること」
簡単そうに見えるけど、これが一番大切で、意外とむずかしい。
特に初めてやるイベントじゃない場合には、「慣れ」が敵になる。
意義ある集まりの大敵は「慣れ」
同じ型にこだわるあまり、目的を破壊してしまうこともある。
たとえば、結婚式、お葬式なども、決まった型で同じようにやるのが良しとされている風潮があるけど、そうではないと書かれていました。
そして、定例ミーティングなどの、定期的に開催される集まりはこれがよく起きてしまう。
「ただただ集まること」が目的になってしまうことが良くある。
たいていの集まりに掲げられている目的は一見もっともらしいが、それは当たり前でつまらないということの裏返しでもある
考えてみてほしい。この会はほかの会とどう違うのか? 強烈な主張があるのか? ゲストの(ホストの)心をザワつかせるような仕掛けはあるか? あれもこれも盛り込んで全員を満足させようとしていない
そうなんです。あれもこれもと盛り込んでしまって、「いったい何の集まりだったんだ?」となってしまうこともある。
集まりとは「自分の主張を宣言する場」と考えてみてください。
すべての人を喜ばせるような集まりで、魂が揺さぶられることはない。 何かを切り捨てる勇気が感じられるイベントは、 参加者の魂を揺さぶるイベントになる可能性がある。
特殊性と独自性
あれもこれも盛り込みすぎないで、むしろ的を絞る。そのほうが熱量は高まる。
絶対に欠かせない要素の一つは、特殊性だ。的が絞られていて特殊であればあるほど、またその範囲が狭ければ狭いほど、そこに注がれる情熱は強くなる。
なんとなく、人数を集めることが目的となってしまうことも良くある。
そうではなくて、これは誰のための集まりなのか?
この的を勇気を持って、絞ることが大切。
もう一つ大切なことは独自性。
「このイベントは、一期一会の集まりになっているか?」
つまり、この出会い、この瞬間は、人生で二度と訪れない大切なものか?
その場に集まっている人が、その瞬間に集中できること。
「自分の居場所」を持てたと感じられること
この本で印象的だったのが、こちらの言葉。
集まった人がそこに「自分の居場所」を持てたと感じられることが、わたしの理想です。
自分はここに来る意味があったんだと感じられて、「居場所」として感じてもらえること。
最高のクロージング
クロージングを感動的なものにする。
どうやって終わるかを意識する。
強烈なクロージングには、二つの段階がある。それはゲストが抱える二つのニーズに応じるものだ。一つは内側に目を向けること。もう一つは外に目を向けること。
- 参加者が集まった目的を振り返り、「内省」する。
- そして、外に目を向ける。
最後のクロージングで、もう一度ここに集まっている目的を振り返る。
意義を確認し、もう一度つながり合う。
決して、事務連絡で終わらない。
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