『原体験ドリブン』とは何か?原体験が大切な理由。

こんにちは、なつみっくすです。

みなさんは、自分の「原体験」を意識していますか?

ほとんどの方は「原体験」を意識されてないということで、人間の行動の95%は無意識によって生まれているそうです。この「原体験」を意識することで、自分を軸に生きられるようになる。

『原体験ドリブン』という本に書かれています。

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著者のチカイケ秀夫さんは、社外CBO(最高ブランディング責任者)として、『すべての人にスタートアップを。』をモットーにブランディングの支援をされています。

私は、この本に書かれている「原体験ワークショップ」に参加して、ファシリテーターの認定を受けました。今日は、本のタイトルにある『原体験ドリブン』が何なのか? について書きたいと思います。

「原体験ドリブン」とは何か?

「原体験ドリブン」とは、「原体験」を原動力に変えて生きること。

このワークショップを受けるキッカケとなったのが、こちらのクラウドファンディングです。

『原体験本』を通して、日本の同調圧力をぶっ壊するために日本全国に広げたい!

CAMPFIREのページより

『原体験』は概念を通して、日本の同調圧力をぶっ壊す挑戦のプロジェクトです。日本の人口の0.1%=100万人が 『原体験ドリブン(原動力)』で判断、生きている状態がゴールです。

この活動をするようになったのは、チカイケさんご自身の10代のときの経験から。

自分自身が10代の時に『自分が』なく、「親が」「友達が」などすべて自分以外のせいにして生きていて、苦しい時代があり、『自分が』から本当の自分の人生を生きる一歩を踏めたからです。

その後社会人になって、多くのスタートアップ企業のブランディングを支援しているうちに、「原体験」の大切さに気づいたとのことです。

なぜ『原体験』かは、アーティスト支援や、スタートアップ支援する中で、その人の「言葉」のなぜを問い続けた結果『原体験はウソをつかない、根本的な原体験は100年も変わらない』と体感してわかったからです。

私も、「母親が、自分の人生を生きるためには?」をテーマに、母親アップデートコミュニティの活動をしているので、この思いに共感しました。

「自分を主語にして生きる」とは?

私もコミュニティの活動をしていて、「自分を主語にして生きる」ということを、良く言っています。

特に、母親になると、子供のために、家庭のために、仕事のためにの時間ばかりになってしまって、「自分のために」の時間が持てない。ママ友とも、子供を主語にして話すことがほとんどなので、自分を主語にして話すことの大切さを感じています。

この「原体験ドリブン」の考え方では、「自分を主語にして生きる」ことを大切にしていて、それはつまり「内発的動機」を持つこと。

本の内容をもとに、私の解釈ですが、簡単にイラスト化してみました。

まず、外発的動機と、内発的動機のちがいについて。

  • 外発的動機 :「誰か」が主語「~しなければならない」
  • 内発的動機 :「自分」が主語「~したい」「~する」

「同調圧力」とは、この外発的動機が強くなったもので、みんなが言っているから、強い人が言っているから、それをしなければならない。

これをさらに動機の深さで分類すると、4つある。

  1. ファッション :かっこいい、流行っているから行動する
  2. テンション :気分によって行動する
  3. モチベーション :自分がしたいから行動する
  4. ミッション :自分の使命

このうちのファッションとテンションが外発的動機、モチベーションとミッションが内発的動機だそうです。

この内発的動機を大切にして生きることが「原体験ドリブン」で、これができると充実した人生を送ることができる。

「原体験」は、すごくなくていい

よく「原体験」という言葉は聞くのですが、なんかすごいエピソードを持っていなきゃいけないんじゃないか? と思います。

なんか壮絶な経験とかを持っているとか、それはすごいのですが、そうじゃなくてもいい。その人が経験したこと全てがオリジナルなので、それでいい。

自分の経験したことによって、その人の価値観は作られていく。自分の行動を、「なぜ、それをしたのか?」で深堀りしていくと、自分の原体験が見えてくる。それを深堀りするのが、原体験ワークショップです。

私もワークショップを通じて、自分がしてきた行動がどんな原体験から来ているのか? 自分がなんとなく持っている価値観ってなんだろう? その価値観は、どんな原体験から来ているんだろう? を見ていくことができました。

ファシリテーター認定を受けたので、これから原体験ワークショップをやっていきたいと思います。ご興味ある方は、ご連絡くださいませ。(オンラインでできます)

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