NVCのコミュニケーション方法 – ABD読書会をやってみた②

今日は、母親アップデートコミュニティメンバーで、『NVC -人と人との関係にいのちを吹き込む法』の本の読書会をしました。

3週連続で参加できました!

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NVCとは、 ノン・バイオレント・コミュニケーション(非暴力コミュニケーション) 。

ちなみに、こちらが前回書いたブログです。

NVCのコミュニケーション方法 – ABD読書会をやってみた

NVCには、4つのステップがあることを書きました。

  1. 観察する
  2. 感情に気づく
  3. 必要としていることを明確にする
  4. 自分の人生を豊かにするために要求する
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今日の読書会では、ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)®  の手法を使いながら、ひとりひとりが分担して、担当章のサマリを作成してシェアして、ディスカッションしました。

私は、本の14章「NVCで感謝を表現する」と「あとがき」を担当したので、こちらの内容を振り返ってみます。

「褒め言葉」が良いとは限らない。

その「褒め言葉」に、あなたの評価は入っていませんか?

「褒める」ことは、一般的に良いことと思っていた私には、意外な問いかけでした。

NVCでは、「褒め言葉」に評価が入ることは、心からのコミュニケーションではないと書かれていました。

たとえば、「その文章はよく書けていますね」「あなたは親切ですね」の言葉は、その人の評価が入ってしまっているとのこと。

褒め言葉でも、相手を評価で操作しない。

祝福するために感謝を表現するのがNVCでのやり方。

NVCの感謝表現として、この3つの要素を含める。

  1. あなたは〇〇をしてくれました
  2. 私はこう感じています
  3. 私が必要としていた〇〇が満たされました

ちょうど昨日いただいたメッセージに、この3つの要素が含まれていたことに気づき、感激しました!

感謝の言葉の受け止め方

そして、昨日は感謝の言葉をきちんと受け止められていなかったなー、とも気づきました。

相手の発言を共感と喜びをもって受け取る。

うぬぼれたり、謙虚になったりしない。

「いえいえ、そんなことは。。」とか「とんでもないです」と、謙虚になってしまうのではなく、共感と喜びをもって受け取ること。

ここでは、前にブログにも書いた詩が本に書かれていました。

何度読んでも、グッと来ます。

最大の恐怖は無力と知ることではない

最大の恐怖は自分の計り知れない力だ

恐ろしいのは自分の闇ではなく光

自分の力を隠し、周囲の者たちを不安にさせないよう縮こまっていては世界を照らすことはできない

小さな子供らと同じように輝こう

すべての人の内に光がある

自分自身を輝かせれば、まわりの者たちも自然と輝きはじめる

恐怖から解き放たれさえすれば、まわりの者達も解き放つことになる

Marianne Williamson さんの詩

「 恐ろしいのは自分の闇ではなく光」という言葉には、意外ながらハッとさせられます。

人は「感謝」の言葉に飢えている。

どうしても、うまくいったことより、うまくいかなかったことに目を向けてしまうから。

一旦立ち止まって、うまくいったことを祝福することが大切。

たとえば、100点中14点の結果だったとして、「14点」取れたことに目を向けよう。

NVCの目的は、「お互いのニーズを大切にすること」

本の「あとがき」にも、いっぱい大切にしたいことが書かれていました。

NVCの目的は、「お互いのニーズが大切にされる関係性の質の構築を目指すこと」

そのためには、この3つの要素が必要。

  1. 敵というイメージを持たない
  2. お互いが必要としていることを同じくらい大切にする(満たすわけではない)
  3. 与える喜びから行動を起こす

たとえば、

  • アメリカでは右側通行
  • 日本では左側通行

どちらが正しいか?という争いは、意味が無い。

自分にとって何が大切か?

自分の感情と、必要としていることに目を向ける。

本には、「つながり」の大切さが書かれていました。

「〇〇しなければならない」というのは、やる気が失せてしまう。

誰かのよろこぶ顔を想像しながら何かをすると、自然と力が湧いてくる。

正しくあることも金持ちになることも楽しくない。

人生をすばらしいものにすることが楽しいのだ。

こうやって、NVCを一緒に語れるつながりがあるのが有り難いなーと、あったかい気持ちになりました。

NVCはテクニックではなく、概念なので、もっと深めていきたいなと思います。

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