こんにちは、Natsumiです。
堀江さんと西野さんの共著がリリースされましたので、早速読んでみました!
『バカとつき合うな』堀江貴文 x 西野亮廣
けっこう衝撃的なタイトルですよね。
最近この手のタイトルをよく見かけますが、「バカ」という表現は、読むまで少し抵抗ありました。
堀江さんが冒頭に書いていますが、堀江さんの著書の中でいちばん普遍的な本に仕上がったとのこと。
普遍的というのは、この先何十年も変わらない理論、長く読みつづけられる本だという意味です。
この本での重要なメッセージは、
「バカになるな」
「バカとつきあうな」
の2つになります。
「バカ」ってどういう人のことなの?
では、この本では、どういうひとを「バカ」と言っているのでしょうか?
まず、こちらのリストに当てはまるひとのようです。まだまだあるので、これ以降はまたあとで書きますね。
・人と同じことをやりたがる
・学校を盲信する
・目的とアプローチがずれている
・我慢を美徳にしたがる
・未熟なのに勘に頼る
・欲望する力を失っている
・「自分の常識」を平気で振りかざす
・機械の代わりを進んでやる
・付き合いを強要する
・ひとつの仕事で一生やっていこうとする
・先に設計図を描きすぎる
私もふくめ、ほとんどの人は、当たりまえのように小学校、中学校、高校に通い、大学に通い、サラリーマンになる。
「周りと同じように行動する」「周りと同じように考える」これが当たりまえ、
という環境で育ってきました。
学校の教育も、まさにそれです。
先生が教えることは、教科書で決まったカリキュラムの内容。
お金の話や、ビジネスの話もないですよね。
日本で当たりまえの、「教育」「サラリーマンの考え方」「常識」これらを前提からくつがえずことが必要になる。
堀江さんは、いまの学校教育を問題視しており、10月に学校をつくられています。
座学を目的とせず、実学を重視する学校「ゼロ高等学院(通称:ゼロ高)」です。
ゼロ高とは?
・ゼロ高の特徴
座学を目的とせず行動を目的とします。
ゼロ高では、在学中に多くの社会参画の機会があります。
たとえば、HIU(堀江貴文イノベーション大学校)へフルアクセスできます。
その中で、村づくり、シェアオフィスづくり、イベント開催などに参加、主宰することができます。
行動をすること、それがすべてのはじまりです。
なるほど、HIU(堀江貴文イノベーション大学校)への参画は、ふつうの高校生にとっては体験できないですよね。
・ゼロ高で解決する課題
選択肢を知ることができない世界
未来をあきらめなければいけない世界
実業家のネットワークを生かしたプロジェクトへの参加などができる。
生徒たちは、宇宙ロケットの開発・発射や、和牛の生産・販売、寿司職人になるための技術や経営、
ファッションやエンジニアリング体験などを、実際の現場や店舗で経験し、第一線で活躍しているプロに学べる。
たしかにこんな高校ないので、面白いですよね!今だったら、入りたいなー、と思いました。
ただし、いわゆる高校の扱いなのですが、ゼロ高そのものは、
学校教育法上の「高等学校」にはならず、高校卒業資格をえられないとのこと。
そのため、広域通信制高校である「鹿島山北高等学校(神奈川県)」と連携しています。
生徒は、鹿島山北にも同時に入学することになり、3年間で必要単位を取ることで、高校卒業資格をえられるようにするようです。今後の展開が楽しみですね。
まだある「バカ」と思われるひとの特徴(先ほどのつづき)
・にわかを否定する
・人生の配分ができない
・新しさばかり追求する
・無自覚に人の時間を奪う
・善意なら何でもあり
・マナーを重んじて消耗する
・自分は老害にならないと思っている
・孤独を怖がる
・一貫性にこだわる
・未来に縛られる
・空気を読む
・バカを笑って、自分は棚上げ
最後に、いちばん心にひびいたのが、西野さんのこちらの言葉です。
みんなが同じことをやっているときはチャンス。別のことをやれ。
みんなと違えば、勝率はぐっと上がる。みんなと違うことをするデメリットはゼロ。
レッドオーシャンには絶対いくな。
・本心を言う。
・圧倒的に多数のプロジェクトを回す。
・圧倒的なスピード感。
・オンラインサロンを経営する。
など、お二人の共通点は多いです。
でも、おたがいから見た、違うと思っている点も多いようで、それを書いているのがおもしろかったです。
たとえば、堀江さん的には、西野さんが「こんなに多くの人と、1対1で対話をくり返す」ことはありえない、
彼は政治家が向いているのでは?と書いていました。
政治家の西野さん、実現したら面白いですね!
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