こんにちは、なつみっくすです。
昨日参加したオンラインセミナーで、おもしろい話があったので、今日は「チームワーク戦略」について、書きたいと思います。
イベントの中で、石川善樹さんが「チームワーク戦略」について語っていました。
石川さんのお話って、ロジックがしっかりしているから、ストンと腹落ちする感じで、おもしろいです。しかも、他では聴けない独特の視点。
イベント中に取ったメモがこちらです。
そもそも「チーム」とは?
はじめに、そもそも「チーム」とはなにか?
こちらの図で表すと、左はチームではない、右はチームである。
ちがいは、全員がつながっているかどうか?
左でも、「チーム」なのかなと思っていたので、この話は目から鱗でした。
では「チームワーク」とはなにか?
縦軸に1人とチーム、横軸に暇とワークで、4象限に分類すると、
右下のチームとワークが重なったところが、チームワーク。
石川さんは、物事を必ずと言っていいほど、4象限で考えている。
チームワーク戦略とは、重心をどこにおくか?
「チームワーク」まで、分かったところで、
ここから、「戦略」と「戦術」のちがいの話もありました。
- 戦略 ・・・重心をどこにおくか?
- 戦術 ・・・ノウハウ
チームワークとは、「機能体」と「共同体」に分けられる。
- 機能体 ・・・プロジェクトを実行する
- 共同体 ・・・共にあること
この2つのどこに重心をおくか?バランスするか?によって、3パターンある。
- 機能体に重心 ・・・信用が大切。理性的。
- 機能体と共同体どちらもバランス ・・・信頼が大切。感情的。
- どちらも重なっている ・・・組織への熱狂。ミッション、ビジョンが浸透している。
これは組織全体として、どこに重心をおくか?でもあるし、
たとえば、経営陣は「信仰」が強いよね、とか役割によって違いがあっても良い。
この他にも、チームワーク戦略を考えるうえで、プライベートとパブリックの「間」の大切さを語られていました。
ミーティングも1時間みっちりやって、その次のミーティング。と、「間」が全くないと疲弊してしまう。
タバコ部屋がこの役割を担っていたが、オンライン前提だとそれがなくなる。
オンラインミーティングのあとには、みんなが残って話せる10分間の「間」としてブレイクアウトルームで話すとかも有効かも? とのことでした。
「心理的安全性」を保つための3つの要素
石川さんのお話のあとは、人材開発で有名なピョートルさん、Slackの代表である佐々木さんのセッション。
ここでテーマとなっていたのは「心理的安全性」。
前々からよく聴くキーワードですが、オンライン前提だと、より「心理的安全性」が大切になる。
心理的安全性を保つための3つの要素として、
- トップのメッセージ
- 交流を促す仕掛け
- 積極的なリアクション
この3つが掛合わさったところがカルチャーになり、心理的安全性につながる。
リーダーは、手本を見せていく必要があるとのことでした。
チームワーク戦略の、機能体と共同体のバランスの話と、その前提となる「心理的安全性」の話。どちらも、おもしろかったです。
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