こんにちは、なつみっくすです。
最近よく聞くキーワードである「ニューノーマル」。
新型コロナウィルスの影響で、外出自粛となり、私も3ヶ月以上もリモートワークしています。電車も、もう2ヶ月以上は乗っていない。
緊急事態宣言が解除されて、WithコロナやAfterコロナは、「ニューノーマル」になるとも言われています。
でも、このニューノーマルが、どういうものなのか、まだ腹落ちしないでいる。
昨日のNewsPicksの番組「WEEKLY OCHIAI」でも、そんな話になっていました。この番組のグラレコを貼っておきます。
テーマは「アフターコロナの飲食、小売のリアル」
お店は密を作れないし、まだ完全に客足が戻らないので、「7割経済」となる。
つまり、今まで通りの経済に10割戻るわけではなく、売上は戻っても7割。
この状態で、経営を維持しなければならないのは、正直厳しいところが、多く出てくると思われます。
単価を上げるか、コストをカットするかで、経営を成り立たせなくてはいけない。
そのために、どんな差別化をしていくか、ファンをどう作っていくか。
番組のなかでは「ニューノーマル」についても語られました。
「ノーマル」と聞くと、標準とか常識みたいなことを思い浮かべる。つまり、画一的なもの。たとえば、「みんながオフィスに行って勤務する」とか。
「ニューノーマル」と聞くと、新しい「ノーマル」なので、また画一的な方向に行ってしまう響きがある。
それは、日本にとっても良くない。東日本大震災の後に、日本が改革を起こしきれなかったことも、日本の画一的なことに向かうという価値観が表れていたのかもしれない。
画一的じゃなくて、多様でいいよね
「ニューノーマル」は、新しい画一的な方向に向かうことじゃなく、それぞれが新しいノーマルを見つけていくこと。生き方も働き方も、もっと多様でいい。
そんな話があり、腹落ちしていました。
番組のなかで興味深かった話が「バーチャルマーケット」。
私は体験していないのですが、VRでアバターを作って、そのアバターに洋服を試着したり、購入できたりするらしい。
来場者が会場に展示された3Dアバターや3Dモデルなどを自由に試着、鑑賞、購入できる、VR空間上の展示即売会です。 バーチャルマーケットは、その開催を通じて「仮想現実空間を発展させ、豊かにする」ことを目指します。
私は、ゲームもあまりやらないのですが、ゲーム上のアバターに色んなアイテムを着せたり、おしゃれをしたりするための課金と同じ感じでしょうか。
そう言えば、大学時代の友達が、「自分では美容院に行ったり服を買ったりしないけど、アバターには髪を切ったり、服を買ったりしている」と話を聞いたことがある。当時は、あまりにも衝撃的だったんですが、それを伊勢丹が始めていると聞いてビックリでした。
これまでは、その人自身のファッションという市場しかなく、それは7割経済。バーチャルマーケットは、この市場とは全く別で、7割プラスアルファの「プラスアルファ」の部分の新しい市場になる。
これが誰かにとっての、ニューノーマルになるのかもしれない。
企業やサービス提供側は、オンラインかオフラインかといったHOWよりも、「なぜそれをやるのか?」のWHYにこだわることが大切。
番組の最後、慶應の宮田先生がこんなことをおっしゃっていました。
未来は変わるんじゃなくて、「変える」もの
すごく良い言葉で、心に響きました。
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