私は、大人になってからの方が、学びのことを考えるようになりました。
子どもの時は、あんまり考えてなかったけど、学ぶことは好きだったし、ただただ目の前の問題を解くことに集中していた気がする。
大人になってからは、自分が「学びたい」とか、「これは必要だ」と思うものを、自分で学ぶようになった。
当然ながら、お金がかかる学びも多い。読書にしても、ビジネススクールとか、英会話とか。
子どもの時と大人になってからの学びの違いは、
- 「何のために学ぶか?」が分かっている
- 自分で選択している
- 自分でお金を払っている
の3点が大きな違いだと思います。
この3点があることで、子どもの時より、自分で学んでいる意識が強くなった。
私自身は、やらされ感のある学びが得意ではなく、やらされていると思っただけで、モチベーションが上がらなくなる。
昨日やっていた『シン・ニホン』の読書会で、「学びのキッカケは、人それぞれ」だよねという話がありました。
とっても興味深かったので、今日は「学びのキッカケは、人それぞれ」 について書きたいなと思います。
数学を好きになるのも、いろんなキッカケがある
昨日読書会に参加していたみなさんに、「数学が好きでしたか?」と聞くと、1割くらいしか手が挙がらなかったんです。
でも、数学もいわゆる数式とかだけじゃなくて、いろんなキッカケがあるよね。
という話で盛り上がりました。
たとえば、探究学舎という今話題の塾が配信している「数字はどうやって発明されたのか?史上最大のイノベーション」の動画。
私がエジプトに旅行に行ったときに衝撃だったのが、数字が読めなかったこと。数字がアラビア語だと、こんな感じだったんですよね。
何か物を買おうと思っても、その見せられている数字(金額)が全くわからない。
全くわからないので、手を広げて小銭を並べて、「その金額取って」とお店の人にお願いしていました。ぼったくられても絶対分からないパターン。
こんな経験は初めてで、今でも覚えています。
たしかに、数字はシンプルじゃないと使いにくいし、国をまたいで共通であることが大切になる。その数字がどうやって生まれたかの物語が語られていて、この動画おもしろいー。探究学舎さんの授業、ほんとおもしろくて、やり方含めて色々学びになる。
それから、「マンガが入り口になることもあるよー」と聞きました。
おすすめのマンガを教えてもらったので、貼っておきます。
マンガ「コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし」
あと、この『算数事件簿』というマンガも、おすすめいただきました。
こちらの本も。
今話題の「あつ森(あつまれ どうぶつの森)の株価も、おもしろいよー」と言う声もありました。
こんなの全然自分では考えつかなかったので、読書会って、色んな視点が得られて、ほんとにおもしろい。
ちなみに、読書会に参加してくれていた「さいとー」という愛すべきメンバーが、大好きといつも言っているのが「元素」。
元素が超好きになったキッカケはピアスで金属アレルギーが出たことで、そのときにどの金属の元素がNGか、OKというリストをもらったとのこと。それがあって以来、元素にハマっているとか。
たとえば、電車の手すりを見ても、「これはどういう元素で出来ているんだろう」「元素を見つけてくれた人に、ありがとうを言いたい」と思っているとか。
人によって、学びのキッカケはいろいろ!
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