こんにちは、母親アップデートコミュニティのなつみっくすです。
昨日は、こちらのイベントを開催いたしましたので、レポートしていきます!
母親アップデートコミュニティ(HUC) &シェアリングネイバーズ(SN)で考える「母親のシェアライフ」
今回イベントを実施することになったキッカケを、少し書きたいと思います。
私たちHUCは、NewsPicksの「WEEKLY OCHIAI」の番組から生まれたコミュニティ。「母親をアップデートする」ことをテーマに活動しています。
番組のMCであった石山アンジュさんの『シェアライフ』の発売を記念して、3月に読書会イベントを実施させていただきました。
その時のレポートはこちら。
石山アンジュさん『シェアライフ』母親アップデートコミュニティ読書会HUC始まってから、初めてのイベント。アンジュさんの住む、”拡張家族” Ciftでのイベントで、花まる学習会代表の高濱先生、Ciftメンバーにも参加いただきました。
私自身は、シェアレベルがゼロの初心者だったこともあり、このイベントでの話が、すべて良い意味で衝撃だったことを覚えています。
小さなことでもシェアすれば、誰かの役に立つこともある
私だったら、どんなことをシェアできるだろう?
逆に、私がシェアしてもらう側だったら、どんなことをシェアしてもらうんだろう?
そんなことを考えながら、このイベントをキッカケに、私たちの「シェアライフ」は始まりました。HUCの中で、子供の服などの物のシェアだったり、知識や経験、情報などのシェアも、このイベントの翌日から、みんなが積極的に動き出した。
今回アンジュさんが事務局長を務めるシェアリングエコノミー協会さんと、もっと「シェアライフ」を広めるためにはどうすればいいか? を考えるイベントをやりたいと思い、イベントが実現しました。
ここからが、今回のイベントレポートです。
“シェア”マスターのシェアライフとは
スピーカーは、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師の蓑口恵美(みのぐち めぐみ) さん。通称、ミノさん。
今回イベントの準備のときに、色々と話をするなかで、ミノさんのシェアライフがおもしろくて、もっと話を聞きたいと思っていました。
富山県の農家の長女として生まれたミノさん。東京で「ダブル正社員」という実験に挑戦された話がお伺いできました。
日本初の「ダブル正社員」とシェアライフ
ガイアックスさんと、ランサーズさんの「ダブル正社員」。
日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」で働いていて、社会的な「実験」として、ダブル正社員を始めたとのこと。
ダブル正社員というのは、想像するだけで、忙しそうなイメージが。
ミノさんいわく、最初はそのイメージ通りで、このダブル正社員は、”二人の旦那を持った”みたいな状況だったとか。どっちにも好かれたいから、もっと頑張りたいと思って、疲れ果ててしまった。
そこで、「シェアのサービスをもっと活用しよう」と思ったのがキッカケで、シェアを活用することになった。
ここで見せていただいたシェアサービスのリストがこちら。空間、スキル、モノ、移動、お金など、いろんなカテゴリで、シェアサービスがこんなにあるんだ、というのにびっくりしました。
こちらが、シェアリングエコノミーの図解。提供者と利用者がプラットフォームでつながっている。
ダブル正社員として、忙しい毎日を過ごしていたミノさんが、過去3年で利用したというシェアサービスの一覧!
なんと、「名義変更の段取り」も、シェアサービスを利用していたというのは、びっくりでした。たしかに、役所の届け出を出すための書類とか、スケジュールとか、このあたりを自分で調べてやっていくよりは、経験者に聞いたほうが、よっぽどやりやすい。
シェアライフで気をつけること
サービスの利用者としてシェアライフで気をつけることについて、アドバイスがありました。
- 初めての業務はトライアル → 試してみて、相性が良い人を見つける
- 相手の意向やスケジュールと相談
- 業者だと思わない
たとえば家事代行のときにやり取りするメールテンプレートのようなものがあって、 何度もやり取りの往復がないように、きちんと要望を伝えつつ、お互いの良い関係を築いている様子が伺えました。
私も、家事代行の「タスカジ」さんを使い始めたので、このやり取りはすごく参考になります!
「母親未満、お姉ちゃん以上の頼れる存在」
家事代行は、家政婦さん、メイドさんというのではなく、
「母親未満、お姉ちゃん以上の頼れる存在」
というイメージで広めていきたい、と語っていたミノさん。
1回目に会ったときにすぐにこの関係が築けるのではなく、相性の良い人を見つけながら、じょじょに距離感が縮まってきたというお話でした。
人と人との「つながり」を大切にしたいな、と改めて感じました。
家事代行“シェア”サービスの実態、タスカジさん
続いてのトークが、家事代行の「タスカジ」さんを提供されているお二人をお招きしてのパネルディスカッション。
著書「神さまがやどるお掃除の本」が30万部を突破した、きさいち登志子さんと、「タスカジアンバサダー」として活動中のAkiさん。なんと、登志子さんはHUCメンバーのお母様ということで、この企画が実現しました。
タスカジさんへのHappyな依頼方法という話もありました!
細かいところへの気配り力の高さ、コミュニケーションの丁寧さを、それが良い信頼関係を築いていける秘訣なんだと、お二人のお話を聞いていて感じました。
“あるある”の話ですが、タスカジさんを呼ぶために家を片付ける、とかしてしまいそうになるけど、片付けを依頼する場合は、もちろんそんなことはしなくていいし、事前にどういう状態かを教えてくれるとうれしい、というお話がありました。
参加者のみなさんにとって、具体的なイメージがつく事例に基づいたお話が多くて、参考になりました。
シェアサービス利用者の声Before & After
そして、3つ目のセッションは、HUCメンバーのシェアサービスの利用実例のお話。
HUCメンバーのバーディーからは、タスカジを初めて利用した実例から、野菜不足解消、仕事のパフォーマンス向上などの効果が見られたというコメントが!
そして、3ヶ月前に出産したばかりのHUCメンバー ゆなさんからは、育児系のアプリを、家族で共有しているというお話がありました。
家族で共有できるアプリは便利。 サービス利用前は、写真のコミュニケーションなどで、サービスを提供いただける方との認識違いをなくすなど、コミュニケーションに気をつけているとのこと。たとえば、片付けであれば、事前に片付けて欲しいところの写真を撮って送るなど。
そして、HUCメンバーのおーちゃんからは、育休中に4社でinternをして、自分のスキルをシェアしていたという話や、家族で家計簿サービスをシェアしていたり、ベビーシッターのキッズラインなどのサービスを利用しているという話がありました。
洋服や自転車もシェアサービスを利用していて、色んなサービスを積極的に試しているとか。
このあと、参加者のみなさんと、どうやったら「シェアライフ」をもっと広めていけるかというディスカッションをしました。
イベントの最後には、石山アンジュさんが登場。著書「シェアライフ」に書かれているシェアへの想いを語っていただき、「シェアライフ」の増刷が決まったことをご報告されていました。
そして、なんとうれしいことに、増刷版の帯に、私たちHUCのこちらのコメントも載せていただける予定とか!
「ゆとりがあるからシェアではなく、シェアでゆとりが生まれる」
楽しみすぎます!
今回私たちHUCにとっては、とてもうれしいシェアリングエコノミー協会さんとのコラボイベントでした。「母親のシェアライフ」というテーマでしたが、男性にもご参加いただいて、「自分もシェアサービスを使ってみたいと思った。自分にとって大切なのは、”時間”。これをどう使っていくか、考えるキッカケになった。」といううれしいフィードバックをいただきました。
参加者のライフオーガナイザー すずともさんも、早速ブログにアップしてくださっています。うれしいです!
【学び】シェアで豊かに! 「母親のシェアライフ」イベントに参加してきました。
懇親会も含めてすごく盛り上がっていて、 終始イベントが、あったかい雰囲気で進んでいたのも印象的です。
ここからシェアサービスや、シェアの思想をもっと広めていきたい、新しいライフタイルを創っていきたいと感じました!
さいごに、今回のイベントの様子ですが、Twitterのライブ配信のアーカイブも観れますので、よろしければこちらから。
ありがとうございました!
タスカジのakiです
昨日は貴重な場を共有させていただき、
感謝しております!
シェアからママたちもアップデートが加速していく予感ですね♡
またなにかお手伝いできそうなことがあればお声かけくださいませ
akiさん、わー、コメント嬉しいです!ありがとうございました!!