こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
昨日は、こちらの番組を観ていました!
NewsPicks とTwitterがやっている、知のプロセスと言われる「The UPDATE」。
今回のテーマは、「男性の育休は義務化すべきか?」
ものすごく関心のあるテーマで、母親アップデートコミュニティメンバーと番組観覧に行く予定が、子供のインフルで行けず。。(行けなかったけど、トップの写真を拝借しました)
でも、ライブ配信で観ました!
観ていて、ゲストの発言に共感して首がもげそうだったので、思わず今日はここに書いています。
もしまだの方は、この放送ほんとに観て欲しい!上記のツイートからか、こちらから観れます。
「育休」じゃなくて「家庭訓練」
これぞまさに、知のプロレス!
専門家と、芸能界で初めて育休を取った、つるの剛士さんの議論。
キングオブコメントという、この番組で一番良かったコメントを、MCの古坂大魔王さんが選ぶコーナーがあります。選ばれたのは、つるのさんのコメント!
「男の家庭訓練 あなたはパパ初段!」
育休って、「休み」と入ってしまっているから、有給取る時みたいな変な罪悪感や、後ろめたさが生まれてしまう。
言葉の力はほんとにすごい。「育休」じゃなくて「家庭訓練」。
こうすれば、取る人の後ろめたさも減るし、送り出す企業も「がんばってきてね。訓練受けてアップデートされてきてね」という気持ちになる。
つるのさんは、さらに「パパ初段とか、ランク付けても良いくらい!」と熱くなっていました。
ちなみに、つるのさんは、4人目のお子さんが産まれる前に、周囲に言う前に「育休」を記者会見で宣言したそうです。こちらのインタビュー記事に、そのときの心境が書かれています。
このインタビュー記事は、このように締めくくられていました。
育休を取る男性は、マニフェストみたいなのをつくればいいんじゃないかな? これだけ休みますから、これだけのものを持って帰りますっていうビジョンをつくる。未来予想図のようなものを会社に提案するんです。上の世代や育児していない人たちには、育休って『ただ休むだけ』と思っている。そうじゃないことを伝えるためです。ちゃんと説得できれば、職場の受け止め方も変わるんじゃないでしょうか
1年取りたかった―つるの剛士さん
このインタビュー記事が、2013年。
この記事中での、男性育休取得率は「1.89%」と書かれているので、今の「6%」に、この7年間で微増。
まだまだ、「育休」はダサいと思われている。
この空気が、「育休はかっこいい、むしろ当たり前」になったら良いなと思います。
企業への「義務」化は、ボーリングのファーストピンになる
今回のテーマである 「男性の育休は義務化すべきか?」
ゲストのほとんどが賛成派。
私も、この意見に賛成です。
企業が、社員に育休を推進するのが「義務」。
個人が、育休を取得するのは「権利」。
この放送の事前知識として、こちらのNewsPicksの記事があります。「男性育休」の現状がまとまっていました。
「男性が育休を取り、育児・家事をフェアに分担すれば少子化対策のみならず、女性活躍にもつながる。育児と家事は片方に偏れば負担だが、夫婦で一緒にやれば喜びに変わる。」 (参議院議員 松川るい @Matsukawa_Rui)
ボーリングのファーストピンのように、「男性育休」が一般化したら、少子化対策や、女性活躍にも影響する。
「男性は仕事、女性は家事という`役割固定`の考え方から徐々に抜け出していくべき」 という大室先生のコメントにも共感でした。女性が”育休”、男性は”育休”は任意という空気も変えていきたいですね。
私の周りでも、女性が育休を取らずに、男性が育休を取るケースが出てきています。その多様性がもっと受け入れられるようにしたい。
なんで、企業への「義務」化が求められるか? についても、議論がありました。
- 「いっせいのせ」で、大きく変えないと、日本では育休取得率は大きくは上がらないと思われるから。(例:クールビスと同じ)
- 現状だと、育休に積極的な企業に、消極的な企業がフリーライドしているから。
- 育休を取りたくても取れない「空気」を変える必要があるから。
番組モデレーターの佐々木さんのような「企業トップの方が、育休を取れるのか?」という議論もありました。
- その人が、育休で抜けることで、職場は強くなる。またその人の大切さにも気づく。
- トップが育休取得すると、その組織に育休が「伝染」する。
- 「ながら育休」というのも良い。女性も男性も、育児をしながら少しリモートで働くとか。
個人的には、サイボウズ青野さんのように、企業トップが率先的に育休を取っていただきたい。
育休への熱い思いを語る、つるのさんとハフポスト編集長の竹下さん。そしてその熱量に押される佐々木さんと大室先生の構図がおもしろかったです。
これぞ「The UPDATE」。
ありがとうございました。
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