母親アップデートコミュニティ(HUC)の運営を始めてから大切にしていること。
それは、「他人と比べない」こと。
私たちが大切にしているのは、「自分」を軸にすること。
バリュー(行動指針)の3つのSでも、最初に「Self」を掲げているのは、「自分」を軸にするのが、何より大切だから。
私も含めて日本人は、「ランキング」が好きだと言われるし、「ランキング」で1位と言われると、それだけで良く見えてしまう。
「勝ち組」「負け組」という言葉も流行って、誰かと比べての「勝ち負け」を気にしてしまう。
子どもが生まれてからは、自分の子どもの成長と、他の子どもの成長を比べてしまうこともある。他の子は「つかまり立ち」しているけど、うちの子はまだしていない、ということで気にしてしまったり。
「優秀」とか「優れている」という言葉も、誰かと比べてどうか、というのが語源になっている。他人と比べて「秀でている」とか、他人と比べて「優れている」とか。
他人と比べることは大切ではなく、できる限り脱却していきたいと思っています。 母親アップデートコミュニティを立ち上げてから、そんなことにもがいている1年半なのかもしれない。
ちなみに、「優れる」については、TEDで感動を巻き起こした植松社長が、すばらしいことをおっしゃっていました。前に書いたブログを貼っておきます。
植松社長の言葉「優しい」とは「優れる」こと「優しさ」とは「優れる」こと。
「優しさ」には、比べるモノサシが無いから。
たとえば、「頭がいいね」とかになると、テストの点数が良かったとか、他のお友達よりも良かったとか、他者が決めたモノサシで、人と比べてしまう。
これがあると、いつも人と比べてしまい、自分を見失ってしまう。
そうではなく、親も子どもに「優しいね」と声をかけてあげるのが大切。
今日のブログでは、「他人と比べない」ために意識したいことを書いていきます。
「他人と比べない」マインドの人と関わる
まず大前提として、「マインド」を変えるのは、時間がかかる。
氷山の一角として、目に見えているのは、「行動」の部分。
その下に、「マインド」は埋もれている。
マインドを変えるのは時間がかかる前提で、私なりに効果があるなと思うこと。
まずは、「他人と比べない」人と関わること。
コミュニティを通じて、「自分」に軸を持つことの大切さ、それを実践している人の人生が豊かであることを知りました。
そして、「他人と比べない」マインドを持っている人と関わることで、私も触発される。時間はかかるけど、ちょっとずつ自分のマインドが変わっていったと思います。
比べるべきは、過去の自分
いきなり脱線しますが、ホリエモンこと堀江貴文さんの日めくりカレンダーがダイソーから発売になりました
母親アップデートコミュニティ(HUC)が制作協力しており、名前を入れていただきました!大変光栄です。
子供たちにも届くような言葉をひとつひとつ選びました。子供も大人も楽しんで欲しいです。
特に私が好きで、HUCと親和性が高いのが、こちらの言葉。
「比べるべきは、過去の自分」
小さなことでよいから、いつも小さなチャレンジをしよう。だれかと比較して落ち込むのは無意味なことだ。あきらめずにチャレンジを重ねていけば、ある日突然大きく成長する時が必ずやってくるはずだ。
私たちコミュニティでは、「毎日0.2%アップデート」を大切にしていて、
毎日たった0.2%のアップデートでも、365日続ければ200%のアップデートになる。
1日を1440分とすると、0.2%はたったの「3分」。この3分を、何かちょっとでも新しい本を読んだり、新しい道を歩いたり、自分のアップデートに使う。
この考え方は、まさに「比べるべきは、過去の自分」。
ここに目を向け続けることが大切だと思います。
ジェラシーは、ポジティブなエネルギーにする
「他人と比べない」「他人と比べない」と呪文のように唱えていても、
他人にジェラシー(嫉妬)を持ってしてしまうことはある。
他人の活動がまぶしく思えたり、うらやましく思えたり、それと比べて「自分はどうか?」とふと考えてしまったり。
「いやいや、他人と比べないってことなんだ」と思うんだけど、そんな自分に自己嫌悪に陥ってしまう。
でも、「ジェラシー」って誰にでも起こり得ることだと思います。
これについて、私の尊敬するけんすうサンが素晴らしいnoteを書いていました。
ここから引用します。
僕は「社会の幸せを考えるより、まず自分が幸せになってからのほうがいい」と思う派なので、難しい理屈をつけるより、ジェラシーを感じたら「わー!すごい!めちゃくちゃジェラシー感じる!よし自分もがんばろうー!」と変換しておく、と決めたほうが楽だと思っています。
相手が誰であろうと、とりあえずそれにしておく、と決めておくと、相手のために時間を使わなくてよくて、心も健康的になりますし、時間の余裕も生まれます。
ちなみに「ジェラシーなんて感じないもん!」としてしまうと、それはそれで、なんか心の中にモヤモヤが渦巻いて、相手が失敗したときに「それみたことか!」みたいに噴出することがあるので、いったん、健全なジェラシーということにして排出しておくのがオススメです。
「ジェラシーなんて感じないもん!」ではなく、健全なジェラシーにして、ポジティブなエネルギーに変えてしまう。
私もOK!
あなたもOK!
その上で、ジェラシーを私のポジティブなエネルギーにする。
この考え方、めっちゃいいなと思います。
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