ソフトクリームが「クリエイティブ」な理由

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

今日は、ちょっとポップ(?)な話題をお届けしたいと思います。

みなさんは、「クリエイティブ」というと、何を思い浮かべますか?

私はやっぱり「iPhone」とかでしょうか。これは誰しもが認める「クリエイティブ」として、世の中に浸透し、私たちの世界を大きく変えてくれました。

Steve Jobs Headshot 2010-CROP.jpg
2010年WWDCiPhone 4を発表するジョブズ

では、「クリエイティブ」とは、そもそも何なのでしょうか?

と聞かれると、明確に答えられない人も多いかと思います。私もその1人です。

クリエイティブとは何か?

Wikipediaによると、

クリエイティブ(Creative)とは、創造性、創造的であることの英訳。

となっていますが、「創造性」「創造的」以上のことは書かれておらず、分かりにくいですね。

あとは、広告の制作物ということでも使われていますね。

クリエイティブ (広告) – 広告制作物・制作部門などのこと。

「クリエイティブ」については、ソーシャル経済メディア・NewsPicksの
インフォグラフィック・エディター である櫻田潤さんの説明が分かりやすかったので、引用させていただきます。

クリエイティブの方程式は、「カルピス」モデル

「カルピス」の画像検索結果

みなさんも、1度は飲んだことがある「カルピス」。櫻田さん曰く、クリエイティブ方程式は、こうなるようです。

原液 × システム

カルピスは、原液があって、それを薄めて広めることで、世の中に広がりました。ちなみに、このカルピスですが、なんと100年も売れ続けているそうです!

すごいですね!この秘密は『なぜ「カルピス」は100年も売れ続けてるのか』の記事に書かれていました。下記引用です。

カルピスが生まれたのは遡ること1919年よりさらに前のこと。僧侶出身の実業家の三島海雲がモンゴルで体調を崩した時に現地の発酵乳を飲み元気を取り戻した。この不思議な力を日本に伝えたいという思いからカルピスをつくったという。

ここで見つかった「カルピス菌」がすごく貴重で、 今ではもう手に入らないようです。大正時代から続いている、この「カルピス菌」の原液を注ぎ足して作り続けているとのことです。

この「カルピスモデル」から、今一度クリエイティブの方程式をまとめると、

原液(アート) × システム(デザイン)= 世界を動かす(クリエイティブ)

となるようです。

櫻田さんが「クリエイティブ」の例として挙げられていて分かりやすかったのが、「絵文字」です。

絵文字もクリエイティブ

今ではスマホで欠かせない存在となった「絵文字」ですが、なんと日本発祥!そして今では世界共通言語となっています。「Emoji」で通じるようです。

先ほどの方程式でいうと、

  • 原液(最初は1つの絵文字から)
  • システム(膨大な種類の絵文字が作られる)

という感じですね。

Appleも、続々と新しい絵文字をリリースしており、2018年10月にも70を超える新しい絵文字をiPhoneに追加しているようです。詳細は、こちらのニュースリリースより。

もはや絵文字は多すぎて、何を使っていいか分からないくらいですね。

ここまでで、「クリエイティブ」の方程式については、ご理解いただけたかと思います。ここからがタイトルに書いた「ソフトクリーム」についてです。

ソフトクリームが「クリエイティブ」な理由

みなさんは、ソフトクリームを食べますか?

私も好きなのですが、それ以上に子どもがソフトクリームが大好きですね。動物園とかに遊びに行くと、動物や遊びに集中してしまい、なかなか帰れなくなります。そのときに、「ソフトクリームあるよ」という一言で声を掛けると、それまで遊びに集中していたのが嘘のように、一気にソフトクリームが売っている所に走り出す。自分が「親」になってから、「ソフトクリーム」が神様に思えます。

親視点になりますが、何がすごいかと言うと、こちらのソフトクリームのディスプレイの魔力です。

「ソフトクリーム ディスプレイ」の画像検索結果

このディスプレイ見たときの、子どものテンションの上がり方は、すごいです。

逆にソフトクリームを今は食べさせたくない、というときには、いかにこのディスプレイを見せずに、この場を通り抜けるかというのに必死になってしまいます。

ソフトクリームは「神様」と思うと同時に、すごい「クリエイティブ」だと思ったんですよね。

これまでの流れから、「クリエイティブ」の方程式に当てはめてみたいと思います。

  1. 原液(ソフトクリーム本体)
  2. システム(ソフトクリームのディスプレイ、色んな味のバラエティ)

原液

「原液」に当たるのは、間違いなくソフトクリーム本体だと思います。アイスクリームの後に、ソフトクリームが生まれたそうですが、その起源はどこだったのでしょうか?

ソフトクリーム協議会のWebに説明がありました。

ソフトクリームの起源は、なんと4000年も前の中国。 日本に登場したのは1951年。明治神宮で開かれた進駐軍主催のカーニバルの模擬店で、初めてコーンスカップに盛られたソフトクリームが売られました。一般の日本人が、最初にソフトクリームを食べ、フリーザーの運転を見たのがこの時だったのです。
有名百貨店などの食堂・喫茶店などで次々とソフトクリームが販売され、わが国のソフトクリーム発展の土台となりました。

ソフトクリーム協議会のWebより

システム

ソフトクリームは、どんな店でもディスプレイを店頭におけるし、どんな味でも開発して良いので、この「システム」が整っているな、と感じました。

ついでに、私が一番好きなソフトクリームはこちらの「抹茶ソフトクリーム」です。完全に大人向けですが、お茶屋さんだけあって、抹茶がビックリするくらい濃厚です。長野県の善光寺近くにお店があり、長野出身の友達に教えてもらいました。

長野寿ゞき園茶店」

食べログより引用

この濃厚な抹茶と、小豆のバランスが絶妙です。

ということで、本日は「クリエイティブ」について深掘りしてみました!何か自分がクリエイティブな物、サービスを作りたいと思った時は、こちらの方程式をどう埋められるか?を考えることが重要ですね。

原液(アート) × システム(デザイン)= 世界を動かす(クリエイティブ)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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2 Comments

Natsumi Suzuki

本の種をまく人さん、コメントありがとうございます!!ソフトクリームには頭が上がりません。

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