こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
みなさんは、Abema TVの「ニシノコンサル」という番組をご存知でしょうか?
ビジネスの悩みを抱えた相談者に、キングコング西野亮廣さんと、ゲストがコンサル!アイデアを出していく切り口とか、すごく勉強になる番組です。 ちなみに、ニシノコンサルはこちらから観れます。
*こちらの記事に入れている画像は、番組より引用させていただいております。
今回は24回目の「スポーツメーカーミズノに新商品を提案!更にVANQUISHとコラボも?」がテーマでした。
相談者:
・スポーツメーカー「ミズノ」
相談相手:
・キングコング・西野亮廣さん
・SHOWROOM代表・前田裕二さん
・ファッションブランド VANQUISH ・石川涼さん
ミズノさんこんなページを作ってツイートしてたなんて、素敵ですね。
野球好き以外にミズノを届けたい!
現在、社員数5,000名以上、明治39年創業のスポーツメーカー最大手の一つ「ミズノ」。中でもクライアントが所属するダイアモンドスポーツ事業部で取り扱う野球用品に関しては市場の40%以上のシェア率を誇るミズノ。
この野球の競技人口が減っているけど、この競技人口を増やすのは、一企業ではなかなか難しい。「野球好き以外に届けることができないか?」というお悩み相談でした。
「ミズノブロック」を外す
西野さんが、何度も言ってたのが「ミズノブロック」という言葉。ミズノというと、高品質で歴史のあるブランドだけど、おしゃれというイメージが無い。
なので、ここがブロックになってしまっているとのこと。ミズノのブランドロゴマークがあることが、逆に買うことのブロックになってしまう。
もし野球好き以外に届けたいのであれば、「ミズノ」というブランドイメージが付いているので、「ミズノ」と言わないほうが良いのでは?ロゴマークも外したほうが良いのでは?という話になりました。
たしかに、この「ミズノブロック」はすごく共感です。残念ながらおしゃれなイメージはなく、実直にスポーツを楽しむユーザー向けのイメージです。
前田さんは、このユーザーのことを「シリアスプレイヤー」と表現していました。西野さんも、前田さんも言葉選びがキャッチーで分かりやすい。印象に残る!
これも「メモの魔力」か、と思ってしまいました。
海外で、新しいブランドイメージを作る!
国内の市場は縮小するばかり。VANQUISHの例でいうと、なので海外展開をして、今では130カ国に展開しているとのこと!しかも、全体売上での海外展開が占める割合は8割とか!
海外だとミズノのブランドイメージが無いので、一から新しく作り上げることができる。
この番組の中で紹介があったのは「ユニフォームの素材を使ったスーツ」
ユニフォーム素材なので、ストレッチ性が抜群で、シワにならずに動きやすいのが特長とか。
これもミズノの固執したブランドイメージのある日本で売ろうとすると、なかなか難しい。海外で「おしゃれ」な新しいブランドイメージを作る方が良いとのアドバイスがありました。
海外で新しい市場を開拓するなら、コラボが良い
と言っても、一から新しくブランドイメージを作り上げていくのは簡単ではないので、どうしたらよいか?という話になりました。
現地で人気のあるブランドとコラボすることで、新たな市場開拓を狙うのが良いというアドバイス。
VANQUISHとミズノのコラボ!
が番組内で成立してました。楽しみですね!
VANQUISHの例でいうと、海外展開はインスタから始まったとのこと。インスタでクールな投稿に火がついて、インフルエンサーから支持されて、人気が出てという流れですね。
今のミズノさんのインスタは、完全にシリアスプレイヤー向け。
これはこれでファンが付いているので、別のイメージを打ち出したいのであれば、別のアカウントを作ったほうが良いというアドバイス。グローブんどの商品画像ではなく、野球の楽しさが伝わる画像にするとか。
1つのSNSアカウントでは、世界観を統一することが大事ですね。
おじさんに潰されない体制を作る
西野さんが重要なことを言っていたのでメモ。企業とくに大企業だと、せっかくこういう良いアイデアを若手が持ってきても、おじさん役員に潰されることが多い。結局何も進まない、というのが良くあるパターンですよね。
企業の体制を変えることが大事という言葉が、身にしみて、ほんとに共感。
たとえば、新しい部署を作って「その部署の企画は、おじさん抜きで必ず通す」とか。あとインスタでもなんでも、毎回誰かが承認とかやめる。世界観を作って、その世界観に合うように投稿できれば、それで良い。
大企業だと、おじさんに潰されない体制を作るのが、ほんとに大事ですね。ちなみに、ここで言う”おじさん”というのは固執した意見に縛られて、新しいアイデアを受け入れない人たちのことを指しています。一応補足しておきます。笑
でもそういう人たちは、「俺は違う」って自覚が無いのかもしれませんが。
青春時代の思い出をカタチに。”物語”がある。
いま野球をやっていなくても、「元野球ユーザーに届けられる商品がないのか?」という話からでた、 石川涼さんからでた名案!
青春時代に使っていたグローブをミズノに持ち込むと、商品(名刺入れなど)にしてくれる
「それ、めっちゃいい!」と西野さんが感激していた名案。西野さんいわく、芸人だと、売れていなかった下積み時代を思い出せるアイテムが無いとのこと。これが野球ユーザーであれば、そのときに使っていたグローブは思い入れのあるアイテム。
それを見ると、そのときに頑張っていた自分を思い出せる。
名刺入れ全体に、そのグローブの革を使うことはできなくても、革の一部を使うとかでもいい。
青春時代の思い出がカタチになっている。つまり、“物語” がそこにある。
この「CM作りたい!」と西野さんが大興奮でした。
石川涼さんいわく、誰に届けたいか?というのを、超具体的にイメージしたことで出た名案とのこと!
このミズノさんのCM見れる日を楽しみにしています!
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