こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
みなさんは、Abema TVの「ニシノコンサル」という番組をご存知でしょうか?
ビジネスの悩みを抱えた相談者に、キングコング西野亮廣さんと、ゲストがコンサル!アイデアを出していく切り口とか、すごく勉強になる番組です。 ちなみに、ニシノコンサルはこちらから観れます。
*こちらの記事に入れている画像は、番組より引用させていただいております。
今回は20回目の「社交ダンスの競技会の集客を増やすには?」がテーマですので、こちらの内容をまとめます。色んなビジネスに共通するテーマである「集客」そして「コミュニティ」の話がでて、今回も興味深かったです。
- 社交ダンスって何?
- どんな課題があるの?
- これから集客を増やすために何をやっていくか?
社交ダンスの競技会の集客を増やすには?
相談者:
・プロ社交ダンサー・小野 晃歳さん、小野 麻耶さん
相談相手:
・キングコング・西野亮廣さん
・オリエンタルラジオ・中田敦彦さん
1. 社交ダンスって何?
今回のクライアントは、プロの社交ダンサーであるお二人。
そもそも社交ダンスのことが私もよく分からないのですが、社交ダンスについて説明がありました。
社交ダンスの種類
社交ダンスには2種類あるとのこと。
- ボールルーム
- ラテンアメリカン
これはお笑いで言うところの、「漫才」と「コント」くらい違う。
ボールルームはプリンセス系、ラテンアメリカンは情熱系という感じのようです。今回のクライアントのお二人は、後者ですね。
競技会は、年間で10試合以上
競技会というお披露目するイベントは、年間10試合以上あるとのことです。意外と多いですね。
私は、日テレの「ヒルナンデス」の番組でやっていた、オリラジ中田さんと、いとうあさこさんの社交ダンス企画は観ていました。でもそれくらいのイメージしかないです。
こんな感じで競技会が行われているようです。どんな人が見に行っているのか気になります。
ちなみに、社交ダンスは明確なルールが無いみたいです。「漫才」のM-1グランプリみたいなもので、審査員がいて、その人達が良し悪しを判断するシステム。たとえば、転んでも減点にはならないし、ルールがある訳でない。
プロの社交ダンサーって何?
プロは教師の資格があり、社交ダンスを生徒さんにレッスンとして教えている。プロとして登録されている社交ダンサーのこと。収入源は、教室の料金 + 競技会の賞金のようです。
そう言われて思い出しましたが、私のお母さんも社交ダンスを習いに通っていました。どちらかというと、上の世代の人がやるイメージがあるかもしれません。
2. どんな課題があるの?
これについては明確で、「競技会の集客ができていない」とのこと。
ちなみにチケットの価格は、競技会によってバラつきがあるみたいですが、5,000円くらい。ホテルでディナー付きだと、2万円くらいになるようです。結構良いお値段するので、どちらかというと、セレブ層が見に行く感じなのかもしれませんね。
社交ダンス教室の先生がチケット”手売り”
今のチケットの販売ですが、基本的に社交ダンス教室の先生の”手売り”が中心とのこと。社交ダンスのコミュニティの中で売っているので、社交ダンス教室以外の手売りはできていない。
先生が減っていて、売っているチケット数も減っている状態。
このチケット”手売り”モデルは結構良いみたいで、中田さんも、西野さんもこの”手売り”はやってきたとのこと。お二人のようにテレビに出ていて有名な方でも、裏で地道に”圧倒的な努力”をされているのが成功に繋がるんですよね。
RADIO FISHの例は?
中田さん1人では限界があるので、メンバー11人でチケットを手売りした。それを続けていると、意外とライブの常連ではなく新規が来たとのこと。「中田さんのずっとファンだったんですけど、ライブがあるの知りませんでした」というライブの潜在顧客に届いた感覚があった。
西野さんの例は?
2年くらいチケット2,000枚を手売りしていた。かなり地道な活動のようですが、ネタを作るより、コミュニティを作る時間を増やしたとのこと。いきなり「実り」がある訳ではないけど、続けていくことでどこかのタイミングで、ブレイクスルーする瞬間があった。
3.これから集客を増やすために何をやっていくか?
いきなり競技会のフォーマットを変えることはできない。競技会のチケット販売能力を上げて、まずはチケット販売の実績をつくる必要がある。競技会への提案が通るようになる。
まずビジョンを明確にする
西野さんの例だと、西野さんはビジョンとして 「ディズニーを超える」と言っていて、このストーリーに共感して、「何かやってくれそう」「何か見せてくれそう」と期待する人たちが出てくる。
よく言われることですが、ダンスで差別化するのではなく、むしろ”人”の魅力が重要。どれだけブランド化できるか、というのがポイントとのこと。
自分自身をブランド化し、価値を持たせることで集客につながる
西野亮廣
もはやダンスをする必要が無い
中田敦彦
コミュニティ化を目指す
いきなりチケットは売れない。まずは、ビジョンに共感してくれる人を増やし、応援してくれるコミュニティを作る。ただコミュニティを作るのには時間も労力も必要になるので、ここは”ダンス”をする時間を減らしてでも、ここに取り組む覚悟が必要そうです。
- 誰かのコミュニティを借りて、協力者を増やしていく
- 地道に「飲み会」を開いて、コミュニティを作っていく
いきなりコミュニティを作る!と言っても、どこから手を付けていいか分からない。 その場合は、誰からのコミュニティを借りて、協力者を増やしていく方法もあり。
ここでは、芸人である、天津の向さんの例の紹介がありました。 西野さんのオンラインサロンの「アニメ部」で仲間を作って、そこでの協力者が増えていった。それを続けていると、向さんのイベントがあったときに、人が集まるようになったとのこと。
“飛び込み営業”みたいなもの
まず仲良くなることが大事、 商品の説明はいきなりしない
物を売るためには、「信頼」を築くこと
中田敦彦
とにかくGiveすること
ここでは、ホームレス小谷さんの例が出てきました。天才万博(毎年12月に開催)のチケットをどのように売ったら売れるかというのを検証したとのことです。
- 1月からチケットを売る
- 1月から10月まではチケットを売らずに「信頼」を得る、そして残り2ヶ月でチケットを売る
後者のパターンが売れる、つまりひたすらGiveしていた結果、チケットが売れるようになった。
とにかくGiveをしまくること
西野亮廣
どこかでK点を超える(ブレイクスルーする)瞬間がある
クライアントのお二人は、既にかなりSNS(Twitter)は使われている。たとえば、「社交ダンスをクリスマスツリーの前でやってみた動画」など、結構面白い投稿が紹介されていました。でも、ブログはやってないようで、中田さんからブログの勧めがありました。
ツイートと違って、ブログはしっかり理解してもらえるから「いま改めてブログは良い!」というのが中田さんからのアドバイス。ブログを毎日書いている身としては、なんだか嬉しいコメントでした!
ブログで社交ダンスへの”熱い想い”を”毎日”投稿をして
中田敦彦
チケット購入サイトへのリンクを貼ってコミュニティを増やす
社交ダンスは身近な存在ではなかったのですが、今回の番組のなかでもあったように「フェンシング太田さんの業界改革」のように、社交ダンスの新たなエンタメの魅力がでてくると面白いかな、と思いました。
業界を改革するのは大変だと思いますが、新たな世界を切り拓いていくチャレンジを応援しています!
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