こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
この間の、母親アップデートコミュニティ(HUC)で実施した、大室先生、佐々木紀彦さんをお招きしたイベント。
「母親が向き合うべきメンタルヘルス」大室正志 先生×佐々木紀彦さん HUCイベントリアルにこのイベントに参加したメンバー、そしてライブ配信で観てくれたメンバーから、色々なフィードバックがあって、まだ余韻に浸っています。
あらためて、イベントの最初に考えていたイベントの目的を振り返ってみる。
「自分ゴト化」が大切というのは、最近良く耳にするけど、ほんとにそう。イベントで、どうやってそのイベントを「自分ゴト化」して、一方的なことで終わらせないか、というのはイベントを企画運営する側は、意識していかなければいけないこと。
今回のイベントの場合でいうと、これがすごく上手くいったと思っていて、なんで「自分ゴト化」できたのだろう?ということを振り返ってみる。
- 質疑応答によるディスカッション(withお酒)
- グループワーク
- アウトプット
の3つが、自分ゴト化できる大きな要素だったのかな、と。
「お酒」と「場づくり」
実は、イベントが始まるまでは「このイベント成功するかなー」と少し不安でした。「母親が向き合うべきメンタルヘルス」という少々重い、そしてあまりキャッチーではないイベント名を付けてしまい、このテーマでどの程度、盛り上がれるか?そして、グループワークは入れたいけど、どんな内容がいいか?も試行錯誤していました。
そんななか、お酒担当のえっちゃんが、「最初に乾杯しようよ!」「お酒なにがいいかなー。ウイスキーの銘柄なにがいいと思う?」「乾杯のときのグラス、どうする?オイシックスさんから、借りれないかな?」と、矢継早にお酒の調整が始まる。(笑)
あっという間に満席になってしまったため、会場を変更することになったのですが、その条件の一番重要なことは「お酒を飲める」こと。
わたしは内容や進め方が不安だったので、「えっちゃんは、お酒に集中して」(笑)とお願いして、私たちは内容に集中することに。
結果的に言うと、このお酒のチョイスという云々より、カジュアルな空気感を作ってくれたのは、すごく大きい。乾杯から始まり、お酒も入って、ディスカッションも盛り上がった。
「みんな、ここでは言いたいこと言ってもいいんだ」ていう空気感が作れた。今回のイベントテーマで「お酒飲もう」とか、私だったら考えもしないかもしれない、そしてこんな空気感もつくれない。
えっちゃんは、単に「お酒」を飲む人だけじゃなくって、場づくりのプロだったんだという新たな気づき(笑)
みんな自主的にやれる人がやれることをする、それが出来ているのが嬉しい。
アウトプットの大切さ
お酒もあって、グループワークや、ディスカッションも盛り上がった。グループワークもあったから、その場でみんな何かしら発言する機会があった。「自分ゴト化」したことを、嬉しいことにアウトプットしてくれている。
- イベント中に、Twitterでのツイート
- イベント後に、コミュニティ内、Facebook、Twitter、ブログなどでのアウトプット
#令和の母 キャンペーンで、ツイートに対するハードルが下がったことで、ツイート量が増えたのも嬉しい。そしてイベント後に、それぞれの好きな形でアウトプットしている。言葉にすることで、また別のメンバーからのフィードバックがあって、新たな気付きが生まれる。
その1つが、HUCメンバーである、しょこたんのブログ(note)。
熱狂できるっていう素晴らしさ
自分の言葉で、自分の素直な気持ちを表現されていて、心にぐさっと刺さる。すごく勇気づけられたし、シンプルに感動した。こういうアウトプットが、感動を生み、だれかの一歩を後押しすることになる。
このnoteに書かれていた、この言葉が印象的。
「コミュニティは勇気をくれる」
これは本当にそうだなと思います。
さっきの聞いてくれる人の話にも通じますが、人とつながれるだけで、自分を肯定されている気持ちになれる。その勇気はきっと行動につながり、何かを少し変えてくれる。その少しの変化が積み重なって、大きなムーブメントになる。
しょこたんのnoteより引用
「ムーブメント」ってなんだろう?「女性リーダー」ってなんだろう?
「ムーブメント」という言葉。HUCを始めてから、私もよく使っているし、他のメンバーからも耳にする。別の言葉で、「ソーシャルインパクト」と表現しているメンバーもいるけど、似たようなことだと思う。
HUC内のやり取りで、ありこさんが、この動画を共有してくれました。
何のコメントも無く、動画のリンクが貼ってあっただけ。(笑)
ジーンと来ました。
そして、ふと思い出したのが、こちらのTEDのプレゼン動画。
そして、コメントなしで動画のリンクを共有!(笑)
シチュエーションは違うけど、ムーブメント(社会運動)はどうやって起こすか?というのがイメージできる2つの動画。
2つ目の動画は、解説が付いているので分かりやすい。
- 最初は笑われているけど、踊り出す(行動を起こす)のがリーダー
- そのリーダーに続けと、2人目、3人目のフォロワーが踊りだす
- 「なんか面白そうだな」と、少しずつ踊り出す人が増えていく
- 踊ることが当たり前という空気感になり、みんな踊り出す
- ムーブメントになる!
私たちがHUCでやりたいことって、この輪をつくっていくこと。最初は、この輪の中でひたすら盛り上がる。それが周りに見えてくると、踊り出す人が増えてくる。
誤解を恐れずにいうと、HUCのコミュニティメンバーを増やしたいという思いは今のところは無いです。ありがたいことに、125名のメンバーが自然発生的に集まってきた。この熱量、熱い思いを輪にすること、それを見えるようにして、周りの人に影響をあたえて、輪を広げていくこと。これが私たちがやりたいことなんだ、と思ってます。
「女性リーダー」ってなんだろう?
女性リーダーって、強くてパワフルな女性のイメージがありました。前のWEEKLY OCHIAIの「働く女性をアップデートせよ」でも、そんな話があって、いわゆるマッチョ的な女性リーダー。
WEEKLY OCHIAI 「働く女性をアップデートせよ」日本で言うと、このマッチョ的な女性リーダーは、勝間和代さんをイメージします。次の世代として、これを目指すマッチョフォロワーが出てきた。どうしても、「女性リーダー = 強い」というイメージがあって、男性リーダーであれば何も言われないのに、強すぎる女性リーダーは「偉そう」と叩かれたりもする。
これからはもっと違う女性リーダー像があってもいいよね、と思います。
企業に勤める1人のビジネスパーソンとして、女性リーダーがもっと増えて欲しいというのを思っている。でも、それを言っていると、結構モヤモヤが生まれてきて、「なんで、女性リーダーがいいんだっけ?」と返されることも良くあります。うまくこれを言語化できない自分へのモヤモヤ。
さっきのムーブメントの動画を観て思ったのは、輪を作っていくのには、ひとり一人に、丁寧に声がけしていって、少しずつ輪を広げていくことも大切。それは一般的に言うと、女性の得意なところかもしれない。
新しい「女性リーダー」のあり方は、私たちが創っていくもの、体現していくもの。今はまだモヤモヤしているけど、一歩一歩進んでいきたい。
コメントを残す