こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
みなさんは、「アウフヘーベン」という言葉を聞いたことはありますか?
母親アップデートコミュニティ(HUC)で話題の言葉。私もつい先日の、産業医・大室先生をお招きしたイベントで、初めて知った言葉です。
「母親が向き合うべきメンタルヘルス」大室正志 先生×佐々木紀彦さん HUCイベントなんで、この「アウフヘーベン」という言葉が、このイベントで出てきたか?というと、大室先生が、「母親アップデートコミュニティ(HUC)は、アウフヘーベンだ」と言ってくれたから。
すごく嬉しくて、その後から「アウフヘーベン」が共通言語となって、HUCの中では盛り上がっています。でも言葉として聞きなじみがなく、そもそも覚えづらい。そして海外在住のメンバーいわく、いろんな意味を持つ言葉で、ネガティブな意味で使われるケースもあるとか。
だったら、もっと分かりやすいキーワード(新語)を自分たちで作って、流行語大賞を目指したいよね、ということでワークショップをやりました。
「アウフヘーベン」とは?
この言葉について、改めておさらいしてみます。
これまでメディアが出してきた”母親像”って、VERY的、日経WOMAN的なある意味、相反する2つの方向性に絞られてた。
- VERY的(キラキラ。母・妻としての家業を優先。)家族>自分
- 日経WOMAN的(バリキャリ。バリバリのキャリアを追求。)自分<家族
この2つの方向性を認めつつ、もっと上の次元でそれを統合するという考え方が「アウフヘーベン」。 もっと多様な価値観を認め、だれも否定しない。100人いれば100通りでいいよね。(拡張)家族=自分、という考え方。
グループワークで、「アウフヘーベン」に代わるキーワードを考える
こんな流れで、自分1人で考える時間、そしてアイデアをシェアする時間、それからグループワークして、アイデアをブラッシュアップする流れ。
- (20分)一切会話せず、一人で考える
- (5分)アイデアのシェア ※ 1分 × 5人「私の答えはこう、その理由はこう」
- (15分) 一切会話せず、一人で考える ※アイデアが5つしかないと仮定し、6つ目のアイデア出し
- (5分)アイデアのシェア ※ 1分 × 5人「私の答えはこう、その理由はこう」
- (15分)コラボレーションして、アイデアを最終化、1つに絞る
このやり方の良い所としては、自分1人で考える時間と、コラボレーションする時間のどちらもあるという所。「キーワード」って1人で考えることが多いけど、これによって、アイデアがよりブラッシュアップされて、良いものになっていく。
「流行語」って、どんなものが選ばれているの?
参考情報として、「流行語」について、これまでどんなものが選ばれているかの情報をシェアしてもらう。
なるほど、たしかに分かりやすくてキャッチーである。音節は4つというのは、予想していたよりもかなり短い。
「流行語」といっても、いくつか種類があるようなので、そのあたりもシェアしてもらう。①の流行語大賞、②の今年の新語がターゲット。
どうせやるなら、夢は大きく。一番話題性のある「流行語大賞」を目指したい。
みんなが「これだ!」という新語まで出なかったけど、個人的にはすごく発見があって、それを書いておきたい。
最初に1人で考えた「アウフヘーベン」の新語
①カベとび
今までは相反するものの間には「壁」があって、それを「ベルリンの壁」みたいに、どうぶち壊そうかと考えていた。でもそうじゃなくって、壁を飛んで、もっと上の次元で違う解決策を探すということ。カベは壊すじゃなくって、飛ぶみたいな感覚。
②ぬるまる
熱いお湯 と 冷たい水
それをどちらもいかすと「ぬるま湯」。心地よい空間ができあがる。
③超えっちゃん
完全に内輪ウケですみません。(笑)
「アウフヘーベン」の連想語として「超越する」という言葉があって、これがすごい良いなーと思って。で、隣にいたHUCメンバーのえっちゃんって、超越している存在だなー、という所からでたワード。
④ハイブる
「ハイブリッド」というのはそれなりに浸透しているワードで、2つのものを良い感じに組み合わせるという言葉。それを動詞にしてみた。
ここから、他のメンバーの意見を聞いたり、グループワークでブラッシュアップしてみたり。
そのなかで出てきたワードで気になったのが「フュージョン」
ドラゴンボール世代なのに、すっかり忘れてた。
ドラコンボールにおける「フュージョン」については、Wikipediaに説明がある。これ、これ、まさにこれが言いたかったこと!
日本の漫画およびアニメ作品『ドラゴンボール』において、融合(ゆうごう)とは、2人の人間が合体し、1人の人間となる現象を指す。
成功すると元の人物をはるかに超えるパワーを持つ別人格の人物が誕生する
フュージョンの発想は、原作者の鳥山明が「超サイヤ人より強いものがない」という話を桂正和にしたら、「合体するしかないんじゃないですか」と言われたことで生まれた[2]。
週末に参加してきた、拡張家族「Cift」の2周年祭で、アンジュさんが言ってた話を思い出した。「私たちが目指しているのは、オーシャンズ11では無い気がする。」ということ。この話には、すごく共感して、「オーシャンズ11」って、個人個人が際立っているけど、それがミックスされて、もっと最強になる感じはしない。
私たちが目指しているのは、「フュージョンズ11」じゃないか!って勝手に、盛り上がりました。
個人個人が際立つのはもちろん、つながって、ミックス、フュージョンされて、もっと無敵になる感じ!これ、映画にしたら面白そう!
まだまだ答えは出てないけど、もっとみんなで意見交換して、「アウフヘーベン」に代わる新語を作っていきたい!
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