「アウフヘーベン」と「フュージョンズ11」

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

みなさんは、「アウフヘーベン」という言葉を聞いたことはありますか?

母親アップデートコミュニティ(HUC)で話題の言葉。私もつい先日の、産業医・大室先生をお招きしたイベントで、初めて知った言葉です。

「母親が向き合うべきメンタルヘルス」大室正志 先生×佐々木紀彦さん HUCイベント

なんで、この「アウフヘーベン」という言葉が、このイベントで出てきたか?というと、大室先生が、「母親アップデートコミュニティ(HUC)は、アウフヘーベンだ」と言ってくれたから。

すごく嬉しくて、その後から「アウフヘーベン」が共通言語となって、HUCの中では盛り上がっています。でも言葉として聞きなじみがなく、そもそも覚えづらい。そして海外在住のメンバーいわく、いろんな意味を持つ言葉で、ネガティブな意味で使われるケースもあるとか。

だったら、もっと分かりやすいキーワード(新語)を自分たちで作って、流行語大賞を目指したいよね、ということでワークショップをやりました。

「アウフヘーベン」とは?

この言葉について、改めておさらいしてみます。

これまでメディアが出してきた”母親像”って、VERY的、日経WOMAN的なある意味、相反する2つの方向性に絞られてた。

  • VERY的(キラキラ。母・妻としての家業を優先。)家族>自分
  • 日経WOMAN的(バリキャリ。バリバリのキャリアを追求。)自分<家族

この2つの方向性を認めつつ、もっと上の次元でそれを統合するという考え方が「アウフヘーベン」。 もっと多様な価値観を認め、だれも否定しない。100人いれば100通りでいいよね。(拡張)家族=自分、という考え方。

2つの相反すると思われる考え方を、統合する。
どちらの三角形も生かしながら、統合して、とても大きな三角形にしていく。

グループワークで、「アウフヘーベン」に代わるキーワードを考える

こんな流れで、自分1人で考える時間、そしてアイデアをシェアする時間、それからグループワークして、アイデアをブラッシュアップする流れ。

  • (20分)一切会話せず、一人で考える
  • (5分)アイデアのシェア ※ 1分 × 5人「私の答えはこう、その理由はこう」
  • (15分) 一切会話せず、一人で考える ※アイデアが5つしかないと仮定し、6つ目のアイデア出し
  • (5分)アイデアのシェア ※ 1分 × 5人「私の答えはこう、その理由はこう」
  • (15分)コラボレーションして、アイデアを最終化、1つに絞る

このやり方の良い所としては、自分1人で考える時間と、コラボレーションする時間のどちらもあるという所。「キーワード」って1人で考えることが多いけど、これによって、アイデアがよりブラッシュアップされて、良いものになっていく。

「流行語」って、どんなものが選ばれているの?

参考情報として、「流行語」について、これまでどんなものが選ばれているかの情報をシェアしてもらう。

なるほど、たしかに分かりやすくてキャッチーである。音節は4つというのは、予想していたよりもかなり短い。

「流行語」といっても、いくつか種類があるようなので、そのあたりもシェアしてもらう。①の流行語大賞、②の今年の新語がターゲット。

どうせやるなら、夢は大きく。一番話題性のある「流行語大賞」を目指したい。

みんなが「これだ!」という新語まで出なかったけど、個人的にはすごく発見があって、それを書いておきたい。

最初に1人で考えた「アウフヘーベン」の新語

①カベとび

今までは相反するものの間には「壁」があって、それを「ベルリンの壁」みたいに、どうぶち壊そうかと考えていた。でもそうじゃなくって、壁を飛んで、もっと上の次元で違う解決策を探すということ。カベは壊すじゃなくって、飛ぶみたいな感覚。

②ぬるまる

熱いお湯 と 冷たい水

それをどちらもいかすと「ぬるま湯」。心地よい空間ができあがる。

③超えっちゃん

完全に内輪ウケですみません。(笑)

「アウフヘーベン」の連想語として「超越する」という言葉があって、これがすごい良いなーと思って。で、隣にいたHUCメンバーのえっちゃんって、超越している存在だなー、という所からでたワード。

④ハイブる

「ハイブリッド」というのはそれなりに浸透しているワードで、2つのものを良い感じに組み合わせるという言葉。それを動詞にしてみた。

ここから、他のメンバーの意見を聞いたり、グループワークでブラッシュアップしてみたり。

そのなかで出てきたワードで気になったのが「フュージョン」

フィギュアのサイトより引用

ドラゴンボール世代なのに、すっかり忘れてた。

ドラコンボールにおける「フュージョン」については、Wikipediaに説明がある。これ、これ、まさにこれが言いたかったこと!

日本漫画およびアニメ作品『ドラゴンボール』において、融合(ゆうごう)とは、2人の人間が合体し、1人の人間となる現象を指す。

成功すると元の人物をはるかに超えるパワーを持つ別人格の人物が誕生する

フュージョンの発想は、原作者の鳥山明が「超サイヤ人より強いものがない」という話を桂正和にしたら、「合体するしかないんじゃないですか」と言われたことで生まれた[2]

週末に参加してきた、拡張家族「Cift」の2周年祭で、アンジュさんが言ってた話を思い出した。「私たちが目指しているのは、オーシャンズ11では無い気がする。」ということ。この話には、すごく共感して、「オーシャンズ11」って、個人個人が際立っているけど、それがミックスされて、もっと最強になる感じはしない。

私たちが目指しているのは、「フュージョンズ11」じゃないか!って勝手に、盛り上がりました。

個人個人が際立つのはもちろん、つながって、ミックス、フュージョンされて、もっと無敵になる感じ!これ、映画にしたら面白そう!

まだまだ答えは出てないけど、もっとみんなで意見交換して、「アウフヘーベン」に代わる新語を作っていきたい!

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