こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
こちらのイベントに参加してきましたので、濃縮してレポートします。
このイベントの登壇者は、『0秒で動け』の著者、伊藤 羊一さんです。
前著『1秒で話せ』が、なんと33万部超のベストセラー(2019/8時点)。
ビジネス書で30万部を超えるというのは、想像を絶する数字! ミスチルの2枚目のシングルだった「抱きしめたい」でも6万枚。なんと、それを6倍超えているとか! 今回はそのあとの新著ということで、私も発売を楽しみにしておりました!
まず、最初に話があったのが、
『0秒で動け』は、何も考えずに踏み出せ、ということを書いた本ではなく、
「さっと動けるようになるために、どう鍛えたらいいか」について書かれている本とのことです!
この「すげー」「やべー」イベントを、3つのポイントでお届けします!
「行動」「スキル」「マインド」の3つをサイクルで鍛える
私も、この図がすごく好きです。
氷山の一角をイメージした図とのこと。
あくまでも、目に見えている「行動」は、氷山の一角にすぎない。
この図が意味していることは、
- action(行動) : 目に見えるもの
- skill(スキル)とmind(マインド) :目に見えないもの
どうしても目に見える「行動」ばかりが目立ってしまうが、その下にある「スキル」と「マインド」をどう鍛えるかが大切である。そして、それをサイクルで回して鍛えていく。
じゃあ、この行動のサイクルとはなにか? ということなんですが、
- 思い立ったら、「すぐ行動」してみる
- その行動は自分にとってどんな意味があるか? →「気づき」を得る
- 新しい考えや知識も含めた「スキル」が身につく
- あれやりたい、という志、情熱の「マインド」が身につく
- そして、「また行動」につながる
行動 → スキル&マインド → 行動
このサイクルを回していくことが大切、というお話でした。
「すぐ行動」できるようになるためには?
ここからが2つ目のポイント。
「行動」「スキル」「マインド」の3つのサイクルを回す大切さは分かったけど、「すぐ行動」というのが、そもそも難しい。
どうやったら、「すぐ行動」できるようになるのか? そのヒントについてお話がありました。
「すげー」「やべー」と言う!
びっくりしたことに、羊一さんも、今のように「すぐ行動」できない時代があって、各業界のリーダーが集まっていた会にも、ぜんぜん馴染めないことで悩んでいたとのこと。
そのときに始めたことが、
「すげー」「やべー」と言う!
なんか、良くわからないんだけど、「すげー」「やべー」と言い始めたら、なにが「すげー」んだろう? という好奇心が湧くようになってきた。
この図は、Do(行動)までの4つのステップが書かれています。
「すげー」「やべー」を言うようにしたら、この最初のステップである「情報」が集まってきた、そして次のステップである「妄想」につながるようになってきた。
たとえば、「そのiPhone、すげー」と言ってたら、新しいiPhoneの情報が入ってきたり、なにが自分にとって「すげー」のか、考えることになる。
ちなみに、「妄想」は、このように自分ゴト化することがポイントだとか。
宣言する
これも、ものすごく共感したのですが、まず「宣言する」ということ。
宣言することのメリットとしては、
- 周りが応援してくれる
- 自分のなかで、行動するモチベーションにつながる
たとえば、私の場合だと、「朝5時ブログの女」とTwitterのアカウント名に入れてるのですが、「朝5時に起きてブログ書きます」という宣言をしている。
そのことで、みんなから応援してもらえるようになって、「明日のブログ楽しみにしているね」とか言われる一言が、自分の中でのモチベーションにつながっています。
結果として、毎日継続できていて、もうすぐ1年になります。「宣言する」ことが良かったのかな、と感じています。
「迷ったらやる」と決めておく
「迷ったらやる」というのを、先に決めておくのもいい。
- やった後悔より、やらない後悔の方が大きい。
- 打席に立つ回数を多くすると、その分スキル、マインドが鍛えられる
とにかく打席に入ることが大切、その「量」が「質」を生んでいく。という話はよく聞きますが、「迷ったらやる」というのを決めておくと、迷ったときの判断ができる。
「ワイルドな方を選ぶ」と決めておくのもいいですよね。
自分の「軸」を持つ
そして3つ目のポイントは、「すぐ行動」できるためには、自分の「軸」を持つこと。
これまた意外だったのが、羊一さんでも、自己嫌悪に陥ることがよくあるということ。だれにでもあること。逆に、自己嫌悪がないと成長しない。
でも自分が思ってるほど、他人は気にしない。 自分の「軸」を持つと、ブレなくなる。そして、直感で行動できるようになってくる。
この話のなかで、羊一さんの「軸」はなにか?という質問がありました。
これに対する答えがこちら。
「努力が報われる社会を実現したい」
難しいことを分かりやすく、翻訳して、みんなが使えるようにしていく。 それで、やりたいことをやれる人を増やす。
この軸にたどり着くまでに、10年以上かかったとのこと。
この図の言葉に、この想いがつながっています。自分で自分をリードし、人々をリードし、社会をリードするということ。
- Lead the Society
- Lead the People
- Lead the Self
じゃあ、どうやったら自分の「軸」が見つかるか?
- 未来 : どうなりたいか?
- 現在 : 今大事にしていることは何か?
- 過去 : どんな原体験があったか?
これを振り返っていく。
「過去」をライフラインチャートなどのツールで振り返る方法についてなど、いくつかの方法が本で詳しく書かれています。羊一さんは毎日この振り返りをしているとのこと。
そして「未来は、現在の行動の積み重ね」である。
未来のために、「毎日の行動を変えること、習慣化する」こと、
それを「サイクルで回していく」ことが大切。
という言葉で、締めくくられました。
『0秒で動け』は、前著の『1分で話せ』と同じように、中学生でも分かるような分かりやすい言葉で、シンプルにまとめられていて、めちゃくちゃ読みやすかったです!
プレゼンが、ほんとにダイナミックで、何度も朝渋のイベントは行っているけど、こんなに笑いが起きているのは初めてでした!
右に行ったり、左に行ったり、前に出てみたり、会場をめいっぱい使ったプレゼンで、心をつかまれました!
羊一さん、すげー!!
ありがとうございました!!
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