話題のティール組織って何?「よなよなエール」のヤッホーさん事例から学ぶ。

こんにちは、Natsumiです。

 
みなさんは、いま話題の「ティール組織」を知っていますか?

 
マッキンゼー出身のラルーさんが、著書『ティール組織』で、
紀元前から人類の組織のあり方をひも解き、それぞれの形に色を当てはめています。
日本語を含め17カ国語に翻訳され、累計35万部をこえるベストセラーとなっています。すごい注目ですよね!
 
ちなみに「ティール」というのは色の名称です。私はこの本で初めて知りました。
Googleで画像検索してみると、こんな感じです。いわゆる青緑ですね。

 
この本では、色に例えて、これまでの組織の変遷について書かれているのが特徴です。
原始的なものから徐々に進化してゆく「組織のあり方」の、もっとも発展した形を象徴する色として、「ティール」が選ばれています。他の色=今までの組織とティール組織との違いを図にすると、このようになります。下から上へと進化していくイメージです。

(分かりやすかったので、GOTCHA!の記事から引用しています。)

 
なぜ、「ティール組織」の本がこんなに話題になっているのか?という疑問が浮かびました。
これは色んな企業が「働き方改革」に取り組み始めたので、「どういった組織が成功しているか?」というのを参考にする企業、人が増えてきたのでは、と感じています。

 
まだ本は読み終えてないのですが、具体的な事例を読みながら「ティール組織」を理解しよう!と思い、いろいろな記事を読んでいます。

 
 

そもそも「ティール組織」って何?

 
ティール組織は、ひとことで言うと「超フラット組織」

 
・上下関係をつくらず、権限はメンバーがもつ。
・最前線の現場メンバーが決める。

 
従来のピラミッド組織と比較すると、このようなイメージになるのかなと思います。

 
この「超フラット組織」で、社員数7倍、13年増収を実践している日本企業が「ヤッホーブルーイング」さんです。

 
マーケティング観点でも、熱狂的なファン作りで有名です。
以前マーケティングイベントで、ヤッホーさんの講演を聞いたことがありますが、
「とにかく、すごく楽しそう!」という社風が、ひしひしと伝わってきました。
 
ヤッホーさんは「よなよなエールの超宴」という「ビールとオトナの文化祭」イベントをやられています。
ライブあり、盆踊りあり、パーティーあり。このWebサイト見ただけで、楽しさが伝わってきますよね!
来年は参加してみたいなー。

なんとこの「よなよなエールの超宴」イベントは、5,000人をこえるファンが集まっているとか!5,000人ってすごくないですか? しかもびっくりするのは、このイベント自体は「赤字」のようです。
 
短期的な売上を考えるのではなく、ファンに喜んでもらうイベントにする。
「とにかくお客さまを楽しませるような、面白いことをする」ことで、じわじわと売上につなげる。この徹底ぶりが素晴らしいですね。

 
社長・井手さんのコメント: 

 
“ネーミング、パッケージ、イベント、プロモーション、ブランドを取り巻くどんな施策も、ファンからの評価は一番上の「7:非常に満足」を狙わないとダメ。
言い換えると「感動した!」「こんなの見たことない!」「すげえや!」ということ。この評価を全体の70~80%にまで高めていくことが、口コミを喚起したり、僕らのビールを一生愛し続けてもらうことにつながると思っている。”

 
こんなに「楽しい」そして「ビジネスを拡大」している秘密が、「ティール組織」だったとは驚きですね!

 
 

ヤッホーブルーイングとは?

 
そもそも、ヤッホーさんとはどのような会社なのか?を説明させてください。
 
星野リゾートの子会社クラフトビールメーカー
「日本で新たなビール文化を作る」をコンセプトに、星野リゾートの星野佳路社長が96年に設立
・地ビールブームに巻き込まれ、ブームの終えんをきっかけに業績が低迷
・創業メンバーだった井手直行さんが、2008年に社長に就任。その後、V字回復
・従業員数は2008年に20人だったが7倍の140人に拡大。13期連続増収増益。

 
あの「星野リゾート」の子会社だったとは、知りませんでした。
社長が井手さんになってからの、V字回復がすごいですね。ヤッホーさんのWebサイトに、この時のストーリーが載っていますので引用します。


ドームツアー実現して欲しいですね!夢は大きく持つことが、やっぱり大事!
 
 

「超フラット」なヤッホーブルーイングの組織ってどうなっているの?

 
じゃあ、ヤッホーさんはどんな組織になっているのでしょうか?少しまとめてみます。
 
・社長も社員もニックネームで呼び合う!
・社長の井手さんは「てんちょ(店長)」
・GPTWジャパンが主催する「働きがいのある会社」ランキングでは、2年連続でベストカンパニー

 
・社長 – ディレクター16人 – プレイヤー 110人 の組織構成

 
階層はあくまで「役割」であって、「誰がえらい」ということではない。
ユニットごとにディレクターをおき、そこに6-7人のプレイヤーがいる。
この「超フラット」という感覚は、普通の企業ではイメージしにくいかもしれませんね。

 
・とにかくユニットに経営を任せる!

 
問題が起きたときも、ユニット単位で解決する。
失敗しても、ユニット単位で解決して、またチャレンジする。
これを続けていると、どんどん意思決定がスピーディになっていく。

 

井手さん:
「フラットな組織」=「社内のコミュニケーションをめちゃくちゃ自由にできるようにすること」

 
・「ティール組織」で有名な「ザッポス」をお手本に。

 
従業員が1500人いても上下関係を作らない「超フラット組織」で有名なザッポス。
これを書籍化したのが『ザッポスの奇跡』

 
井手さんは、この『ザッポスの奇跡』をお手本にしているようです。

 
 

ヤッホーの企業文化はどうなっているの?

 
こんな面白い会社の文化は、どうなっているのか?気になりますよね。会社の
会社のミッション、ビジョンから、企業文化にきっちり落とし込みをしているのが特徴です。
 
「ビールに味を!人生に幸せを!」というミッション

「市場のシェアを1%取ろう」というビジョン

「ガッホー文化」(頑張れヤッホー)

 
ガッホー文化の中で、「自ら考え行動する」という項目があるようです。
これは自分で独立する「自立」、そして自分をマネジメントする「自律」という2つの意味を目指しているとのこと。

 

10年間、井手さんが言い続けていること

 

「チームが大事」「ミッション大事」「売り上げよりも、まず行動しよう」
 
チャレンジのために行動すれば後で結果がついてくることを信じて、
もっと積極的に挑戦する組織でありたい。

 
公式Webサイトに「チーム”ビール”ディング・プロジェクト」というのが公開されていました。こういう取り組みもいいですね!

 
ヤッホーさんは、これからも面白いことをしていただけそうです。
「よなよなエール」が飲みたくなりました!

 

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