こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
私は先月から、ゼミに参加しています。
マザーハウス副社長の山崎大祐さんが主催する「熱い情熱と冷静な思考経営ゼミ」です 。
「途上国から世界に通用するブランドを作る」を理念にしているマザーハウス。
ゼミの詳細は、第1期生の山田さんがnoteに書かれています。
山崎さん、そしてマザーハウスが大切にされている言葉。
「Warm Heart, Cool Head(熱い情熱と冷静な思考)」がテーマです。
昨日ちょうど2回目のゼミが終わったところで、
2回目のお題が「自己紹介プレゼン」。
自分と向き合うことの難しさも感じています。
ちなみに1回目のテーマが、「思いをビジネスに活かす」。
- 思いの解像度を上げる
- 思いの「伝え方」を考える
ここから得た気づきを、まとめたのがこちらのイラストです。
そして、2回目はこの1回目のゼミを受けて、自分の思いを伝える「自己紹介プレゼン」をみんなでして、フィードバックし合いました。
20人以上のみなさんのプレゼンを聞いて、改めて気づいたことを書いておきたいなと思います。
どんな世界をつくりたいか?なぜ、つくりたいか?
過去 → 未来 の流れだと、分かりやすい
1回目のゼミで、人生曲線を書いて、自分の「過去」を振り返りました。
その「過去」から、自分がどんな世界をつくりたいか?なぜ、つくりたいか?の「未来」につながっていると、話がしっくり腹落ちする。
たとえば、”いじめ”という「過去」があって、不条理なことを世の中から無くしたいという「未来」へのビジョンにつながっているとか。
視覚障害のあるお母さんがいて、具体的なエピソードによって、それに課題を感じた「過去」から、視覚障害のある人が不自由なく暮らせる社会をつくりたい「未来」につながっているとか。
私の場合は、母が結婚して仕事をやめて、私の姉と私が小学生になってから、「やっぱり仕事がしたい」と仕事を再開してから、家庭がうまくいかなくなった。母子家庭で育ってきた「過去」から、母親を、もっとおもしろくという「未来」につながっている。
「今」は、具体的な行動
「過去」の経験から描いた「未来」があって、さらには「今」何をしているのか?
この「今」は、具体的な行動があると分かりやすい。
山崎さんいわく、
「未来」は大きく描き、「今」は小さく始める。
マザーハウスが始まったときのエピソードを聞きました。
「途上国から世界に通用するブランドを創る」という「未来」に対して、山口絵理子さん(マザーハウス代表)が、バングラデシュでバッグを作っていた。
そのバッグを手売りしている姿を見て、そのバッグを見て、山崎さんは、山口さんと一緒にマザーハウスをやろうと決めたとのこと。
このエピソードは、すごく好きです。
「未来」を大きく語ることは、ある意味カンタンだけど、具体的な行動に移しているか? 今何をやっているか? が、人の気持ちを動かす。
個人的理由(ミクロ)と社会的理由(マクロ)のバランス
今回気づきがあったのが、個人的理由と社会的理由のバランス。
山崎さんいわく、大抵の場合は、どちらかに寄ってしまうそうです。
個人的理由が強すぎると、それって個人的なことでしょ? 社会的に必要なことなの? となってしまう。
社会的理由が強すぎると、それは社会的には必要なことだけど、あなたがやる意味あるの? となってしまう。
- どんな社会課題があるか?
- なんで、みんなやりたがらないか?
- なぜ自分がやるか?
これらが含まれていると、スッと心に入ってくる。
感情のデザイン
今回すごく難しかったのが、感情のデザイン。
よく言われる話として、ストーリー、たとえばディズニーの映画でも、ストーリーのパターンが決まっている。
人の感情がどう揺れ動かされるかで、思いの伝わり方が違う。
たとえば、「シンデレラ曲線」
アメリカの小説家カート・ヴォネガットのシンデレラ曲線として有名だそうです。
ハッピーエンドの話を物語進行度と主人公の感情のグラフにしたものです。ディズニー映画だと、このシンデレラ曲線に忠実に描かれている。ひどい過去があって、そこから王子様に出会うけど、また不幸が訪れて、最終的にハッピーエンド。
プレゼンでも、どのように聞いてくれている人の感情をデザインするか?
これによって、伝わり方が違う。
1つアドバイスとしてあったのが、「へぇー」とか「そうそう」という感情を入れるといいとのこと。ここに具体的な数字が入っていると分かりやすい。
たとえば、
ヴィーガンが世界的に見て600%成長しているとか
視覚障害者の数は、「鈴木」という名字の人と同じ数だけいるとか
こういう話は、「へぇー」となりました。
「自己紹介プレゼン」もっと深堀りしていきたい!
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