昨日は、コミュニティづくりの勉強会をしました。
約1年間、コミュニティづくり、運営に試行錯誤しながらやってきたことをお話しました。
母親アップデートコミュニティは、どんなコミュニティなの? なにが特徴的なの? と聞かれるので、これを機会にここに書いておきたい。
- N対Nのコミュニティ(カリスマがいない)
- 多様性(誰も否定しない、100人100通り)
- 全員フラット(ピラミッド構成ではない)
- 熱量が高い
- ポジティブなエネルギー
昨日の勉強会でこんな話が出て、特に「カリスマがいない」というのは、女性だけのコミュニティにおいては珍しい。
私は性格上、派閥っぽくなるのは好きじゃない。カリスマがいる組織・コミュニティだと、そのカリスマとどれだけ仲が良いかで、派閥が分かれるイメージがある。みんなが同じ人に憧れ、求心力を持っているのは素晴らしいし、それはそれでありだと思います。
ただ、私たちが世の中に伝えたいのは、母親は100人100通りで、一人ひとりの個性がすばらしいこと。
コミュニティによって、何を実現したいのか? と聞かれると、この2点です。
- 一人ひとりの才能を解き放つ
- 母親の「つながり」のパワーで、社会を変える
ちょっと抽象的かもしれないけど、この総量が社会にもたらす価値。
一人ひとりの才能を解き放つ
私は、埋もれている母親や女性の才能を、世の中に解き放っていきたいと思っています。
自分自身の経験をもとに、「なんで埋もれているのか?」を考えてみる。
「母親」の社会的役割が大きい。
- 出産・育児でのキャリアの断絶や中断。
- 「自分」に向き合う時間がとれない、つながりが無い。
- 無意識のバイアスで、低い天井をつけてしまう。
結果として、男女間の給料差や、地位の差が生まれてしまう。(女性管理職が少ないなど)
この埋もれている才能を世に解き放っていけば、社会はもっと良くなる。
100人いれば、100通りの才能がある、それが解き放たれていくのは、花火のようなイメージ。
花火をもっと打ち上げていきたい。
そのためには、コミュニティの大前提として「心理的安全性」があって、そのうえで、自分を追求する「Being」、スキル、経験をシェアしあう「Knowing」、みんなの才能が解き放つ「Doing」。
母親の「つながり」のパワーで、社会を変える
1人じゃできないけど、「つながり」のパワーがあることで、社会を変えることができる。
- 自分たちでアクションする
- 子供と大人いっしょに学びあう「共育」
- 日本最強のプラットフォーム化
これは、コロナの影響で一斉休校になったときに、母親の声を集めて緊急提言をしたことも、成功体験になった。
未来を創るためのカイギ・イベントを繰り返し、社会とのエコシステムを通して、アクションにつなげていく。アクションにつなげられるのが、私たちの強みだと思う。
新しいルールや常識をつくったり、今までにないイベントを生み出すことだってできる。
子供と大人がいっしょに学びあう「共育」にも取り組んでいく。
このつながりを、中でとどめておくだけじゃなく、外にも解き放っていく、日本最強のプラットフォームにしていきたい。
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