よく女性の悩みに、「ロールモデルがいない」というのがあります。
これは、良く分かります。
私自身も、これについて悩んできたからです。
自分のロールモデルとなる人がなかなか見つからず、それがキャリアを彷徨っている理由の1つかなとも思っていたり。
このテーマについて私が今思っていることは、
「遠くのロールモデル」より、「近くのパッチワークモデル」。
100%フィットするロールモデルは、そもそもいない
自分と似た環境の人で、100%フィットするロールモデルは、そもそもいないと思います。
それよりは、「あ、この人のこの考え方いいなー」というのから、自分がフィットする考え方や生き方を、いいとこ取りすれば良いかなと思います。
たとえば、会社勤めをしながら、非営利団体で活動をしている人を見て、「あーそういう考えもあるんだな」と思ったり。
「とにかく、おもしろそうと思うことには、トライアンドエラーで試す!」みたいな考えもいいなとか。
「勉強とか学びに時間を使って、そこから自分のできることを増やす」って考えもいいよねとか。
色んな考え方をいいとこ取りしている感じです。
「なんか、できそうな気がする」感覚
なぜ、「遠く」のではなく、「近く」のと表現しているのかについても、書いておきます。
かなり極端な例ですが、フィンランドの女性首相を見ても、遠すぎて、雲の上の存在に思えてしまう。
自分とは、住む世界が違うのかなと、どうしても自分ごとになれない。
でも、これが自分がコミュニケーションできるくらいの「近い」存在の人であれば、どうでしょう?
「なんか、できそうな気がする」って感覚が大切なのかなと思います。
私が尊敬している、けんすうさんのnoteにも、このようなことが書かれていました。
ここから引用します。
自己肯定感なんかを高めなくても、論理的に考えると「他の人にはできるなら、自分でもできそう」と考えられるんじゃないかなー
「自己肯定感」とやたらと言われるけど、「自己肯定感」がなくても大丈夫。じゃあ、どうやったら「自分はやれる」と思えるか?
それは、「他の人にはできるなら、自分でもできそう」 と思うこと、だそうです。
たとえば、私が運営しているコミュニティでは、読書会をやっているのですが、この読書会のファシリテーターをやりたい人がやるシステムで回しています。
最初のうちは、なかなか手が上がらなかったのですが、誰か1人がやりだすと、「なんか、できそうな気がする」感覚が芽生えて、他の人もやるようになる。
そうやって、輪が広がっています。
この 「なんか、できそうな気がする」感覚を持ちながら、周りの人のいいとこ取りをして、パッチワークモデルで考えてみる。
そんなのもおすすめです。
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