一般社団法人を設立してから、早2ヶ月。
「コトに向かう」ことの大切さをひしひしと感じ、もがいている。
「コトに向かう」とは、DeNAの創業者である南場智子さんの有名な経営方針。
私も前にイベントで南場さんのお話を聞いたことがある。
そのときのレポートはこちら。
南場智子さん「起業家マインドの開放」本質的な価値を提供することに集中する
このイベントの時は、「うん。人に向かうのではなく、コトに向かうのが大切。」と腹落ちしていた気がするけど、強く意識しないと、実践できない。
この難しさに、もがいている。
コトに向かうことができると、多様性が発揮され、ひとりひとりのパワーが何倍にもなってチームとして目標に邁進できる。
アドラー心理学では、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と言い切っているくらい、人はヒトに向かう。
私の尊敬しているマザーハウスの経営者である山口絵理子さんも同じことを言っている。
この記事から引用します。
ヒトからコトへ目線を移して、アクションに意識を向けていくことがとても大事です。
私の経験を振り返っても、工場で少しでもいいものをつくろうと格闘しているときに、ヒトにとらわれると迷いが生まれる。『この素材を扱うことは、工場の皆にとって負担にならないかな。誰か不機嫌になっていないかな』なんて考え始めると、何もつくれなくなってしまう。
最終的に強い結束でみんなをまとめてくれるのは、コトです。「美しいかどうか。つくりたいものをつくれているか」というゴールです。
みんなの気持ちがコトに向かったときに、いろいろな部署を超えて、同じ夢を見られるようになる。
アドラーで言うところの「嫌われる勇気」なのかもしれない。
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