「かけ算」型リーダーと「引き算」型リーダーの違い

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。

このまえ、会社のリーダー研修的なトレーニングを受けてきました。

いろんな業種の女性リーダーが集まるトレーニング。いわゆる大企業が多く、日系企業もいれば、外資系企業の人もいる。中間管理職の立場で、悩んでいる人が多かったです。

そのトレーニングで話されていた「今求められるリーダー像」の話がおもしろかったので、今日はそのことを書きます。

トレーニングの元となったのが、こちらの本。

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この本は翻訳書なので、自分なりに意訳して分かりやすいように解釈させていただきました。

「かけ算」型リーダーと「引き算」型リーダー

自分の解釈でイラストにしてみました。

「かけ算」型リーダーは、英語だと「Multiplier」。増幅型リーダーと訳されています。メンバーから最高の力を引き出して、チームとして力を「かけ算」できる人。

「引き算」型リーダーは、英語だと「Diminisher」。 消耗型リーダーと訳されています。メンバーを囲い込み、支配しながら生産性を上げることにこだわる人。やらなければならない事ありきで考えるので、「引き算」の考え方。できない所に注目してしまう。

「才能のマグネット」 vs 「人材の囲い込み」

才能のある人材を惹きつけて、チームとしての能力を最大化できるのが、「かけ算」型リーダー。「才能のマグネット」という表現がされています。組織の枠にとらわれずに、人材を集めてチームを創ることができる。最近多くなってきている組織を横断してのプロジェクトをするときは、まさにこの考え方が必要かなと思います。

それに対して、「引き算」型リーダーは、優秀な人材を取り込むものの、「人材の囲い込み」をしてしまう。メンバーの能力は、自社や自分のチームの利益にしか使わない。最近だと、副業禁止をガイドラインにしているのも、人材の囲い込みに当たるのではと思います。 1人1人の能力という意味では、その人がやらなければいけないタスクをそれぞれに与えて、引き算で考えてしまう。相乗効果は出ない。

「放牧者」vs 「独裁者」

「かけ算」型リーダーは、「放牧」ができる「放牧者」かなと思います。その中にはメンバーの「自由」と「責任」があって、メンバー全員が自由に考えて、最高の仕事ができる環境を作り出す。ここは単にゆるい環境ということではなくて、自由と責任のバランスが保たれている。メンバーに心理的安全性があるのも特徴かなと思います。

それに対して、「引き算」型リーダーは、「独裁者」である。メンバーのアイデアや能力を抑えこむ、支配的な環境を作り出す。そこにあるのはプレッシャーと恐れ。メンバーは怒られるのが怖いので頑張る。

「挑戦者」 vs 「全能の神」

「かけ算」型リーダーは、自らも挑戦して、メンバーにも挑戦ができる環境を作り出す「挑戦者」。ちょっと超えるのが難しいという「挑戦」を、チーム全体でしていくことができる人。メンバーそれぞれが、自分でできる役割を考えて、相乗効果が生まれていく。

それに対して、「引き算」型リーダーは、優秀な人が多いのかもしれません。自分は何でもできる「全能の神」と思っているので、自分が何でも知っている、自分の指示で動けば良い方向に行くと思ってしまう。これに慣れてしまうと、メンバーは指示待ちになってしまう。

「議論の推進者」 vs 「意思決定者」

「かけ算」型リーダーは、 「議論の推進者」である。反対意見にもしっかり耳を傾けて、メンバーを議論に巻き込み、決めるべきところは決める。情報をオープンにして、みんなが議論に入れる環境を作り出す。

それに対して、「引き算」型リーダー は、内輪だけで議論する「意思決定者」。その内容はオープンにはされない。何を話されていたかは、その内輪しか知らない。自分もしくは、そのなかで意思決定をしてしまう。

「投資家」 vs 「マイクロマネージャ」

「かけ算」型リーダーは、「投資家」である。メンバーそれぞれに裁量権があって、メンバーの能力に投資することができる。必要があれば、あらゆるリソースを調整する。人、モノ、お金など。メンバーはこういう環境があるから、自ら学び、成長できる。

それに対して、「引き算」型リーダー は、細かい管理をする「マイクロマネージャ」。メンバーには裁量権がなくて、それぞれに与えた役割、タスクを細かく管理する、引き算の考え方。

この対比は、すごく腹落ちして分かりやすかったです。

そして、このトレーニングの最後では、みんなが学んだことを踏まえて、

「今の感情を表す写真を選んで、感じていることをストーリーにして共有しよう」というワークがありました。

私がこの中で選んだのは、こちらです。

画像

理由は2つあって、

  1. チームとして大切にしているのが「放牧」
  2. 白でもない黒でもない、「バランス」を大切にしている。「カラフルなシマウマ」になりたい。

ということを共有しました。

みなさんに伝わったらうれしいです!

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