『悩んでも10秒』 朝7時からの読書会

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。

昨日は、朝7時からの読書会に参加してきました。

元レタスクラブ編集長の松田紀子さんの著作『悩んでも10秒』がすごく心に響き、松田さんと直接お話できる読書会に参加できてうれしかったです!

一言で言うと、エナジーがもらえる本。

そして、直接松田さんのお話を聞いたら、もっとエナジーをもらえました。

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この読書会で感じたことを、みなさんにもシェアしたいと思います。

とにかく「愛嬌」

この読書会の中でもいっぱい笑いが起きるし、とにかく「愛嬌」がある方だなと思いました。

写真右が松田紀子さん。本のカバーにあるお肉とビールを持って。
写真左が、この読書会を主宰されている池田千恵さん。

ご本人も、「愛嬌があれば、治外法権が成立する。」とおっしゃっていました。自分のやりたいことを自分で切り拓いている。そこで大事になるのが「愛嬌」だそうです。

そもそも「愛嬌」とは何か?

を考えたときに、この2つかなと思います。

  1. 接すると好感を持ってしまう
  2. たとえネガティブなことがあっても許せちゃう

本のなかには、

「この人と一緒に仕事をしたら、何か楽しいことが起きそうだ」と思わせるポジティブな空気をまとう人

になりたいということが、書かれていました。

まさに、これが「愛嬌」のある人のことかなと思います。

「治外法権」というのは、自分がやりたいことを押し通すことができる感じですが、だれもがそれを許されるわけではない。「愛嬌」があってこそ許せちゃう。

たとえば、松田さんが良く言われるという「空気を読まない」「場を壊す」ということも許されちゃう。

松田さんの「愛嬌」のイメージは、この本のカバーにあるイメージそのものでした。

さっきの写真にあるお肉とビールは、このカバーに登場します。これをイベントのために持ち歩かれているのにも、「愛嬌」を感じました。

じゃあ、なにが「愛嬌」をつくりだしているのか?

昨日の読書会を振り返ってみました。

  • 心と言葉と行動の「3K」がつながっている
  • ツッコミどころがある

「3K」というのは、覚えやすいから勝手に私が付けているだけなのですが、「心と言葉と行動」の3つがちゃんとつながっていることが大切だなと思います。

ツッコミどころは、良い意味で完璧すぎないということ。自分の弱みもさらけ出したり、「ジョン」という親しみやすい? ツッコミどころのある? ニックネームをお持ちなのも素敵です。お肉とビールも、まさにツッコミどころ。

「心と言葉と行動」がつながっている

この3つについて、1つ1つ感じたことを書きます。

「心」とは

自分がどう思っているか? これにちゃんと向き合うこと。本のなかでは「主観」という言葉がたくさん出てきました。

「主観」で勝負せよ!

私が面白いと感じたことを、そのまま伝える。

誰かに言われた通りにやるのではなく、”主観で仕事する”というスタンスへ。

自分と会話して、自分がどう思っているか? を感じること。

「あ、主観で仕事していいんだ?」

と私のように思った人は多いと思います。

でも、この主観を持てるかどうか? がとても大切。考えてみたら、AI時代と言われて、ロボットになくて人間にはあるもの、その1つが「主観」。

たとえば、「黒川温泉の絶品ソフトクリームを食べに行く旅」という主観でできた企画もいっぱいあったようです。

ちなみに、カバーに書かれている「意識は低く、志は高く」って良いですね。意識が低いというイメージは全くなかったんですが、これまたツッコミどころという感じがします。

自分の機嫌くらい、自分で取れ

この言葉も響いた方が多かったようです。

自分を奮い立たせる曲(松田さんは、ユニコーンとか、大河ドラマの曲集)をスマホに入れて、それを聴きながら出社する。

洋服のサブスクである「エアークローゼット」で新しい洋服が届くようにしたり、でも体調が悪いときはしっかり休む。

ちなみに、”圧を消す” ために、ゆるふわとした洋服をあえて着るようにしているそうです。

イライラするときは、「なんでイライラするのか?」を考えて、自分と会話する。

「言葉」とは

その自分が思っていることを言語化すること。やっぱり、思っているだけでは伝わらない。ちゃんと言葉にすることが大切。松田さんのように、言いたいことをハッキリ伝えるというのは、聞いている側も爽快でした。

ちなみに、「この人の話、スマートで分かりやすいな」と思ったら、それを真似るようにしているそうです。

松田さんの話は、結論がハッキリしている。ダラダラとした話がまったくなく、余計な修飾語もついていないから、分かりやすいと感じました。

そして、「行動」

言っているだけではダメで、言ったことを行動につなげる。それが結果につながる。いわゆる有言実行ですね。

本のカバーにある「やると決めたら、やる。」が、カッコ良すぎます。

強く「やる!」と「脳内宣言」をするイメージだそうです。脳を前向きにだますことで、勝手にやれる気になってくる。

「この母の息子に生まれたことを、絶対に後悔はさせないよ!」

本のなかでは、松田さんの子育て論についても書かれていました。

ざっくり言うと、「母の背中を見て、育て」みたいな感じ。

仕事をしている分、家事育児にかけられる時間は限定されている。そこに罪悪感は持たなくていい。

でも、ここぞという子供のピンチは救うとか、「息子は私の応援団長」というくだりは泣きそうでした。

そして、本の最後の一文には、こう書かれていました。

この母の息子に生まれたことを、絶対に後悔はさせないよ!

めいっぱいのエナジーをもらえる本です!

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