会社を「辞める」か「染まる」か「変える」か? 仕事はもっと楽しくできる

こんにちは、Natsumiです。
 
会社勤めをしている人は、会社を「辞める」「染まる」「変える」か?
ということは、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

 
じつは、わたしも、2018年はこの質問について深く考えました。
会社に染まることはイヤなので、「辞める」か「変える」か、どちらかかなと。

 
「辞める」というのはかんたんで、いつでもできることなのですが、
入社16年もたってくると、このさきに転職できなくなってくるのではないか、という気持ちもでてきます。
「辞める」そして「新しいスタートをきる」、自分の可能性をひろげたい。
そういう感じでしょうか。

 
いっぽうで「変える」ということは、そんなにかんたんではなくて、
それなりの大きい企業に勤めていると、自分がどこまで「変える」ことができるのか?
というジレンマにあたります。
 
と、「辞める」のか「変える」のか、悩んでいました。

 
転職活動をして、ありがたいオファーをいただき、いったんは「辞める」ことを決めました。
 
でも自分のなかには迷いがあって、このブログのタイトルにある
「女性グローバルリーダー」をめざすには、どちらか早くいけるか?ということを、
あらためて考えました。

 
なやんだ結果、「変える」ほうで「女性グローバルリーダー」をめざすことにしました。

 
・自分の会社を、もっと女性が活躍できる場所にしたい
・そのためのロールモデルを作りたい
・自分も、そのロールモデルのひとりになりたい

 
こんな想いをもっています。
この決断が、数ヶ月後には変わるかもしれません。
それはそれですが、まずは自分ができるところからやってみます。
 
そんなときに、こちらの本と出会いました。
 
いわゆる大企業につとめながら「変える」にたち向かった50社 1,200人がいることを、この本で知りました。
それぞれが有志のコミュニティを立ちあげ、社内だけではなく、社外もまきこんでイノベーションをうみ出していく。

 
スーパーエースではなくても、特別な人間でなくても「変える」ことができる。
最初の一歩をふみだした人たちのストーリーがありました。

 
それぞれのストーリーがすごく共感できて、勇気をいただく内容でしたので、ぜひ共有させてください。
この本の著者は、ONE JAPAN(ワンジャパン)です。
「変える」という強い想いをもった、大企業につとめている50社 1,200人が、ひとつのコミュニティになっています。

ONE JAPAN(ワンジャパン)とは?

 
1. 大企業の有志団体である
2. 若手中心に活動している
3. 個人ではなく団体として活動している

 
50社、1,200人が参加しているコミュニティ。

大企業につとめている有志というのが、すばらしいですよね。
やっぱり、大企業は組織のカベがおおきく「変える」ことはすごくむずかしい。
若手であれば、なおさら「辞める」ことはかんたんなので、なんで辞めずに変えようと思ったのか?
その理由とか背景とかも書かれています。

 
 

コミュニティを成功させる!3つのメリット設計とは?

 
わたしは4年ほどまえに「変える」ための行動として、「エバンジェリスト」を育成するコミュニティを立ちあげたことがあります。
また、今は、「女性リーダー」のコミュニティをやっています。
このような有志コミュニティを成功させるのは、かんたんではありません。

 
じゃあ、コミュニティはどのようにすれば成功させることはできるの?
 
この質問についてのヒントがありました。

 

ONE JAPANの旗振り役:
熱気はかならず冷める。そのまえに成果として「アウトプット」しなければならない。

 

コミュニティあるあるかもですが、最初はみんなやる気になる、それなりに熱気がある。
でもなにか「アウトプット」がないと、だんだん活動がしぼんでいく。
周りからも、そんなコミュニティであればやめちゃえばいいのに、と思われてしまう。
そのまえに、きちんと「アウトプット」をしていかなければいけない。

 
有志コミュニティを社内で成功させるには、3つのメリット設計が重要とのこと。
このおはなしは、じぶんの実体験からも納得感がありました。

 
1. 本業によい影響をあたえる

 
コミュニティから新たな企画が立ち上がり、ビジネス効果がでる。

 
たとえば「女性リーダー」のコミュニティをやることで、
女性のマネージャや役員を増やす、横のつながりができることで、新しいプロジェクトが生まれるなどですね。

「アウトプット」を具体的な数字であらわせると、コミュニティをサポートしてもらえる人が増えてきます。

 
2. 人材と採用にプラスになる

 
コミュニティの存在が、採用活動にプラスになる、人材流出をふせぐことにつながる。
たとえば、「女性リーダー」のコミュニティは、女性社員の採用に効果をあたえる、
女性社員をXX名採用できた、とか離職率がXX%下がったとかですね。

 
このコミュニティのことを社内外にアピールしつづけてこそ、効果がでるので、
どうやってアピールしていくのか?Webとか、イベントとか。そのあたりの設計をかんがえる必要がありますね。

 
3. ブランドイメージを向上する

 
こちらも2と関連しますが、対外的にコミュニティの存在や効果をアピールすることで、ブランドイメージを向上する。
たとえばメディアに活動を取り上げてもらう、などですね。
 
社内でボトムアップで改革をすすめている会社は、たしかにブランドイメージはいいです。
 
ONE JAPANのあつい想いを知れてよかったです!
 

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