『ピコ太郎のつくりかた』世界的ムーブメントの裏側

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

みなさんは、ピコ太郎さんのPPAPを観たことありますよね?恐らく知らないという方は、ほとんど居ないと思うのですが、その大ムーブメントの裏側にどのような苦悩や仕掛けが隠れていたかは、あまり知られていないと思います。

超有名なのが、このジャスティン・ビーバーのツイート。

https://twitter.com/justinbieber/status/780860684426895360

2016年9月28日に、突如としてジャスティン・ビーバーがツイートでピコ太郎を紹介。約1億人のフォロワーを抱えるジャスティン・ビーバーのツイートで、一気にバズったとか。

これだけ見ると、たまたまバズった、超ラッキーだった、と思ってしまいそうですが、実はそうではなかったことを、この『ピコ太郎のつくりかた』という本で知りました。

先日NewsPicks Bookから発売されたばかり。なんと表紙がゴールドで出来ていて、こだわりが感じられます。なのに、そんなことも知らず、事前にKindle本で頼んでしまった、、のが悔やまれます。

今日は、この『ピコ太郎のつくりかた』 から学んだことをまとめたいと思います。

  1. 自分の戦える“スキマ”を狙う
  2. 「3つの目」-「虫の目」「鳥の目」「魚の目」を持つ
  3. 「愛される」前に「愛する」

それぞれについて見ていく前に、まずピコ太郎のムーブメントがどれくらいすごかったか?を整理してみます。日本に留まらず、世界的な一大ムーブメントになっています。先程のジャスティン・ビーバーのツイートが「12万いいね」でバズったのを皮切りに、こんなすごい事が起きています。

  • 動画再生回数が、累計4億4千万回再生!
  • 日本人唯一のYouTube週間チャート世界1位
  • 日本人として約26年ぶりにBillboardチャート入り
  • トランプ大統領と安部首相の晩餐会に招待!
  • NY国連本部でパフォーマンス!
  • ウガンダ観光大使に就任 !

日本にいると日本以外でどれだけムーブメントが起きていたか?に気づかないこともあるのですが、世界的なムーブメントとなり、なんと動画再生回数が累計で4億4千万回!こちらのPPAP動画単体でも、1億3千万回超え!桁が見たこと無い数字なので、改めて知るとびっくりしますね。

1. 自分の戦える”スキマ”を狙う

まず感じたのは、自分の個性を活かし、自分の戦える”スキマ”をいかに狙うか?というのに徹底されているということ。古坂大魔王さんは186cmの長身、この体格をいかした「大きい声」や「ドタバタ劇」がインパクトが出て、ウケ始めたとのこと。

そして、どうすればオンリーワンの個性を発揮できるか?というのを考え、「音楽コント」というスキマを狙い始めた。当時のお笑い界では、漫才やコントが主流だったので、この「音楽コント」は邪道で最初は受け入れられなかった。

そのような状況でも、音楽を追求し、最新の機材を買って研究を続けていた。そして「自分は何が一番得意なんだろう」という、自分の得意なものをこだわり抜く、そして同時に他者からどう見られているのか?という他者評価も大事にする。

自己評価と他者評価のバランスが大事

このバランスを取っていくのは簡単ではないですが、「自己評価」と「他者評価」のバランスを取るのが大事ということを意識していきたいです。

2. 「3つの目」-「虫の目」「鳥の目」「魚の目」を持つ

次に、3つの目 と言われている「虫の目」、「鳥の目」、「魚の目」について、この本を読んで考えさせられました。この3つの目は、 物事の状況を判断する際に用いられる能力のこと。

言葉の定義と合わせて、ピコ太郎のプロデュースに当てはめてみたいと思います。

虫の目

虫のように小さな目で物事の状況を見てみる。(ミクロ世界)

これは、ピコ太郎の「PPAP」の細部に渡るこだわりの部分と思います。音楽音痴の私には細かい点は理解できないのが正直なところ。

でもプロには分かるほどの細部に渡るこだわりが凝縮されているようです。たとえば、スマホで聞くときと、PCで聞くときと音の出方が違うので、音質を変えているとか。あとは、「間」の絶妙な取り方とか、ダンスも派手すぎないようにして、「ピコ太郎」の表情に注目させるとか。

たった1分というショート動画の、1秒1秒にこだわりが詰まっている。ここまでやり切るのは、「誰か気づいてくれる人がいるから、やり続ける」とのこと。

鳥の目

次に鳥の目。 鳥のように上から俯瞰して、物事の状況を見てみる。(マクロ世界)

これについては、ピコ太郎の展開は、日本に留まらず、最初から「世界」を見ていたというのに驚きました。

たしかに日本だけであれば、もしかしたらYouTubeの動画再生回数も100万くらいに留まっていたかもしれない。それを最初から「世界」を見て、「世界」に通じる英語とダンス、音楽でショート動画を作っている。

たまたま「世界」で広がったのではなく、最初から見ていたというのがすごいですよね。

魚の目

そして3つ目は「魚(うお)の目」です。魚の特徴を活かした能力です。

その魚の能力とは、「潮の流れを読む」、つまり時代や市場の流れを読むことです。

これについては、「バズる」ことを狙っていた、というのにまた驚きました。ある一定期間に集中的にツイートなどで拡散すると、「バズる」という仮説のもと、そのように事前に調整して、お笑い芸人、アイドル、俳優など協力者を募って一気に拡散していったということ。それが最初はタイ、韓国、台湾などアジアで火がついて、アメリカのサイトで取り上げられて、ジャスティン・ビーバーのツイートに繋がった。

時代の流れを読んで「新しいツールや、やり方を一番に試して、ポジションを取る」ことが重要というのも、この本に書かれていましたが、まさにこれは「魚の目」なんだと理解しました。

生き残れるのは「力の強いもの」ではなく、「臨機応変」な動物

というダーウィンの進化論にも共感です。

3.「愛される」前に 「愛する」

「愛」について、この本では熱く書かれていました。このピコ太郎のムーブメントは「愛」によって生まれたとのこと。

たとえば、初対面の人と会うときも、その人の作品やプロフィール、SNSなどをチェックしてから会うとのこと。まず自分が「愛する」ということが大事。私たちはどうしても「愛される」ことを求めてしまうと思います。自分から「愛する」ということを続けていると、ある時から「愛される」ようになる。これを改めて、今回感じました。

ピコ太郎は、これだけムーブメントを起こしながらも、1人1人に向き合って「愛する」ということを続けているんだなと思います。

古坂大魔王さんのブログに、「起きた奇跡と起きなかった奇跡と。」

というお話が載っていました。この本の最後にも書かれており、すごく「愛」に溢れたお話に、最後は涙が止まらなくなりました。2人の「あいりちゃん」との奇跡の出会い。「愛」を強く感じました。

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