“共済”のしくみっていいな

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

今日は最近やり取りしていて、自分なりの発見があったので、そのことについて書きたいと思います。

このあいだ、母親アップデートコミュニティ(HUC)でイベントがあり、その主催者として会費の設定などしていました。前日と当日になり、急にお子さんが発熱された方が2名いて、急きょキャンセルとなってしまったんですよね。

すでに人数を決定している状態だったので、「このキャンセルになった会費どうする?」 という問題が出てきます。

この会費は、キャンセルした方に負担いただくのが一番良いような気もしつつ、ただでさえお子さんの熱でしんどいのに、申し訳ないなーという気持ちも。かと言って、他の参加者で負担するのも、それも申し訳ないかなーと。
正直だれも悪い状況ではないので、みんながハッピーな道を模索できないかなと思っていました。

私たちなりのハッピーな道として、「共済」を提案してみました。

「母親」ってキャンセルリスクを抱えていたんだ

私の子供は4歳になるので、急な子供の発熱は少なくなってきています。でも0歳~2歳くらいまでは多い。何かイベントに行きたいと思って申し込むときに、お金がかかるイベントだと、そのキャンセルリスクを抱えてしまう。

それでイベントに参加するのをためらってしまう人もいる。いざドタキャンとなってしまった時に、周りに迷惑が掛かったという気分になってしまう人もいる。

私は今でこそ、結構イベントに出かけるようなったのですが、子供が小さいときは全然行ってなかった。そもそも「母親が子供の面倒を見るもの」という固定概念があったし、無意識のうちに、このキャンセルリスクを抱えていたのかもしれない、と気づきました。

キャンセルリスクを抱えて、他の人に迷惑かけるかもしれないという遠慮のハードルがあって、イベントを申し込めない人も多いかもしれない。

「共済」のしくみは、みんなハッピーになるんじゃないかな

今回このキャンセルリスクを、仕組みで解決したいというのが、「共済」の提案でした。

この件をコミュニティ内と、ツイートで投稿したら、すごく良い反応が得られました。正直言うと、ちょっと否定的な意見があってもおかしくないかなーとも思っていました。

参加者として、主催者として同じような経験をしている人からも、共感いただきました。

この提案のときに、HUCメンバーが共有してくれたのが、病児保育「フローレンス」さんの「共済」の仕組み。

この考え方、すごくいいですね!

フローレンスHPより

月会費が「共済型」になっている。

  • 毎月の掛け金は、一回分の病児保育費用(9時間まで)を含んでて、当日朝までで100%対応。
  • 元気で利用なしの時は、三ヶ月ごとに掛け金見直されて自動車保険みたいにリスク勘案して安くなる。
  • 全く使わなくても、自分の保険と誰かの病児保育と運営を支えるお金になってる。

たしかに、最近すごく感じるのは、「自分のお金が、誰かを幸せにする」というのに共感する人が増えているということ。

佰食屋の中村朱美さんも仰っていたし、このあいだ「子連れ100人フェス」というイベントのためにクラウドファンディングをしたときも思いました。

クラウドファンディングのときに、一番人気だったのがこのリターン。

「自分はいいから、ごまどうふを子供たちに配ってね」というリターンでした。同じお金を出して、自分のために、というのよりも「誰かのために」と思ってくれるのは、ほんとにありがたいです。そして、その「誰か」がより具体的にイメージできて、その人たちが喜んでいる姿を想像できると、より共感を生むのかなと思いました。

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