なぜ女性が意思決定を持つことが大切なのか?

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。

昨日は、元ほぼ日の篠田真貴子さんがお話されるイベントに行ってきました。

テーマは、女性のエンパワメントと無意識のバイアスについて。

昨年発表された「 ジェンダー・ギャップ指数」で、日本が121位であった衝撃もあり、私自身あらためて関心を持っているテーマです。 私なりに学んだことを、書いておきたいと思います。

「女性が意思決定を持つ」ことが、なぜ大切なのか?

「エンパワメント」という言葉は、色んな意味で捉えられると思いますが、「女性が意思決定を持つ」という意味で、このイベントではお話されていました。

ここでは、マクロでの社会的な意味を中心としたお話。

たとえば、法律、政策、経営方針など未来の社会の重要な意思決定に、女性が関わることが大切。

まさにこれは、最近の新型コロナウィルスの問題で、政府の方針に対して、思うことが多々あります。

先日、「顔認識AI」で、黒人女性の顔認識の精度が悪いということが問題になったそうです。これは、AIの精度で大切になるデータが、白人男性中心であったから。これが意味することは、このようなジェンダーギャップ(この例では、人種的な偏見も含めて)が、そのまま未来の社会に反映されてしまうということ。

メリンダ・ゲイツさんの著書がとても興味深い。
マイクロソフト社創業者ビル・ゲイツさんの妻であり、2000年に慈善団体を設立されています。財団の名前はビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団。

「すべての生命の価値は等しい」という信念の下、最貧困と言われる状況からの自立を支援し、すべての人が健康で充実した人生を送る世の中の実現を目指しています。

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篠田さんは、この本の感想をnoteに書かれています。

最貧国や途上国と言われる国々の支援活動を進めているメリンダさん。私自身は、このような国々で起きているジェンダーギャップは、日本とは違うものとして考えてしまっていました。

今回篠田さんのお話を聞いて、noteを読んで、根っこにあるのは同じ問題なのだと感じました。

自ら「変わりたい、変えよう」と動き出さない限り本質的改善は実現しない というのは、どの国でも同じ。

このようにしてメリンダさんたちは、途上国の保健衛生改善に貢献するには、医薬品の開発や配布だけでは不十分で、家族計画から着手せねばならないこと、地域ごとの価値観に寄り添うこと、さらにはそれぞれの地域の価値観の中にいる人々が自ら「変わりたい、変えよう」と動き出さない限り本質的改善は実現しないことを深く理解して、支援プログラムとして実践するようになりました。

篠田さんのnoteより

女性の経済力の問題も、レベル感は全く違うものの、共通している。

例えば、一家の稼ぎ手である父親が死亡したり病気になったりして、母親に経済力がないために希望する進学先を諦めたり、卒業に苦労したりした知り合いが、私には何人もいます。今でも日本ではまだ女性のほうが就業率が低く、賃金も男性より25%も低いのです。父子家庭の平均年収は360万円なのに対し、母子家庭は181万円しかありません。女性のほうが経済力が劣るために子どもたちの教育機会が閉ざされる、という点では、世界の最貧国と同じことが起きているわけです。

篠田さんのnoteより

そして、「内なる声」に気づくことの大切さ。それが、教育によって気づけること、声を上げること、それが周りの支えによって大きくなっていくということ。

“Voice” という言葉には、話し声や歌声の「声」のほか、“Find your voice”という言い回しにあるように「心の奥底にある、内なる切実な声」という意味もあります。この学校の女の子たちは、教育を通して自分たちの内なる声に気づき、自分の勇気と周りの支えによってその声を表に出したことでその声と行動が周りに届いて、実際の声量も大きくなっていったのですね。

メリンダさんの活動を知らなかったのですが、丁寧に人々に寄り添って、同じ景色を見て、痛みを一緒に感じていることを知りました。

メリンダさんがつらい状況にある人々の話を聞き続ける理由は何でしょう。遠くから来た部外者である彼女が貧困地域のなかで最も弱い立場にある人たちに、少しでも意味のある存在になろうとするならば、人々の話をよく聞き、同じ景色を見て、痛みを一緒に感じるしかないから、とメリンダさんは書いています。

「すべての生命の価値は等しい」 という本質的なことに加えて、メリンダさんは、IT (Tech) 業界にもっと女性が進出しないといけない、とも言われています。IT業界はいま伸び盛りでチャンスがたくさんある、そして、ITが社会に及ぼす影響が非常に大きいから、

このメリンダさんの本については、篠田さんのnoteの続きがありました。

女性のエンパワメント =「女性が意思決定を持つ」ことの大切さを、マクロ的な視点、社会的な意義について、理解できました。

じゃあ、この女性のエンパワメントを進めるために、何が必要になるか?

日本の現状では、

  • 女性管理職比率が低い
  • 女性の非正規雇用(パートタイム)比率が高く、男女の賃金差がある
  • IT業界での女性比率が低い
  • 政治での女性比率が低い

ここには、ざっくり言うと「男は稼いで、女は家を守る」といった性別の役割分担意識=「無意識のバイアス」の緩和が必要になるというお話がありました。

長くなってしまったので、この話はまた改めて書きたいと思います。

※追記:後編は、下記のブログに書きました。

「無意識のバイアス」の緩和は、ジェンダーギャップの解消につながるか?

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