こんにちは、なつみっくすです。
このまえ観ていたNewsPicksのライブ配信「withコロナ時代の生存戦略~リモートワーク編」で、興味深いことが取り上げられていました。
bosyuの代表である石倉さんと、幻冬舎の設楽さんの対談。
「リモートワークで、性別のバイアスが無くなる?」かもね、というお話。
その時に描いたメモは、こちらです。
どんな話だったのか、少しまとめます。
リモートワークの誤解は3つある。
- 弱肉強食?
- 成果主義?
- マネジメントが難しい?
それぞれに対して、
- 弱肉強食? → 強者と弱者のルールが変わるだけ。
- 成果主義? → 成果というと「すごいこと」をイメージする人が多い。「当たり前のこと」を淡々とやることも大切。普通の人の成果が評価される。
- マネジメントが難しい? → 何も難しいことは無い。メールは連絡手段と割り切る。チャットは、オフィスの会話、ザツダン。これを有効に使うこと。
そして、リモートワークのメリットとして、3つ話がありました。
- 住んでるエリアは関係なくなった。どこでもOK
- 雇用形態もフルタイムじゃなくてもOK
- 性別もバイアスがなくなる?(弱まる?)
この性別バイアスの話は興味深いので、自分なりに掘り下げてみたいなと思います。
リモートワークで、性別バイアスに与える影響は?
いまは有事なので、子供も学校休校や保育園の休園などで、おうちにいる。
この子供がおうちにいながらリモートワークではなく、大人だけでリモートワークをしている状態をイメージしてみる。
働く場所と時間が自由になる
まず、働く場所と時間が自由になるのは、これまで時短とかで働いている方にとってはメリット。通勤時間が削れるので、働く時間が長くなる。
このまえ、時短をしている人とお話したけど、ここのメリットは強調されていました。
そもそもフルタイム or 時短? という働く時間が前提となった評価ではなく、アウトプット(成果)が評価になれば、時短うんぬんの話も無くなる。
創業時から全社員フルリモートで運営している石倉さんの会社では、「エリアや年齢による給与の差が無い」「また、正社員か契約社員かといった雇用形態に関係なく、役割が同じなら給料も同額を支払っています。 」とのこと。
この話は、リモートワーク前提で創業した会社ならではの気がしますが、すごい可能性を感じます。
「リモートワーク=女性」のバイアスがなくなったら良い
このコロナ以前のときに、私はちょっとした違和感を持っていました。
それは、「リモートワーク=女性」のイメージ。
さっきの時短うんぬんの話もあり、リモートワークが女性に与えるメリットは大きい。でも、だからと言って、「リモートワーク=女性」のイメージが付くのは、ちょっとどうかなと思っていました。
これまでリモートワークと言うと、何かのサポートのコールセンターや、インサイドセールスなどの部隊のイメージが強く、オフィスワーカーより安価な給料になる傾向もあったと思う。
「リモートワーク=女性」のバイアスが個人的には引っかかっていました。このバイアスが、「全員リモートワークが前提」となった社会では、無くなってくれるのはうれしいなと思います。
オンラインミーティングで、性別バイアスが無くなるか?
これは自分のなかで、答えが出ているわけではないのですが、オンラインミーティングで、性別バイアスが和らぐキッカケになるといいなと思います。
リアルのミーティングでは、
- えらい人の座る位置が決まっている(いわゆる上座)
- えらい人の発言をみんな注目する
- ミーティングの少数派(たいていは女性)は話しにくい
傾向があったかと思います。
少なくともオンラインミーティングでは、座る位置を気にしなくなる。
かと言って、えらい人の発言を注目することがなくなるか、少数派が話しやすくなるか、というと、そこまで大きい変化は無いかもしれない。
「声の大きい人が発言する」構図は、基本的には変わらない。
オンラインミーティングで、声が小さい人の意見を拾う
このまえ聞いたお話では、「オンラインミーティングで声が小さい人の意見を拾う」には、チャット欄を使うと良いとのこと。
- 「チャットにどんどん書き込んでね」と伝える
- チャットを盛り上げる人を決めておく
- 「チャットに、〇〇さんがコメントしてくれますね」とコメントを拾う。このときに、声が小さい、少数派の人の意見を最初に拾っていく。
ファシリテーターの力量やスタンスによる所も大きいのですが、チャット欄を使えば、声が小さい人も意見を言えると思いました。
個人的にはアバターを試していきたい。
SnapCameraで、顔をアバターにしてオンライン飲み会に参加することが流行っていますが、これをビジネスのミーティングでも使ってみたいな、と思ってます。
いろんなアバターが選べるけど、この「じゃがいも」とか、気に入っています。
こういうアバターで、ビジネスのミーティングをしたら、性別バイアスが少し和らぐんじゃないかと思ってたりします。
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