昨日は、「コミュニティづくり勉強会」をしていました。
先週も同じ内容を別コミュニティ向けにしていたので、今回は2回目。
人によって、反応や興味関心のポイントが違うので、おもしろい。
前回も、今回も「質問」から始めてみた。
「事前にどういうことを聞きたいかコメントくださいー」と言ってみたけど、これは何も出なかったんです。「コメントまでするほどじゃないかな」とか、こちらの聞き方がざっくりしていたのかもしれない。
「今日、どういうことを聞きたいですか?」
最初に参加者のみなさんに問いかけたのが、「今日、どういうことを聞きたいですか?」
なぜかと言うと、勉強会をする側としては、参加しているみなさんの期待に少しでも答えたい。勉強会が終わった後に、「ちょっと違ったな」とか「あんまり聞きたいこと、聞けなかったな」となってしまうと残念なので、そうならないようにしたい。
あと、参加者側のメリットもあると思います。
私も、「あー、この勉強会出たい。」と思って申し込んで、参加してみるけど、具体的な目的とか聞きたいことを考えないまま、参加することが良くある。
それよりは、「なぜ、今日参加しましたか?」「今日、どんなことを聞きたいですか?」と問われると、考えることができる。
勉強会のはじめに、これを具体的に思い描けると、勉強会を聴く気が高まるし、自分が得たいところをちゃんと持ち帰れる気がする。
聞きたいことも、目的も、人それぞれ
最初の問いをしてみて、聞きたいことも、目的も、人それぞれだなと思いました。
たとえば、こんな感じです。
- 「これからコミュニティを始めたい。立ち上げのノウハウを聞きたい。」
- 「ビジネスでコミュニティをしているのではなく、金銭が発生しない中で、自発的に成り立っているコミュニティの要因を知りたい。」
- 「心理的安全性について聞きたい。」
- 「みんなの意見を否定せずに、でも議論を活性化させる方法について知りたい。」
- 「お母さんコミュニティを作りたいので、お母さんコミュニティとして気をつけていることを知りたい。」
- 「なんで、コミュニティを立ち上げたのか?を聞きたい。」
資料にすると、どうしても汎用的なことになりがち。
最初に、参加者のみなさんの聞きたいことが分かると、説明しながら、「ここは、〇〇さんが気になっていたポイントですが・・・」と差し込める。
〇〇さんは、そのパートを「自分ごと」として聞けると思います。
オンラインは、インタラクティブを多めにした方がいい
1回目の勉強会は、「前半が一方通行で話すぎたなー」と反省したので、2回目は、もう少し早めにインタラクティブな質問の時間が取れるよう、調整してみました。
Zoom上で、資料を使って説明していると、参加しているみなさんの顔色が分からないので、不安になる。
リアルの時よりオンラインの方が、多めに「問いかけ」を入れたり、インタラクティブになるようにしないと、集中力が持たない。ここは、改めて心がけたいポイント。
「チャットを入れてください。」とか、「何か質問ありますか?」と問いかけて、反応を見たり。途中で画面共有を外して、Q&Aの時間を設けたり。
画面共有が外れると、一気に参加者のみなさんの顔が映るので、その時にみなさんがハッとした表情になるのが印象的。こまめに画面共有を外してみても、いいかも。
最初はどうなるか不安だったけど、色んなフィードバックをいただいたり、質問を受けることで、自分でも勉強になりました!
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