「自分株式会社」で棚卸ししてみる

転職・副業で有名なmotoさんのnoteを読んでいました。

会社に依存しない「自分株式会社」の考え方。

「“自分”という会社を経営する目線を持てばいいよ」

僕はこの考え方を「自分株式会社」と呼んでいます。自分株式会社というのは“自分自身を会社に見立てて考える思考”のことです。

僕は「株式会社moto」という会社の経営をしている。売り上げは今在籍している会社からの報酬と副業の収入。そこに家賃やご飯代、通信費という経費がかかり、手元に残った金額が利益。会社における経験や資格がBS(資産)になる、という考え方です。

この「自分株式会社」の考え方ですが、去年友達と話していたときに、教えてもらいました。

その時、「あー、その考え方、おもしろいよね」とすごく腹落ちしたことを覚えています。こうやってアドバイスくれる友達がいるの、ほんとありがたい。

「自分株式会社」で棚卸ししてみる

私なりの「自分株式会社」を棚卸ししてみると、

こんな感じだと思います。

「営業部」という表現が正しいか分かりませんが、ここは本業のIT企業での仕事が入ると思います。収入の軸。

そして、「新規事業開発部」では、母親アップデートコミュニティの活動。

もともと新規事業だったけど、これはこれで1本の事業部になってきている。

それ以外には、コーチング、原体験ワークショップ、絵本制作ワークショップ、コミュニティづくり、チームづくりなど。

新規事業として、色んなことをトライ&エラーしている。

そして、「経理部」。自分のお金の管理。(ここ、めちゃくちゃ苦手です)

「人事部」は、5歳の息子がいるので、息子の成長を見守る役割。

「ラボ」は、自分の学びを蓄積するところ。読書をしたり、最近だと『シン・ニホン』という本のアンバサダーとして活動して、読書会を開催しています。読書以外にも、イベントに参加したり、動画を観たり、学ぶことが好きです。

「総務部」は、日々の色んなオペレーションが入ってくる。家事とかも、ここに入ってくるのかな。

この考え方の何が良かったかというと、「なんかモヤモヤする」「自分のやっていることが、これで良いのか不安になる」という時に、客観的に自分のことを見れる。

日々の学びも、「ラボ」で他の事業部へ展開できることを考えると必要なこと。子育てを「人事部」と考えるのは賛否両論あるかもしれませんが、「あー、そう考えると自分の経験、スキルとしても良いかも」と思えるようになりました。

書き忘れましたが、「広報・マーケティング部」も大切ですよね。私の場合、ブログやTwitterをやっているのは、広報・マーケティング部の活動な気がします。

バランスシートの考え方

「自分株式会社」の中には、バランスシートの考え方もある。

自分の資産をバランスシートで考えること。

前に書いたブログから抜粋すると、

NewsPicksアカデミア「自分のキャッチコピーを持つ」スーパーイノベーター沼田尚志氏

トータルの資産をどう作っていくか?と考えたときに、純資産を自己啓発などでアップすると、負債(借り入れ)が下手になる。

このバランスシートの考え方を知ったときに、「借り入れ」も資産の一部になるという発想が無かったので、びっくりしました。

「誰かに何かをしてもらうこと」は、私は苦手なのですが、それを資産と考える。でも、借りたら借りっぱなしじゃなくて、それ以上のものを返していくことが大切。

これによって、資産が増えていくという考え方。

たとえば1万円借りたら、5万円にして返す
→そしたら、10万円返ってくる
→今度は、100万円返す

ということを繰り返すイメージとか。これを繰り返して、借り入れをめちゃくちゃ丁寧にすることで、自然と総資産が高くなる。

人の信頼を傷つけることはしない、すごく丁寧に対応しているというのがお話を聞いてきて、伝わってきます。

たまに、こんな感じで、「自分株式会社」の棚卸しをしてみて、今の自分の活動を客観的に見てみるといいなーと思いました。

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