こんにちは、なつみっくすです。
昨日は、母親アップデートコミュニティ(HUC)の立ち上げから、ちょうど1周年。
思い起こせば、2019年1月23日のNewsPicksの番組「WEEKLY OCHIAI」に観覧に行ったことがキッカケでした。
1月23日という響きから、「いち、にの、さん」と何かが始まる予感のあった日。あの時に感じた熱量と、「こんなに熱量があって、課題意識の強い母親が集まったら、みんなでアクションを起こしていけるよね」と直感で思いました。
あれから、ちょうど1周年。
この記念すべき1月23日を「母親アップデートの日」として提唱して、私たちはプレスリリースをし、1周年イベントをしました。
「1周年イベントをやりたい」と思っていたけど、「なんで、このイベントをやるのか?」を自問自答していて、「記念すべき、1月23日にやろう」と、背中を押してくれたメンバー。最初は場所が空いてなくて別の日になりそうだったのが、場所もお招きしたいゲストの皆さまも、この日に限ってご都合が合うという奇跡。
この1年で、アップデートの輪は、確実に強く大きくなっているのを実感していて、「ここから、また新しいアップデートを始めよう!」と一人ひとりが思えるようなイベントにしたいと企画をしました。
「毎日0.2%アップデート」の輪が大きくなっている
特にこだわったのは、一人ひとりの「母親アップデート」を、シェアすること。
私たちは、「1人が100歩」よりも「100人が1歩」を実現できるコミュニティ。その1歩をシェアすることで、また新しい1歩が生まれる。
私たちは「毎日0.2%アップデートでも続ければ、1年で200%になる」を大切にしています。それぞれが実践してきた 「毎日0.2%アップデート」を、フラッグにして、 会場の装飾にしました。
展示や制作物にもこだわりました。
この1年の活動の年表と、1年経っての想いを綴っています。
「母親アップデートかるた」ができました
この1年のアップデートや、私たちが大切にしていることをまとめた「母親アップデートかるた」もできました。
400件以上集まったコメントからの言葉、そして30人以上の方々に、イラストを描いていただく。
今回のゲスト4名のみなさまにご協力いただいた「かるた」がこちら。
- 花まる学習会代表の高濱 正伸さん
- SLOW LABELディレクターの栗栖 良依さん
- シェアリングエコノミー協会 事務局長の石山 アンジュさん
- NewsPicks Studios CEOの佐々木 紀彦さん
コミュニティの生みの親である高濱先生が、あの番組観覧のときにおっしゃっていたファーストアクション。「つながりの中におく」という言葉。この言葉から、私たちのコミュニティは生まれました。
今回の会場ともなった「SHIBUYA QWS」で、私たちのプロジェクトを採択いただいた栗栖さんから頂いた言葉。社会に感じている不寛容さを、自分たちで声をあげて、変えていけるパワーが私たちにはある。
コミュニティ発足のきっかけとなった「WEEKLY OCHIAI」の番組でMCをされていた石山アンジュさん。
コミュニティ初めて1ヶ月で、アンジュさんの著書である『シェアライフ』の読書会をさせていただき、私たちのシェアライフが始まった。
それまでシェアという概念がまったくと言っていいほど無かった私は、「自分だったら何をシェアできるんだろう?」と考えたことを覚えています。
『シェアライフ』の本の帯に、「ゆとりがあるからシェアではなく、シェアすることでゆとりが生まれる」という私たちの言葉を採用いただきました。
そして、NewsPicks佐々木紀彦さんは、私たち「母親」のパワーを信じて、いつも応援してくださるのがありがたいです。NewsPicksインフォグラフィックエディターの櫻田潤さんに、イラストを描いていただきました。
「私の母親アップデート」リアルな物語から生まれる共感
そして、何と言っても、「私の母親アップデート」と題して、それぞれがアップデートできたことを1分でピッチするセッションは、どうしても入れたかった。自分の言葉で、しかも1分という限られた時間で話すのは難しいけど、それぞれの言葉で話すから意味がある。
私たちが伝えたいのは、リアルな物語。
「だれも否定しない」というルールは、自分も否定しないということ。たとえ意見が少数派でも、自分の意見を信じて貫く。
こう見えて、実は「控えめ」。だからこそ大きい声を出すし、みんなのアップデートに影響されて、人生初のクラウドファンディングや、人生初のプレスリリースなどに挑戦できた。
田嶋陽子さんみたいに声が大きいメンバーもいれば、「脱・普通」を主張するメンバーや、「母親だから、〇〇できない」じゃなく、それをポジティブに変えたいと、0歳の赤ちゃんを抱っこしながら言うメンバーがいたり。やっぱり、「私は歌が好きだ」と歌を歌いだすメンバー。東北からのアップデートで「開けられなかったドア」を開けるようになって、年収2倍になったメンバーも。
まだまだあります。
突然の怪我で、周りの人への日常の感謝に気づいたメンバー。「母親は、まず自分を大切にしよう」というメンバー。コミュニティメンバーの多様性に触れて自分をアップデートできて、「アップデート伝道師」になりたいと言ったメンバーや、「遊びと体験」を大切にするメンバーもいました。
このセッションが終わったあとに、「この1分ピッチに、ものすごく感動した。私も、出れば良かった。」と言ってくれたメンバーがいたのも、うれしい。
ゲスト4名のみなさまに、心に響いたメンバーのピッチを選んでいただきました。
やっぱり、こうやって「自己表現」するのは大切だし、なにより楽しい。母親になると、子供のため、家庭のため、仕事のためと時間も割かれるので、自分と向き合う時間が少なくなる。「〇〇くんのママ」じゃなくて、自分中心で、こうやってポジティブに語りあえる仲間がいるのは、ほんとにありがたいなと思います。
そして、ゲスト4名の皆さまとのパネルディスカッションも盛り上がりました。
ニューヨークからお越しいただいた国際建築事務所ラグアルダ・ロウ・アーキテクツ共同代表の重松健さんにもご参加いただきました。
高濱先生に、「このムーブメントは、革命だ」と言っていただいたことや、既存の常識に縛られることなく、自分たちで常識を作っていこうという言葉には、勇気づけられます。
やっぱり、私たちHUCが届けられるのは、母親たちのリアル。自分たちで感じる違和感をちゃんと言葉にして、前向きにそれにアクションしていけるのが、すごいところだと思います。
このイベントを通じて、それぞれが感じた想いを「かるた」に書いていただきました。そのうちの一部はこちら。
1年前に「コミュニティを立ち上げます」と宣言したものの、コミュニティをやったことないし、右も左も分からなかった私。その翌日に、藁にもすがる思いでコミュニティの立ち上げの相談を、G2さんにさせていただきました。その時にアドバイスいただいて印象的だったのは、「旗」と「余白」。
みんなで考えたキャッチコピーである「無敵の、つながり。母親を、もっとおもしろく。」という「旗」。そして、今回のイベントや、これまでの活動すべてにおいて、みんなで創り上げるという「余白」を大切にしてきました。
なんと、懇親会にはNewsPicksでおなじみの産業医・大室先生も来ていただき、歓喜に沸くメンバーたち。
イベントに参加いただいた皆さま、日頃からHUCを応援いただいている皆さま、HUCメンバーのみなさん、感謝を言い尽くせないのですが、本当にありがとうございました!
ちなみに、このイベントの前日に、落合陽一さんにも1周年イベントの冊子をお渡しすることができました。感激!
こうやって、「感謝」の総量が増えていくことで、確実に私たちの未来は明るくなる。
ここから、またアップデートが始まる。
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