「自分軸」に大切な「課題の分離」

2日前から、自分軸を持つことの大切さと、自分軸を持つことがWell-being(持続的な幸せ)につながることを、ブログに書いています。

「自分軸」テーマのDay3です。

「自分軸」を持つことが、Well-beingにつながる。 「自分軸」を持つと、承認欲求から解放される。

今、「自分軸」を持つためのプログラムを開発していることもあり、

これから、しばらく「自分軸」をテーマに書いていきたいなと思っています。

「自分軸」を持つことが、Well-beingにつながるイメージ。

  1. 「自分軸」を持つ : 根っこ
  2. 「自分」を生きる : 芽が出る
  3. 「つながり」という栄養を得る : 太陽
  4. 「Well-being」な状態になる : 自分の花が咲く
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「自分軸」に大切な「課題の分離」

これは、昨日のおさらいです。

承認欲求から解放されるため、他人軸から自分軸に変えるために大切なのが、「課題の分離」。これは、「嫌われる勇気」ということもできると思います。

「課題の分離」とは、「自分の課題」と「他者の課題」を明確に分けること。

「自分の課題」には取り組むけど、「他者の課題」には踏み込まない。

自分にウソをつかない。自分の信じるベストな選択をする。これが「自由」な状態。

この自分の選択について、他者がどう思うかは、「他者の課題」。

親と子の「課題の分離」

親が子をコントロールしてしまうのは良くある。私もよくもがいています。

知らず知らずのうちに、自分の中での「理想の子ども」像があって、公共の場所ではおとなしくして欲しい、人に迷惑かけないで欲しいとか、無意識のうちに思っています。

この「理想の子ども」像とのギャップを、減点方式で考えてしまっているのかもしれない。

そうではなく、目の前の子どもを見つめること。

そして、子どもの課題を切り分けて、そこには踏み込まない勇気を持つこと。

どの選択による結末を最終的に引き受けるのは誰か?

それによって、誰の課題かが明確になる。

子どもが「勉強をしない」ことは、親のあるあるの悩みだけど、勉強をしないことでその結末を引き受けるのは子ども。つまり、これは「子どもの課題」であること。

それに対して、親が「勉強をしなさい」と言うのは、「子どもの課題」に土足で足を踏み入れていることになる。

見守ること。

でも「放置」という訳ではない。助けを求められたら援助をすることが大切。

アドラーが有名になった本『嫌われる勇気』に書いてあった、この喩えが好きです。

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることは出来ない」

「水辺に連れて行く」という援助は「自分の課題」、それ以降の「水を飲むか飲まないか」は「他者の課題」。

「他者の課題」 はコントロールできない。

アドラー心理学的に言うと、「他者の課題」には一切負い目を感じず、気にする必要はないんです。

そう思うと、「課題の分離」をしっかりして、

  • 「自分の課題」に集中する
  • 「他者の課題」は見守る

ことをトレーニングしていきたいなと思います。

そうすることで、悩みやモヤモヤを自分の中で解消できるようになる。

「結末を経験させ、自分で結末の責任を取り、そこから学ぶ」機会

「課題の分離」 が大切だと言っても、それは理想論だよね、という気持ちもあります。

現実には、「勉強しないと、成績が落ちるから」「受験に失敗して、良い学校に進学できないから」「学歴がないと、良い仕事に就けないから」。と、「勉強しないと、大変なことになるぞ」と子供を脅したり、「勉強したら、ご褒美をあげる」とエサで釣ったりしてしまうもの。

アドラーは「結末を経験させ、自分で結末の責任を取り、そこから学ぶ」機会を与えることを説いています。

どうしても自分が親としてイライラしてしまうのは、「自分の課題」。

子どもをコントロールするのではなく、自分のイライラを解消する別の方法を探す。

まず概念で理解して、実践でトレーニングして、また概念に立ち戻る。

こういうサイクルで、ちょっとずつ自分の中に染み込ませていきたいです。

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