ここ最近、また”多様性”について考えているので、ここに書いておこうと思います。
ここで言う “多様性”とは、いろんな考え方を持つ人の集まり、と定義してみます。
“多様性”に関して、印象に残っているのは、元リンクアンドモチベーションの麻野耕司さんが言っていた言葉。
“多様性”だからといって、誰でも良いというわけではない。
共通の価値観があることが大事。
これが無ければ、六本木を歩いて、誰でも良いから人を集めるのが、一番多様性があることになってしまう。でも、そうじゃないですよね。
この話を聞いて「たしかに」と、すごく腹落ちしたことを覚えています。
これを図で表現してみました。
共通の価値観(図でいうところのブルーのボックス)という土台があることで、考え方の違いが成り立ち、お互いを認め合える。
つまり、共通の価値観の上で成り立つ”多様性”。
じゃあ、ここで言う、共通の価値観とは何か?というと、
ビジョン、ミッション、バリュー(行動指針)とルールと思っています。
私たちが運営する「母親アップデートコミュニティ」の例でいうと、こちらです。
特に、「誰も否定しない」というルールを大切にしています。
これは、特定の人格を否定しないということ。
つまり、「あの人(あなた)は、ダメ」と言わないこと。
このルールがあるからこそ、お互いの意見の違いを認め合える。
ちなみに「誰も否定しない」については、これまでブログに書いてきていますので、ここに貼っておきます。
「誰も否定しない」が神ルールと言われた理由 「誰も否定しない」ルールの反響。「受け止める」と「受け入れる」のちがい。コミュニティ運営の観点だと、最初にコミュニティに入る時の「入り口」で、この「共通の価値観」に共感してもらえていることが条件となると思います。
ここで明らかに価値観や方向性が違うとなってしまうと、”多様性”が成り立たない。
さっきの図でいう山の頂上を目指す、大きな方向性に共感していて、山の登り方(考え方)は色々あるよね、と思っています。
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