こんにちは、Natsumiです。
Abema TVの番組「ニシノコンサル」を観ました。
今回は13回目の「若い世代に本を売りたい!」がテーマです。
ビジネスの悩みを抱えた相談者に、キングコング西野亮廣さんとゲストがコンサル!
アイデアを出していく切り口とか、すごく勉強になる番組です。
今回は西野さんの新刊『新世界』をどのように販売促進していくか?、という、完全に番組を私物化した企画!西野さんが相談者になっています。
ニシノコンサルは、単にコンサルしていくだけではなく具体的に行動につなげる、それが良いですね。
ちなみに、ニシノコンサルのこれまでの放送はこちらから観れます。
若い世代に本を売るには?
相談者:
・キングコング・西野亮廣さん
・KADOKAWA 執行役員 安本さん
※『新世界』の出版社
相談相手:
・SHOWROOM代表・前田裕二さん
・椎木里佳さん
※中学生で社長になったカリスマですね。いま女子大生になって社長をされています。
※80名の女子高生マーケティング部隊を持っている。
ゴール:「30万部を売りたい!」
1. マーケットの状況は?
→ ビジネス書を買う人のマーケットは、だいたい30万人
→ これまでのやり方で10万部は売れる。30万部を目指すとなると、ターゲットを広げていく必要あり。
・これまでの西野さん本の実績
全部ベストセラーですね!改めてすごい!『革命のファンファーレ』は斬新でした。
『魔法のコンパス』 10万部
『革命のファンファーレ』 16万5千部
『えんとつ町のプペル』(絵本) 35万部
2. 『新世界」の販売促進、3つのポイントは?
今回より広いターゲットに売っていくために、西野さんが考えた3つのポイントがあるとのこと。
出版社のコラボは、なかなかハードルが高かったようです。
これだけ忙しいのに人とのつながりを大事にしているのは、素晴らしいですね。
1) 出版同盟 : 徳間書店 + KADOKAWA + 幻冬舎の3社でコラボ
→ お互い宣伝しあうことで、広告費を最大化できる
→ 3ヶ月連続で出版することで、書店のコーナーをGETできる
2) 自腹広告 : 毎日新聞の一面広告、ゆりかめもジャック、新宿駅広告
→ 毎日新聞の広告は、本の文章を掲載。読んでもらうよう設計。
3) 書店員飲み会 : 全国の書店めぐり
→ 人とのつながりは大事。書店員のチカラで「どの棚に置かれるか」が決まる。
3. だれをターゲットにするか?
・前田さん分析
前田さん著書『人生の勝算』は8万部の売上。
思いのほか、20-25歳に売れた。
その世代は「なにか挑戦したい」という熱い想いを持っている。
就活生は30万人いる。ここがターゲットとしてありなのでは?
『人生の勝算』も、自己分析の話があったので売れた。これは前田さん的に想定外だったようです。
・20代前半の男女に聞く、西野のイメージは?
西野さんの本を買っていない = 98%
そもそもビジネス書を読んだことがない = 86%
→ 椎木さん「ビジネス書を読みたいという若者は、増えている」
西野さん
「若者のカリスマになりたい!」
4. 若者に売っていくにはどうすればよいか?
・女子大生のカリスマ・椎木さんに聞く
いまの広告のイメージは、若者には合ってないのでは?
-
・出所してた感がある。革命のファンファーレのほうが良かった。
・コピーの「大丈夫、いけるよ」も宗教っぽい。
→「XX分で読める!」「初ビジネス書はこれ!」とか、分かりやすいコピーが良いのでは?
本を若者に売るアイデアは?
-
・マイクロインフルエンサーに本を配る → 熱狂的なファンが多い
・SHOWROOMの演者に配る → 1人あたり100人は広めてくれる
・インスタの「ストーリー」のほうが、接触面積が増える。売り込み感がでない。
・イケメンなので、まずは顔ファンを増やす
・女性限定イベントで、にわかファンを増やす
・前田さんからのアイデアは?
「8分で読める」動画をアップする!
著者のオススメの読みかた、を伝えるのはあたらしい。
前田さん半笑いだったので、本気ではなかったかも?西野さん的にも、やるかどうかは微妙な感じでした。
・なぜ本は書店で”売り切れ”るのか?
出版社は返本のリスクがあるので、数は置けない。
(本の流通)出版社 → 取次 → 書店
一度納品したものを返本できる、というのは他業界のロジックからすると、独特な文化ですね。
西野さんは「サイン本」を事前予約制にするという試みをしたようです。 → この分は返本が無くなる。
8,300冊にサインをいれたとのこと、考えただけで大変な作業ですね。
・西野さんオンラインサロン登録者の属性は?
女性 37%、男性 63%
若い女性はやっぱり少ない! 18-24歳の女性は、わずか数%
→ 西野好き学生サークルを作るのは?
『新世界」をサークルの教科書にする!
私も、さっそく『新世界』読みます!
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